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両親と奥能登ドライブ [出身地 北陸]

久しぶりに長距離ドライブ。(というか、一人でこんなに長く運転したの初めてかも)

家に閉じこもりがちの母を外に連れ出し、母が病気になって以来、世話に家事に老体にむちうってやってくれている父の気分転換になれば、ということで。
父の希望で「まれ」の舞台、能登輪島から大沢の間垣を見に行くことに。

羽咋から、のと里山海道を通って1時間半弱、輪島に到着。
20150921 輪島ドライブ2.JPG

20150921 輪島ドライブ1.JPG
漆器の町らしく、お椀のマークが歩道脇に

三階建ての建物はこのあたりでよく見られます。
20150921 輪島ドライブ3.JPG

朝市はパスし、さらに車を20分ほど走らせて「まれ」のロケ地になった大沢地区に。
小高い場所から見下ろすと昔の日本の原風景が眼下に。
20150921 輪島ドライブ4大沢.JPG

稲刈りの季節。このあたりでは刈り取った稲を架がけして干す昔ながらの農法をとっています。
20150921 輪島ドライフ5.JPG

下の集落に下りると、そこは間垣集落。
20150921 輪島ドライブ8.JPG

まれ一家が暮らす桶作家。

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20150921 輪島ドライブ7.JPG

ドラマの放送最終回も間近なため、もっと観光客で賑わっているかと思いきや、さほどでもありませんでした。
しかし、少し離れた集落では観光バスが停まっていたり、ウォーキングツアーの一行が歩いていたり、それなりに観光客の姿が見られました。

20150921 輪島ドライブ9.JPG
20150921 輪島ドライブ10.JPG

大沢地区には食事処がないので、総持寺がある門前地区まで向かい、遅い昼食。

20150921 輪島ドライブ11門前そば.JPG
自然薯の蕎麦。丸い小皿にのっているのは赤ズイキ、金時草の酢の物

暑い日になったので、帰りのSAでは、能登ミルクとブルーベリーのソフトクリームをおやつに。
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帰り道、水墨画をたしなむ父の希望で七尾美術館で長谷川等伯の国宝鑑賞(別の記事で)。

20150921 七尾美術館.JPG
美術館そとの大きな彫刻作品

父は景色や美術鑑賞を楽しんでいたようだけど、母は痛みが辛いのか車の中でもウトウト。

最後は鹿島アルプラザに立ち寄り従兄のお肉屋ですき焼き肉を買い物して無事帰宅。
朝9時半すぎに出発し、夕方17時近くまでのロングドライブでした。

実は、帰宅後、運転の緊張から解放されてドッと疲れが出たのか、猛烈な頭痛に襲われ夕食の支度も何もできずに布団に倒れ込み。
その後、夜中まで嘔吐すること三回。
吐くだけ吐いて(汚くてゴメンなさい、、)、眠るだけ眠り、翌朝はスッキリと早起き。

【おまけ】
北陸新幹線開業、NHK朝ドラ「まれ」放送と、注目を集めている石川県。
「まれ」の洋菓子製作監修をつとめた能登出身のパティシエ辻口博啓のお店Le Musee de H(ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ)でも新しいお土産菓子を売り出しています。

20150923 塩サブレ&塩バウム YUKIZURI.jpg
焼菓子YUKIZURIの包装紙は「祝 北陸新幹線開通」

珠洲の揚浜天然塩を使った「塩サブレ」と「塩バウム」
サブレは輪島の発芽米を入れて香ばしく焼かれ、甘さを引き立てる微かな塩味と昆布の旨味がアクセント。
バウムクーヘンはキャラメルの香ばしい旨味と爽やかなオレンジの香り。


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タグ:石川県 能登
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よみがえった等伯水墨画を中心に [アート&デザイン]

石川県七尾美術館で本邦初公開!「よみがえった等伯水墨画を中心に」展を観てきました。

20150921 等伯水墨画.JPG
上:「猿猴図屏風」長谷川等伯筆、石川県七尾美術館蔵
下:「松竹図屏風」長谷川等伯筆、石川県七尾美術館蔵

日本画の大家・長谷川等伯(1539-1610)は石川県七尾の出身。
20歳代には緻密な仏画を描く絵仏師として活躍、30歳代中ごろに京都へ移住。
上洛後は、千利休や高僧、武将たちと親交し、長谷川派の長として一派を率い、画壇の実力者・狩野派に対抗した。
着色画家としての実力を発揮する一方、中国の禅僧画家・牧谿の水墨画などに学び、墨の世界に美の境地を求めていく。
特に、50歳代頃からは、藁筆などを自由自在に使い分け、国宝「松林図屏風」などの名作を生み出した。

今回の展覧会は、修復によってよみがえった等伯の水墨画屏風2点を中心に、重要文化財の水墨画4点「禅宗祖師図襖」(京都市・天授庵蔵)「竹林猿猴図屏風」(京都市・相国寺蔵)「烏鷺図屏風」(佐倉市・DIC川村記念美術館蔵)「山水図襖」(京都市・圓徳院蔵)などが紹介されています。

田舎の美術館では、人が少ないので、国宝級の作品もじっくりと鑑賞できるのでありがたい。


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タグ:水墨画
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