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デンバーで空手の初体験  [旅 USA]

何事もright timingがあると思う。
GW休暇にUSAに行こうと思ったのは、友人のMimiさんがいるデンバーを訪れようと思ったから。彼女が結婚するために移って以来、「そのうち行くね」と言い続けていたのですが、ようやく実現したわけです。
そしてこの秋、彼女は仕事の関係でケンタッキー州へお引越し。春に行っておいてよかった~

日本にいるときから空手をやっているMimiさん。現地でも毎週欠かさず道場へ稽古に行っていました。
私が訪問する前に「せっかくだから空手を体験してみませんか?」と誘ってくれ、滅多にないチャンスとばかりに稽古に参加させてもらうことにしました。

デンバーの街歩きのあと、16th StoutからLight Railに乗って道場最寄りのAlameda駅へ。
乗り場の券売機で行き先のゾーンに応じてチケットを買い乗りました。(チケットの裏書きを読むと、発券から90分有効で、LRTとバスへの乗り換えが可能)

この彫刻の前で待ち合わせ。
20130430 2AlamedaSta.JPG
タイトル「Hand-up」 助けて~

仕事を終えて迎えに来てくれた友人の車で道場へ。
胴着に着替え、稽古場へ。初心者の私はキッズ・クラスの稽古に参加しました。
準備運動から始まり、一時間弱だったでしょうか、基本的な立ち姿勢や突き、蹴りを教えてもらい、心地いい体の運動実感。
続いては大人のクラスです。
20130430 3空手道場7.JPG

さすがに動きも複雑になり、私は隅っこで真似をしたり、見学したり。
相手をしてくれたアメリカ人のオジサンは「思い切り蹴っていいよ」と言ってくれましたが、大和撫子の私はつい遠慮がちになってしまいました。
でも、割と筋はいいみたいよ。(自画自賛?)

まだ稽古の途中でしたが、翌日にそなえ道場を後にしました。
心残りは胴着姿の写真を撮り忘れたこと。(ここ数年、コスプレ記念写真を年賀状にのせているので)
楽しい空手初体験でした。


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タグ:空手
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デンバーはPublic Artでいっぱい [旅 USA]

前の記事で書きましたが、デンバーは大小いろんな美術館があり、さらには街中にPublic Artが点在するアートの街なのです。

まずはデンバー空港すぐそばの丘陵地に何やら青い馬が前脚を上げて立ち上がっているではありませんか。

20130429 4Denve空港から市内へ.JPG
Luis Jimenez作「Mustang」

この不気味な馬の彫刻、体表には血管が浮き出たようになっており、暗くなると赤く目が光るなど、悪評が高いそうです。

市内のCivic Center付近には彫刻作品をたくさん見かけます。

Wellington E. Webb Municipal Building(14th Street and Colfax Avenue)のOutdoor Plazaに設定されている大理石でできた顔。
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Larry Kirkland「East 2 West Source Point」

Denver Central Library(West 13th Avenue and Broadway)の前庭Children's Lawnには赤い椅子にのった馬。
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「The Yearling」Donald Lipski

Colorado Convention Center(14th Street and California Street)のガラス越しに中をのぞき込んでいるのは青い熊。

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I See What You Mean(Lawrence Argent)

デンバー、ブルーの色使いが印象的。
この建物の中にもアート作品があるので中に入ってみると、警備のおじさんがいた。
「パブリックアートを見て回っているのですが、ロビーを見学してもいいですか?」と尋ねたところ、受付カウンターから何かリーフレットらしき印刷物を持ってきて「本当はめったに人にあげるものではないんだけど、あなたにあげるよ」と、デンバー市内のパブリックアートを写真と地図で紹介している冊子を手渡してくれたのです。感激~♪

パブリックアートと言えば、彫刻作品が多いのですが、こんなふうに建築物のデザインも考えられているような気がします。
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この建物は駐車場で、Light Rail Trainの線路が中を通っています。ちょうど電車が走っていきました。
道をはさんで反対側にあるのがDenver Perfoming Arts Complex そして、広いSculpture Parkには細い手足を躍動させている「Dancers」(Jonathan Borofsky)という彫刻作品が置かれています。
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デンバーには交響楽団やバレエ、オペラの公演も数多く催されるようで、ますますリピーターとして訪れたくなりました。

さらにパブリックアートを探しながらブラブラ街歩きを進めると、交差点そばのコンクリートの壁に落書きような絵画を発見。
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Lower Downtown(LODO)のあたりまでやってきました。Writer Square(1512 Larimer Street)の一角にはペガサスの彫刻が置かれています。
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来年は馬年。なんか縁起がいい感じ

最終目的地のMuseum of Contemporary Art, Denverに着きました。
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1485 Delgany Street, Denver, CO
www.mcadenver.org
火曜から日曜 10am-6pm(金曜は~10pm)、月曜休館

2007年開館の現代美術館、2006年開館のDenver Art Museumとともに、BRUTUS Casaの「日本の美術館・世界の美術館 今すぐ行きたい、最新・最強のベスト100」に選ばれていました。
空中に突き出ている建築も興味深い。
こちらも残念ながら時間がなくて中に入って展示を鑑賞することはできませんでした。

今回ご紹介したのはごくごく一部のパブリックアート作品のみ。
この何倍も実際には見ています。
さらにうれしいのは街の端から端まで頑張れば歩いて見て回れる距離だということ。(もちろん途中には休憩も必要ですがね)


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デンバー 美術館めぐり [旅 USA]

コロラド州デンバーと聞くと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
ロッキー山脈の麓のリゾート地とか?

私がデンバーを初めて訪れたのはかれこれ16年前。
当時携わっていた仕事の関係で会社のお偉いさんたちに同行しての出張でした。サービス提携していた企業の本社がデンバーにあったので。
ただし、すべてアレンジされた行程だったので、街中に出ることもなく何の印象も残っていません。

それで、今回事前に調べてみたら結構特徴的な美術館があることを知りました。
時間の都合上、すべてを見て回ることはできませんでしたが、とりあえず場所を訪れ、いくつかは中にも入ってみました。

まずはCapitol HillエリアにあるKirkland Museum of FINE & DECORATIVE ART

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煉瓦造りのあたたかみのある建物

1311 Pearl Street, Cenver, CO 80203
www.kirklandmuseum.org
火曜から日曜 11am-5pm、月曜休館

おもに1880年から1980年に焦点をあてた装飾美術が展示されています。
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家具、ガラス作品、陶器、テーブルウェア、金属、木製品からプラスティック製品にいたるまで3500点以上の収蔵品があります。
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美術館の名前にもなっている、コロラド出身の芸術家の一人、Vance Kirkland(1904-1981)の作品も多く展示しています。

Kirkland Museumのすぐ裏に建っているのがMolly Brown House Museum
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1340 Pennsylvania Street, Denver, CO
www.mollybrown.org
火曜から土曜 10am-430pm、日曜12pm-430pm、月曜休館

Molly Brownとは1912年にタイタニック号が氷山に衝突して沈没した際の乗客で、生存者捜索のために救命ボートを戻し、リーダーシップを発揮したことで"不沈のモリー・ブラウン"と知られるようになった女性。
ヴィクトリア調の建物の中をめぐるガイドツアーも行われていますが、私はショップで買い物だけしました。

続いて訪れたのがCivic Center Cultural ComplexにあるDenver Art Museum(2006年開館)
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100 West 14th Ave., Pkwy, Denver, CO
www.denverartmuseum.org
火曜から日曜 10am-5pm(金曜~22pm)、月曜休館

大好きなジョージア・オキーフの展覧会の会期がちょうど終わったところでした。残念。
Hamilton Buildingへ歩み寄っていくと、エントランス前に巨大なアート作品(箒と塵取り)が展示されています。

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Big Sweep(Coosje van Bruggen and Claes Oldenberg作)

ロビーに入って吹き抜けを見上げると階段から天井にかけてもアート作品の一部です。LEDで数字が光っています。

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日本人アーティスト宮島達男の「ENGI」

建物の背後の芝生には牛の親子の彫刻作品が設置されています。

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Scottish Angus Cow and Calf(Dan Ostermiller作)

ぐるっと反対側にまわると、鮮やかな青の彫刻作品が。まるでロッキー山脈の麓にスキージャンプの選手が腕を広げてランディングした瞬間のよう。
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この彫刻の背後に建つのがClyfford Still Museum
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無機質な印象の建物外観。
中の長い階段と吹き抜けは近未来的。
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1250 Bannock Street, Denver, CO
www.clyffordstillmuseum.org
火曜から日曜 10アm-5pm(金曜~8pm)、月曜休館

Clyfford Stillは20世紀の最も重要なアメリカ人アーティストのひとりとみなされていて、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコーにも影響を与えたそうです。

20130430 1Denver市内12-2.JPG

"I want to be in total command of the colors, as in an orchestra. They are voices."
(私は色彩を完全に使いこなしたい。オーケストラの指揮者のように。色彩は声だ。)

小規模な美術館ですが、上質の時間を過ごせます。

紹介したのは数多くある美術館の一部だけ。他にも訪れたい美術館がいくつも。
またいつかゆっくりとアート鑑賞したいと思わせてくれました。


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2013GW休暇 USA紀行 SFOからデンバーへ [旅 USA]

4月29日(月)の夕方、デンバー空港まで友人に迎えに来てもらい、宿泊ホテル(Crowne Plaza Denver、1450 Glenarm Place)のある市内へ車で移動。
この日は数年ぶりの再会を祝して夕食を食べただけでお別れ。

メインストリートの16th ST MALLには馬車が走っています。
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翌朝、気持ちのよい晴れ。しかし、気温は0~15℃と春とは思えない肌寒さ。
9時ごろにゆっくりと起きて活動開始。
ホテル近く、PAVILIONSというショッピングモールの向こうが16th ST MALLです。
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この日はとにかくよく歩きました。
美術館や図書館などが集まるCivic Center Park周辺。
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State Capitol(州議会議事堂)の前はLincoln Park。リスがすばしっこく木の幹を駆け上っていきました。
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議事堂が建っている場所は小高くCapitol Hillと呼ばれているエリア。
二本のゴシック建築の尖塔がそびえる美しい白い教会の建物にうっとり。
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再びCivic Center Parkに戻ってきたら、鳥が両翼を広げているようなCity & County Buildingが堂々と建っています。
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周辺の美術館やパブリックアート(別の記事でレポートします)を見ながら街中をどんどん歩きます。

ヴィクトリア調の建物が建ち並ぶLarimer Square。こじゃれたレストランやショップがあるようですが、時間がなかったのでチラ見だけ。
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そのまま15th Streetを北上し、LODO(Lower Downtown)エリアを通り抜け、Union Stationで折り返し16th Streetを南下。
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2014年リニューアルオープン予定で再開発中

16th St. Mallにはランドマーク、Daniels & Fisher Towerがそびえています。
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この時計塔はヴェニスのサンマルコ広場にある鐘楼をまねて造られたそうです

夕方に仕事を終えた友人と待ち合わせ、夕食をともにしてホテルに戻るころには真っ暗。
City & County Buildingが幻想的なパープルにライトアップされていました。

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タグ:デンバー USA
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デンバーに到着 [旅 USA]

29日(月)の昼過ぎ、デンバーに移動するためSFOでユナイテッド便に乗り込む。
二時間あまりの国内線だし、もちろんエコノミークラス。ただし、スターアライアンスのゴールドメンバーなので優先搭乗。
座席番号40A を目指して通路を歩いていったところが最後列…
つまり、降りる時は一番最後。
ま、いいんですけどね、急ぐわけじゃないし。

実は乗客が次々と搭乗してきた時、アナウンスがあり「本便は満席のため手荷物はできるだけ前の座席下にも収容してください」とのこと。
ちびっこの私は、いちいち上に上げるのが面倒なので、いつも前です。
そして、席が埋まったように見えるのになかなかドアが閉まらない。
すると、二、三人の名前が呼ばれ「Mr. ○○、あなたはアップグレードされました」
かと思うと、「ボランティアの方を一人求めています。席を譲って別のフライトを利用していただける方は申し出てください。○○ドル分の航空券を差し上げます。」
乗務員の家族の緊急事態があって、どうしてもこの便に乗りたいというのが理由だとのこと。
「ボランティアの方がいないと本便は出発できません。」
ここまでくると半分脅しですよね。
おかげさまで男性が申し出て、他の乗客から拍手を受け、無事出発しました。

デンバー空港のコンコース
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サンフランシスコで何食べた? [旅 USA]

ようやくサンフランシスコ編の最終回です。
恒例の「何食べた?」シリーズで締めくくり。

到着した日の夕食はメキシカンのZona Rozaというファーストフード店にて。
日本にいる時はファーストフード店を利用することはめったにないので、海外のファーストフード店に入るとなおさら、注文の仕方にとまどいます。
この日はお昼をほとんど食べていなかったうえに午後いっぱい歩き回っていたので、かなりの空腹状態。
ガッツリ食べたかったこともありCombo2というのをとりあえずオーダー。
メインを二種類選べと言われ、目の前のケースからよくわからないままチョイスし、サイドディッシュと一緒に出てきた結果がこれ。
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なんかグチャグチャに見えますね。でっかい紙コップの中身はアイスティー

朝食はB&Bなのでホテルにて。
フルーツヨーグルトやオートミールをその場で作ってもらいました。
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このランチはGolden Gate Park内のCalifornia Academy of Sciencesのカフェで食べたアスパラガススープとターキーサンドイッチ。
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一人での旅行ではミュージアム内のレストランやカフェが重宝します。

そして、ホテル近くにデリカテッセンもあるとありがたい。
今回はスーパーマーケットのWhole Foodsがあったので、野菜不足を補いました。
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お会計の時、レジのおねぇちゃんが「重いけど何入れたの?」と怪訝そう。「野菜の他にグリルしたチキンよ」と答えると納得した表情で金額を打ち込んでいました。
こういうデリ(惣菜の量り売り)があるスーパー、近所にあるといいのにな。


次回から「デンバー編」に移ります。
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サンフランシスコ Haight Street [旅 USA]

サンフランシスコを離れる日(4月29日)、出発までの時間、宿泊ホテル(Red Victorian B&B)が面していたHaight Street(ハイト・ストリート)を散策しました。

ボーリング場などもあって、なんだかレトロ(日本で言うと昭和)な雰囲気を感じる通り。
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調べてみると、このHaight Street(特に通りの途中の、Haight Ashbury)は、1967年の夏、周辺に最大で10万人が集まったとも言われる文化的、政治的な社会現象“Summer of Love”が起こった場所。ヒッピー、カウンターカルチャー、サイケデリックといった文化の中心地でもあったようです。

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とにかく、外壁がどぎついイラストでペイントされている建物が多い。
こんなふうに今でもペインティング制作中の若者がいます。
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いかにもヒッピーという色使いのファッションのお店がありました。
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今回はGolden Gate Parkの中を歩き回っていたので、ストリートのほうはほとんど探索できなかったけど、カフェとかも面白そうでした。


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サンフランシスコ California Academy of Sciences [旅 USA]

今回のUSA旅行でサンフランシスコを立ち寄り地に選んだ最大の理由はこのCalifornia Academy of Sciencesを訪れたかったから。
2009年春に雑誌「BRUTUS Casa」の特集「大人のための博物館ガイド」の筆頭にとりあげられていたのを見て、いつか実際に訪れたいなと思っていたのです。

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2008年9月、イタリア人建築家のRenzo Piano(レンゾ・ピアノ)設計によりリニューアル。(パリのポンピドゥーセンターを設計した人でもある)
エントランスを入ると、いきなりティラノザウルスの骨格標本が迫力をもって出迎えてくれます。
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T-Rexの背後、Piazzaの両側に丸い球体があります。
まずはエントランスから向かって左側に入っていきましょう。
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Reef Lagoon
エイやサメが悠々と行ったり来たり泳いでいます。
動物園や植物園など、子どもが行く場所にいると勉強になります。子どもたちは目にしたものをすぐ言葉に出すので「Stingray」や「Shark]など固有名詞の英単語を覚えることができます。また、子どもが発した質問に対して親がかみくだいて説明するのを耳をそばだてて聞いて私も理解します。

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アフリカ大陸の動物展示(African Hall)の突き当たりにはペンギンの水槽があり、ガラスの壁の内側にいる子どもたちが質問し、向こう側の飼育員が餌付けしながら答えてくれます。
スタッフが「質問のある人~?」と声をかけると、何の躊躇もなく一斉に「はい!」「はい!」と手を挙げる子どもたち。時間が過ぎても熱心に質問している子もいて、この積極性は日本人の子供にもあるのかな?と思った私です。

広い展示スペースに出ると、ガラパゴスやマダガスカルにおける進化の様子が写真や映像、標本で説明されています(Islands of Evolution)。
壁にも大きな写真で年代を追った自然の歴史が紹介されています。
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いったん外に出てみると、East Gardenの円錐形のオブジェの中で子供たちが遊んでいます。いいね。
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一つめの球体の中はプラネタリウム。「Earthquake」というプログラムを鑑賞しました。
1906年、サンフランシスコ大地震の様子を再現した映像のほか、説明スタッフが現在の地球で発生している地震の様子について3Dで映し出された映像をもとに解説してくれるのが興味深く感じました。

ぐるっとまわって反対側のウィングに行く間にあるのがSwamp(沼)
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何もいないように見えますが、よく見ると、木の根元に白いワニがいます。
模型かと思ったら、ゆっくり体勢を変えたので驚いてしまった。白いのは色素異常のせい。目がピンク色です。

では、反対側の展示スペース。
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こちらでも地震の特別展示。地震のメカニズム説明や揺れの体験ができるShake Houseも。
地震が起きたら、どう行動すべきか。どれくらいの量の水や食糧を非常用に用意しておけばいいか、といった実際的な展示もあるのが面白い。

もう一つの球体(上の写真の左)は私が一番楽しみにしていたRainforest of the World
ボルネオ、マダガスカル、コスタリカの熱帯雨林ドームを螺旋状のスロープで上がっていきます。

20130428 5AcademyOfSciences13-2.JPG 高い天井
20130428 5AcademyOfSciences13-1.JPG 深~い(高~い)

世界の熱帯雨林各地の動物が展示され、ドーム内には鳥や蝶が自由に舞っています。

マレーシア、インドネシア、ボルネオに生息するOrchid mantis(ハナカマキリ)。白い蘭の花びらに紛れているの、見つけられますか?
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Madagascar giant day gecko(マダガスカル昼ヤモリ)くん、久しぶり!相変わらずキレイだね。
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ホテルのバスルームに出現したときには驚いたけどね

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ドームのてっぺんに至ると、エレベータで地下のアマゾンに降りるというシステム。
そこはアマゾンの森、北カリフォルニアの海岸、フィリピンの珊瑚礁が展開しています。
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最後に、今度は一気に屋上に昇りましょう。
展望デッキになっていて、カリフォルニア原産の植物を植えたグリーンルーフが眺められます。
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透き通った建物の中に、歴史のある科学研究機関、プラネタリウム、水族館、熱帯雨林ドーム、自然史博物館が同居する総合ミュージアム。
ここもまた一日たっぷり時間をかけて楽しめる施設です。


55 Music Concourse Drive, Golden Gate Park, San Francisco, California 94118
www.calacademy.org


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サンフランシスコ Conservatory of Flowers [旅 USA]

サンフランシスコGolden Gate Parkでの植物観賞は続きます。
次はConservatory of Flowers

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中心のドーム部分から左右に翼を広げたような温室は、ロンドン郊外にある英国王立植物園Kew Gardens(世界遺産)に似せた造り。

1877年にサンフランシスコのビジネスマンが温室を購入し、Golden Gate Park Commissionに寄贈。1879年に開館。
その後、自然災害や事故などで閉鎖と修復後のリニューアルオープンを繰り返しています。

では、中に入ってみましょう。

中央ドームは熱帯のジャングル。(Lowland Tropics)
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背の高い椰子の木やバナナ、カカオ、コーヒーなどの実もなっているのが見られます。
こんなカールした葉なのか花のかわからない植物も。
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ドームの向かって右側のWingはHighland Tropics。標高3000フィート(約900m)以上の冷涼な環境に育つ蘭や苔類が展示されています。
色彩は緑に映える赤や黄色が多く、アンスリウムの仲間で変わったものがありました。
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リング状の葉が面白い。
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Wingの奥はAquatic Plantsのコーナー。アマゾン川、メコン川といった熱帯の水域に密集する水生植物が展示されています。
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大きいもので丸い葉の直径が2m以上にもなるAmazon Water Lily(アマゾン睡蓮)の花が咲くのは7月~8月ということで訪れたときは見ることができませんでした。
水生植物のほかに何種類かの食虫植物も間近に見られます。
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ドームの反対側のWingはPotted Plants。Hibiscus(ハイビスカス)やBegonia(ベゴニア)、Cymbidium orchid(シンビジウム)などの鉢植え。
ヴィクトリア時代(19世紀)、欧米の人々は珍しい植物を採集し、熱を好む植物を維持するために温室が作られたそうです。当時の人たちは、植物を温室の中から外、外から中へと移動させるのに飾れる鉢植えが不可欠だったのです。
奥は特別展示室。期間を区切って特別展示が行われます。

1時間ほど見てまわって外に出ると、前の花壇まわりの芝生でカップルや家族連れが憩いのひとときを過ごしていました。

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100 John F. Kennedy Drive, Golden Gate Park, San Francisco, CA 94118
www.conservatoryofflowers.org


私は次の目的地へ!
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San Francisco Botanical Garden [旅 USA]

Golden Gate Parkの見所シリーズ。
今回はSan Francisco Botanical Garden

世界でも有数の多様な植物園。55エーカー(約22万㎡って見当つきますか?)の広さに8000種類以上の植物があります。
特にMagnolia(モクレン科)については、保存目的では世界で四番目に重要なコレクションだそうです。

広い広い敷地をいくつものセクションに分けて、縦横無尽に作られている遊歩道を歩きながら周囲の植物を観賞できるようになっていますが、全部を見てまわるには一日近く必要だと思われます。私は二時間半くらいで東側半分しか見られませんでした。
カリフォルニアの植物はもちろん、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、中南米、南アフリカ…、マップ上に書かれているコレクションを数えただけでも21もあります。

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こんな感じの遊歩道を歩いていきます

では、多様な植物の一端をご紹介します。

South Africa Collectionでは私の大好きなKing Proteaが大きな花を咲かせようとしているところでした。
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この植物園の最大のハイライトはカリフォルニア固有植物が集められたCalifornia Native Gardenです。
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例えば、この黄色い花をつけた常緑低木はFlannel bush(アオギリ科)のCalifornia Gloryという木。
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か弱そうな花はCalifornia Poppy
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ちょうどアヤメが見頃を迎えていました。これもカリフォルニア固有植物、Douglas Iris
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青紫色以外にも白のものも

とんがり帽子を被ったようなユニークな花。名前不明。
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California Native Gardenを抜けると、Temperate Asia(温帯性アジア)のエリア。
Bamboo Pondは静寂に包まれていました。左側の葦の根元に鳥が佇んでいるの、わかりますか?
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いろんな種類の苧環(おだまき)の花が咲いていました。
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もう一つの池Dwarf Conifer Pondも東洋の世界を醸し出しています。
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少し歩くとイケバナ・インターナショナル寄贈によるTakamine Gardenという日本の植物が植えられたエリアがあります。
昭和天皇・皇后両陛下が訪問された記念碑も建っています。
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広い芝生広場に隣接して噴水広場があったり、付近にはラベンダーやサルビアなどがほのかな香りを漂わせるGarden of Fragranceもあります。きっと今の季節が盛り。
世界各地の植物が楽しめるだけでなく、どんな季節でもそれぞれの季節の花を見ることができます。
久しぶりにたっぷりの植物観賞、森林(植物)浴で癒されました。


入場料おとな$7。
有料・無料のガイドツアーや教室も開催されています。
www.sfbg.org


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