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ザ・サークル & 女神の見えざる手 [シアター&シネマ]

目黒シネマで二本立て映画を観てきました。(たまった鑑賞ポイントで無料)

ひとつは「ザ・サークル」
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監督:ジェームズ・ポンソルト
出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス 他

原題:The Circle
2017年、アメリカ、英語、110 分
字幕翻訳:松浦美奈

<あらすじ、公式サイトより引用>
世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業<サークル>。
創始者でありカリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)が掲げる理想は、全人類がすべてを隠すことなくオープンにする"完全な"社会だ。
大きな輪を意味する<サークル>では、誰もがいつでもつながりあい、互いの体験をシェアしあい、最高に刺激的な毎日を送ることができる。
憧れの最先端企業<サークル>社に採用され、日々奮闘する24歳の新人・メイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけにベイリーの目に留まり、新サービス<シーチェンジ>の実験モデルに大抜擢される。
至るところに設置された超小型カメラにより自らの24時間をすべて公開したメイは、あっという間に一千万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的な存在となる。
ベイリーの理想「全人類の透明化」を実現するため、更なる新サービス<ソウルサーチ>の公開実験に臨むメイ。
だがそこには思わぬ悲劇が待ち受けていた。
あまりにも膨大な善意の渦にかくされた<サークル>の重大な欠陥に気づき始めるメイだったが…。


もう一作は「女神の見えざる手」
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監督:ジョン・マッデン
出演:ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、ググ・バサ=ロー、ジョン・リスゴー

原題:Miss Sloane
2016年、フランス・アメリカ合作、英語、132 分
日本語字幕:松浦美奈

<あらすじ、公式サイトより引用>
政治家の心や世論を動かし、マスコミも操作し世界を変える決断に深く関与するプロフェッショナル集団、ロビイスト。
大手ロビー会社で辣腕をふるうエリザベス(J.チャステイン)は、銃擁護派団体から仕事を依頼される。
女性の銃保持を認めるロビー活動で、新たな銃規制法案を廃案に持ち込んでくれというのだ。
信念に反する仕事はできない…エリザベスは部下を引き連れ、銃規制派のシュミット(M.ストロング)の小さなロビー会社へ移籍。
奇策ともいえる戦略によって、形勢を有利に変えていく。
だが、巨大な権力をもつ敵陣営も負けてはいない。
エリザベスの過去のスキャンダルが暴かれ、スタッフに命の危険が迫るなど、事態は予測できない方向へ進んでいく…。

サスペンス・エンタテインメントの二本立て。

どちらも自らの信念、それに反する仕事との間での葛藤、そして信念を貫こうと闘う姿が描かれている。
最後の逆転劇が痛快。女を甘く見るんじゃねーよ!と言っているかのよう。


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タグ:サスペンス
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上野公園は昔ながらの花見光景 [東京 お出かけ]

花冷えの夜桜観賞。

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上野公園はすごい人出です。

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プレミアムFridayの上野公園はドンチャン騒ぎの模様。今夜は肌寒いけどね。

20180330 上野公園の夜桜3.jpg
満月前夜

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花見と言えばブルーシートというのは昔も今も変わらぬ光景。
そこへ怪しげな黒いマントと山高帽の男性がゆったりと歩いて行く。謎~(笑)


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タグ: 上野公園
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ブリューゲル展 画家一族150年の系譜 [アート&デザイン]

上野の東京都美術館で「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」を観てきました。

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ヤン・ブリューゲル1世、ヤン・ブリューゲル2世「机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇」部分、1615-1620年頃、プライベート・コレクション

16、17世紀のヨーロッパにおいて最も影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。
16世紀フランドルを代表する画家、ピーテル・ブリューゲル1世に始まり、150年にわたって画家を生み出し、一族の作風を継承することで「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立していった。

●ピーテル・ブリューゲル1世(1520/25-69)
一族の祖。人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現した革新的な画家。

子の世代
●長男のピーテル2世(1564-1637/38)
父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手掛けた。
●ヤン1世(1568-1625)
父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残した。

●ヤン2世、アンブロシウス(孫)
●ヤン・ピーテル、アブラハム、ヤン・ファン・ケッセル1世(ひ孫)

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ピーテル・ブリューゲル2世「野外での婚礼の踊り」部分、1610年頃、プライベート・コレクション

会場構成は次のとおり。
第1章 宗教と道徳
第2章 自然へのまなざし
第3章 冬の風景と城砦
第4章 旅の風景と物語
第5章 寓意と神話
第6章 静物画の隆盛
第7章 農民たちの踊り

個人所蔵の絵画などにより構成され、そのほとんどが日本初出展ということで、きっとこの先二度と見ることもないだろうと思い出かけました。
何事も一期一会ですからね。


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タグ:西洋絵画
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風と緑のコンサート2018 [ミュージック]

勤務先のオフィスが入っている赤坂インターシティAIRで素敵な催しがありました。

「風と緑のコンサート2018」
20180330 風と緑のコンサート1.jpg
ガラス窓の向こうには満開の桜が望めます

ランチどき、外に出ようとエレベータを降りてオフィスロビーに着いたら聞こえてきたヴィヴァルディの「四季」より春の第1楽章のメロディ。

コンサートの昼の部(12:10~12:40)は女性四人の奏者による弦楽四重奏(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)。
昼休憩の時間が限られているので後ろ髪をひかれながら、その場を後に。

夜の部(18:10~18:40)を聴こうと定時退社して、急いで地下道に通じるオープンスペースへ。
昼の爽やかな音楽とは雰囲気を異にして、ジャズのムードの演奏は、サックスカルテット(ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの各サクソフォン)。

20180330 風と緑のコンサート2.jpg

日本の四季によるミニチュアシンフォニーより春「さくらさくらコラールとフーガ」や森山直太朗の「さくら」など、桜の季節にちなんだ選曲。
演奏に合わせて思わず体をスイング、観客から手拍子も始まりました。

うーん、前の勤務先ビルではなかったお楽しみイベント。
今後も定期的に催しを企画するとかで期待しています。


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レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル [アート&デザイン]

六本木ヒルズの森美術館で「レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル」を観てきました。

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金沢21世紀美術館のコミッションワークのひとつ、「スイミング・プール」の作者として知られるレアンドロ・エルリッヒ(1973年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ)の世界最大規模の個展。
新作を含む40点を超える作品、しかもその8割は日本初公開という、観る前から気持ちが高まる展覧会でした。

「Building(建物)」というこの作品、実は、床面に寝転んでポーズをとっている人たちの姿が斜めに置かれた大きな鏡に映り、ぶら下がっているように見えるもの。
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「Hair Salon(美容院)」
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鏡の向こうにいるのは自分とは違う他人。そう、鏡はなく枠だけ

「Changing Rooms(試着室)」
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鏡なのか枠のみなのか、実際の奥行きは不明。迷宮に迷い込んだかのよう

「Lost Garden(失われた庭)」
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私がこちらから写真を撮っているのに、向こうに私がいる!

「The View(眺め)」
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隣のマンションの住人たちの日常生活を覗き見している罪悪感

「The Democracy of the Symbol(シンボルの民主化)」
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ブエノスアイレスの大通りにそびえ立つオベリスクの先端が切り取られ、ポンと置かれたような立体作品。
一般市民は、その先端部の中に入り窓から街中を眺められる(実はモニターに映像が流れる)仕掛け。

「The Classroom(教室)」
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二枚のガラスで仕切られた部屋。
手前から見ている観客が向こう側に亡霊のように映り込み(黒板に映っているのは私の顔)、教室に実際に座っている観客の姿は向こう側には見えない。
廃校の教室を使った作品。
少子化と過疎化。過去と現実。そこから未来を見る(考える)というメッセージがこめられている。

「The Cloud(雲)」
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何枚ものガラスに白いセラミックインクで日本の国(島)の形を描いた作品

「Port of Reflections(反射する港)」
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水面に小舟が浮かんでいるように見えますが、揺れをコンピュータで計算した立体作品

「見えていることだけが、現実ですか?」(チラシに書かれたフレーズ)

私たちが知らず知らずのうちに持っている固定観念、常識的な見方・考え方をいい意味で気持ちよく覆してくれる。
作品の中に身を置き体感するうちに、錯覚を利用した仕掛けに気づくと、なーんだ、と自分がいかに既成概念にとらわれているかを痛感・自覚させられるのです。


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タグ:現代アート
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六本木ヒルズさくら坂公園の夜桜 [東京 お出かけ]

本日の夜桜観賞は、六本木ヒルズさくら坂公園(別名ロボロボ園)。

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桜見物の人が少なく、意外と穴場かもね。

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韓国の現代美術アーティスト、チェ・ジョンファ氏のデザインによるロボットたちがたくさん。

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【おまけ】
白金高輪駅そばのコブシ。淡いピンクのぼかしが入ったような白い花が可憐。

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シェイプ・オブ・ウォーター [シアター&シネマ]

映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきました。

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TOHOシネマズ六本木ヒルズにて(スクリーン1、レディースデイ料金1100円)

監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス(イライザ)、ダグ・ジョーンズ(不思議な生き物)、
   オクタヴィア・スペンサー 他

原題:The Shape of Water
2017年、アメリカ、英語、124分

ファンタジー・ロマンス。

<あらすじ、公式サイトより引用>
1962年、アメリカ。
政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザはある日、施設に運び込まれた不思議な生きものを清掃の合間に盗み見てしまう。
“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われた彼女は、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。
幼い頃のトラウマからイライザは声が出せないが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。
次第に二人は心を通わせ始めるが、イライザは間もなく“彼”が実験の犠牲になることを知ってしまう。
“彼”を救うため、彼女は国を相手に立ち上がるのだが——。

ハンディキャップを持つものの健気に生きようとする同僚イライザを全面的に支えるゼルダ役を演じるのがオクタヴィア・スペンサー。今回も名脇役です。

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アークヒルズ界隈の夜桜 [東京 お出かけ]

東京の桜観賞、再開。

仕事を終えて、最寄り駅の六本木一丁目駅に向かう途中、赤坂アークヒルズ周辺の夜桜を愛でることができます。

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スペイン坂の桜のトンネルを上から。
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ここ数日の陽気で満開から早くも散り始めています。
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撮影場所は、アーク森ビルとアークヒルズサウスタワーを結ぶアークさくら橋。
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駅に向かわず、ちょっと迂回することに。
サウスタワーの脇を抜けて泉通りへ。

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20180327 泉通りの夜桜2.jpg

どっちを見ても満開の桜並木が見事。

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     20180327 泉通りの夜桜4.jpg

どんな角度から見ても美しい。

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淡いピンク色、濃いピンク色、これから咲こうとしている蕾

桜はなんと人の心を躍らせる花であることよ。


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東京の桜 早くも満開 [日記]

こんばんは。桜観賞家です。

桜を愛でるシリーズ(気がつけば六日連続の桜観賞記録)、今日はまず明治通り沿いの桜並木。

20180324 明治通り渋谷橋の桜.jpg
渋谷橋付近の歩道橋の上から撮影

向かったのは南青山の根津美術館。

20180324 根津美術館の桜1.jpg
通りに面した竹と桜で日本の美が感じられます

咲き始めて一週間。東京の桜は早くも満開を迎えたようです。

さて、こんな桜も愛でました。

桜のロールケーキ。塩漬けの桜と桜葉の塩味がクリームの甘さと調和。
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桔梗信玄餅アイスの新商品、吟造りさくら。パッケージも可愛いピンク。
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明日からはまた違う場所で桜を愛でられるかしら~


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香合 百花繚乱 [アート&デザイン]

南青山の根津美術館で企画展「香合 百花繚乱」を観てきました。

20180324 香合百花繚乱.jpg

合子(香合やピルケースなど小さい蓋付きの容器)を旅先などで買ってはいくつか集めています。
素材や形もバラエティに富んでいて、手元に置いて楽しめる芸術品だから。
そんな合子好きな私にうれしい香合の企画展を観るため、久しぶりに根津美術館を訪れました。

こちらの庭の桜も満開です。
20180324 根津美術館の桜2.jpg

香合は、茶の湯の道具のうちでは特に人気の高いもの。
お香は、炉の季節(11月~4月)には練香を使い陶器製の香合に入れ、風炉の季節(5月~10月)には香木(白檀や沈香などの木片)を塗り物は木地の香合に入れます。

初期の香合は唐物漆器でしたが、茶の湯の流行に伴い、黄瀬戸や志野など国内で作られた最新の焼き物、蒔絵の古い箱、螺鈿・染付・青磁など新しい唐物も使われるようになります。

本展では、香合約170点を展示。
日本、中国、朝鮮、タイ、ヴェトナムなどの愛らしい姿に気持ちも表情も思わずほっこりします。


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