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百の記念展 篠田桃紅の墨象 [アート&デザイン]

4年前、作品をまとめて見たかったので岐阜県関市にまで遠征したことのある、水墨抽象画家の篠田桃紅さん(1913年生まれ)。今年、百歳を迎えられるとのこと。

その記念の年に、虎ノ門の菊池寛実記念 智美術館百の記念 TOKO SHINODA「篠田桃紅の墨象」という展覧会が開催されています。

20130512 篠田桃紅の墨象.JPG
「Discovery ひらく」1962年

智美術館の正面玄関を入った1階には「ある女主人の肖像」という壁画が、地下1階の展示室へと続く螺旋階段の壁面には、いろは歌の書を裁断して「真」「行」「草」の文字を象ったコラージュが飾られています。(残念ながら館内は写真撮影禁止)

展覧会では1956年制作の作品から2012年の近作まで、書画やリトグラフの作品が雰囲気のある展示室でゆったりと鑑賞できます。

ご本人にもお会いしたことがありますが、その凛としたお姿と同様、彼女の作品も潔さ、強さ、気品が漂い、(高)年齢を感じさせないモダンさが素敵です。


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住友グループ秘蔵名画展-花- [アート&デザイン]

新緑がまぶしい季節。
町を歩けば、清々しい緑とともに、色とりどりの花が草木に咲いていて目を楽しませてくれます。

そんな季節に合わせたように、六本木の泉屋博古館分館では特別展「住友グループ秘蔵名画展-花-」が開催されていました。

20130512 花1.JPG
岡鹿之助「捧げもの」1955年、第3回日本国際美術展出品作品

第1展示室 静物画と花鳥画の相違
静物画は、死んだもの、動かないものを描いた絵。
同じ花や鳥を描いても、花鳥画は生きた状態のものを描いたもの。
主な展示作家は、黒田清輝、鈴木信太郎、梅原龍三郎、安井曾太郎、小倉遊亀。

第2展示室 静物画 モダニズムの世界
写実から離れ画家の主観によって描かれる度合いが強まる。
主な展示作家は、中川一政、須田国太郎、児島善三郎、宮本三郎。

東洋と西洋を問わず、時代をこえて描き続けられているモチーフ、花。
花はもちろん、花器やそれが置かれている卓、そばに添えられている果物など、すべてが興味深い。

20130512 花2.JPG


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タグ:六本木
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