袴田京太朗展 人と煙、その他 [アート&デザイン]
平塚市美術館では「石田徹也展」の他に同時開催されていた「袴田京太朗展 人と煙、その他」も鑑賞した。
「扮する人」のうち熊4 2012-13年 アクリル板 個人蔵 Courtesy MA2Gallery
袴田京太朗。1963年、静岡県生まれ、川崎市在住。
1980年代後半から活動を始め、現在最も注目を集める彫刻家のひとり。
ベニヤ板やビニールシート、机やタンス、電気コードなどを用いてユーモラスで謎に満ちた不思議な彫刻を制作。近年は何色もの色鮮やかなアクリル板を積み重ね、人の形をつくりだすポップかつ奇妙な彫刻を制作している。
美術館ロビーに展示されていた作品。「百回転」(手前)と「On the Lemon 2」(奥)
ともに1999年の作。作家蔵。
実は、石田徹也展を見るついで、くらいの軽い気持ちでのぞいた展覧会でしたが、思いがけず面白い作品の数々に"もうけもん"をした気持ち。
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「扮する人」のうち熊4 2012-13年 アクリル板 個人蔵 Courtesy MA2Gallery
袴田京太朗。1963年、静岡県生まれ、川崎市在住。
1980年代後半から活動を始め、現在最も注目を集める彫刻家のひとり。
ベニヤ板やビニールシート、机やタンス、電気コードなどを用いてユーモラスで謎に満ちた不思議な彫刻を制作。近年は何色もの色鮮やかなアクリル板を積み重ね、人の形をつくりだすポップかつ奇妙な彫刻を制作している。
美術館ロビーに展示されていた作品。「百回転」(手前)と「On the Lemon 2」(奥)
ともに1999年の作。作家蔵。
実は、石田徹也展を見るついで、くらいの軽い気持ちでのぞいた展覧会でしたが、思いがけず面白い作品の数々に"もうけもん"をした気持ち。
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ノート、夢のしるし 石田徹也展 [アート&デザイン]
5月の連休中日、平塚市にまで出かけたのは、以前から気になっているアーティストの展覧会が開催されていたから。
平塚市美術館にて「ノート、夢のしるし 石田徹也展」
「飛べなくなった人」(1996年、静岡県立美術館蔵) その下絵とアイデアスケッチ
石田徹也。1973年、静岡県焼津市生まれ。
現代社会を鋭く風刺する画風で知られる画家。
さまざまな器物や風景と合体した自画像や無表情なサラリーマンをモチーフにした絵が特徴。
会場構成は次のとおり。
1.起点「創作方法を探したい」
作者が小学校5年生(11歳)の時に「人権マンガ・ポスター」公募展で最優秀賞をとった作品「弱い者いじめは、やめよう!」に始まる。
彼は幼少より社会問題に関心を寄せていたことがうかがえる。
だんごむし、みのむし、機関車。ネクタイ姿のサラリーマンが描かれる。
2.漂う人「現実の何かに光をあてる」
1996年ー1998年の作品。武蔵野美大造形学部視覚伝達デザイン学科在学中に第6回グラフィックアート「3.3㎡ひとつぼ展」に応募、グランプリを獲得。個展開催の機会を得た彼は、就職を断念しアルバイトをしながら創作活動に励んだ。
彼の言葉「興味があるのは気持ちの動き、行動の動機なので、顔や身体の表情、光、色などをアイデア以上に重要視している」
展示作品「トイレへ逃げ込む人」(便所マン)、「使われなくなったビルの部長のイス」(イスマン)、「使われなくなった社員のイス」「屋上へ逃げる人」(カイダン男、イスマンの同類)、「燃料補給のような食事」(下↓の絵)
吉野屋で牛丼を食べているサラリーマン(空腹を満たすだけの食事?)
3.変化「他人の自画像」
1998年ー2001年の作品。漢字二文字で表すシンプルな題名になる。
「説教」(体が男性の小便器になっている、そこに向かう男性の後ろ姿)「囚人」「彼方」(廃車から腕を出す老男)など。
VOCA展入賞時のインタビューで将来はどんな作品を描きたいですか?と質問され、「自分のためだけに良い絵を描いていきたい。自分の感じた世界を描き、見る人には自由に感じてほしい。笑ってもらったり、怖がってもらえればいい」
4.ユーモア「ナンセンスへと近づくことだ」
生きる不安をギャグや皮肉を用いて表現。
スポーツ雑誌『Number』の挿絵や高崎だるまの張子に描いた立体作品など。
5.再生「とくにく かく」
展示機会の有無に関わらず、ただひたすら描き続けていた。
絵画作品のほか、51冊ものノートやスケッチブックに描かれた下絵やアイデア、言葉が初公開されており、石田徹也の制作の過程や思考の跡が垣間見られる。
2005年5月23日、踏切事故により死亡したのは彼がまだ31歳のとき。
死後、六畳一間の自宅アパートから150点近い作品が発見された。
彼が生きていたら今ごろはどんな絵を描いているのだろう。
平塚市美術館の屋外彫刻
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平塚市美術館にて「ノート、夢のしるし 石田徹也展」
「飛べなくなった人」(1996年、静岡県立美術館蔵) その下絵とアイデアスケッチ
石田徹也。1973年、静岡県焼津市生まれ。
現代社会を鋭く風刺する画風で知られる画家。
さまざまな器物や風景と合体した自画像や無表情なサラリーマンをモチーフにした絵が特徴。
会場構成は次のとおり。
1.起点「創作方法を探したい」
作者が小学校5年生(11歳)の時に「人権マンガ・ポスター」公募展で最優秀賞をとった作品「弱い者いじめは、やめよう!」に始まる。
彼は幼少より社会問題に関心を寄せていたことがうかがえる。
だんごむし、みのむし、機関車。ネクタイ姿のサラリーマンが描かれる。
2.漂う人「現実の何かに光をあてる」
1996年ー1998年の作品。武蔵野美大造形学部視覚伝達デザイン学科在学中に第6回グラフィックアート「3.3㎡ひとつぼ展」に応募、グランプリを獲得。個展開催の機会を得た彼は、就職を断念しアルバイトをしながら創作活動に励んだ。
彼の言葉「興味があるのは気持ちの動き、行動の動機なので、顔や身体の表情、光、色などをアイデア以上に重要視している」
展示作品「トイレへ逃げ込む人」(便所マン)、「使われなくなったビルの部長のイス」(イスマン)、「使われなくなった社員のイス」「屋上へ逃げる人」(カイダン男、イスマンの同類)、「燃料補給のような食事」(下↓の絵)
吉野屋で牛丼を食べているサラリーマン(空腹を満たすだけの食事?)
3.変化「他人の自画像」
1998年ー2001年の作品。漢字二文字で表すシンプルな題名になる。
「説教」(体が男性の小便器になっている、そこに向かう男性の後ろ姿)「囚人」「彼方」(廃車から腕を出す老男)など。
VOCA展入賞時のインタビューで将来はどんな作品を描きたいですか?と質問され、「自分のためだけに良い絵を描いていきたい。自分の感じた世界を描き、見る人には自由に感じてほしい。笑ってもらったり、怖がってもらえればいい」
4.ユーモア「ナンセンスへと近づくことだ」
生きる不安をギャグや皮肉を用いて表現。
スポーツ雑誌『Number』の挿絵や高崎だるまの張子に描いた立体作品など。
5.再生「とくにく かく」
展示機会の有無に関わらず、ただひたすら描き続けていた。
絵画作品のほか、51冊ものノートやスケッチブックに描かれた下絵やアイデア、言葉が初公開されており、石田徹也の制作の過程や思考の跡が垣間見られる。
2005年5月23日、踏切事故により死亡したのは彼がまだ31歳のとき。
死後、六畳一間の自宅アパートから150点近い作品が発見された。
彼が生きていたら今ごろはどんな絵を描いているのだろう。
平塚市美術館の屋外彫刻
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カップヌードル トムヤムクン味 他 [レストラン&フード]
日清カップヌードル エスニックシリーズ。
タイのトムヤムクンヌードルはあまりの人気に生産が追い付かず、一時販売休止となったそうですが、しばらくしてコンビニに入ったら売っていたので即購入。
味、なるほど売れるはずです。手軽にあの味が食べられるのなら買いますね。
同時に発売されたインドネシアのミーゴレン(甘辛焼そば)。
こちらはまぁ、そんなもんかなというのが正直な感想。普通の日清焼きそばのほうが美味しい。
最近リニューアルしたという欧風チーズカレーのカップヌードルも食してみた。
カップヌードルにカレーとチーズがのっている味。そのまんま?
それにしても、"欧風カレー"ってどんなカレーのことを言うんでしょう?
日清のカップヌードル。
日本のインスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創業者、安藤百福さん。素晴らしい。
世界の食文化を変えましたよね。
興味が湧いてきたのでウェブサイトを見てみた。面白い。
やはり、伝統にあぐらをかかない革新の意気込みを感じる。
商品情報を見てみたら、そのバリエーションの豊富さに改めてビックリ。
リフィル(詰め替え用)なんて商品もあって、「シャンプーかよ!?」って思わずツッコミたくなるほど。実際は手持ちの器を使ってカップヌードルなどを作れるというもの。キャンプの時とか便利そうですね。(しないけど)
さてさて、私の飽くなき探究心は即席ラーメンの研究に向かっています。
近所のスーパーで先日こんなインスタントラーメンを見つけました。
パンダのパッケージは北海道旭川市の藤原製麺製造の東京上野動物園ラーメン醤油。
裏を返すと、こんなふうにパンダが調理方法を説明してくれています。
藤原製麺の地元の旭山動物園ラーメンを見たことがある人もいるのでは?
パンダの隣には札幌円山動物園のシロクマも並んでいました。
二匹目のドジョウ作戦?ともとれるけど、良いこと(売上の一部は動物保護サポートのために寄付されているらしい)はどんどん展開すればいいと思う。実際、こうやって買って食べることで私も大好きな動物の保護活動にささやかながら貢献していると思ったらうれしいから。
もう一つ、キリンラーメン。
こちらは愛知県碧南市の小笠原製粉のもの。
キリンは首が長く、子供から年配まで大変親しみやすい動物、というのにちなみ「末永く」「親しみやすい」商品になればと命名されたそうです。
私が買ったのはしょうゆ味ですが、他にはみそ味、しお味もあります。
さらに、ペンギンラーメン(シーフード味)、カピバララーメン(ゆず風味しょうゆ味)なんてのもあり、消費者の心をくすぐります。
味はシンプル。
化学調味料、着色料、保存料不使用というのが良心的です。
以上、今回のインスタントラーメン研究報告を終わります!
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タイのトムヤムクンヌードルはあまりの人気に生産が追い付かず、一時販売休止となったそうですが、しばらくしてコンビニに入ったら売っていたので即購入。
味、なるほど売れるはずです。手軽にあの味が食べられるのなら買いますね。
同時に発売されたインドネシアのミーゴレン(甘辛焼そば)。
こちらはまぁ、そんなもんかなというのが正直な感想。普通の日清焼きそばのほうが美味しい。
最近リニューアルしたという欧風チーズカレーのカップヌードルも食してみた。
カップヌードルにカレーとチーズがのっている味。そのまんま?
それにしても、"欧風カレー"ってどんなカレーのことを言うんでしょう?
日清のカップヌードル。
日本のインスタントラーメンの発明者であり、日清食品の創業者、安藤百福さん。素晴らしい。
世界の食文化を変えましたよね。
興味が湧いてきたのでウェブサイトを見てみた。面白い。
やはり、伝統にあぐらをかかない革新の意気込みを感じる。
商品情報を見てみたら、そのバリエーションの豊富さに改めてビックリ。
リフィル(詰め替え用)なんて商品もあって、「シャンプーかよ!?」って思わずツッコミたくなるほど。実際は手持ちの器を使ってカップヌードルなどを作れるというもの。キャンプの時とか便利そうですね。(しないけど)
さてさて、私の飽くなき探究心は即席ラーメンの研究に向かっています。
近所のスーパーで先日こんなインスタントラーメンを見つけました。
パンダのパッケージは北海道旭川市の藤原製麺製造の東京上野動物園ラーメン醤油。
裏を返すと、こんなふうにパンダが調理方法を説明してくれています。
藤原製麺の地元の旭山動物園ラーメンを見たことがある人もいるのでは?
パンダの隣には札幌円山動物園のシロクマも並んでいました。
二匹目のドジョウ作戦?ともとれるけど、良いこと(売上の一部は動物保護サポートのために寄付されているらしい)はどんどん展開すればいいと思う。実際、こうやって買って食べることで私も大好きな動物の保護活動にささやかながら貢献していると思ったらうれしいから。
もう一つ、キリンラーメン。
こちらは愛知県碧南市の小笠原製粉のもの。
キリンは首が長く、子供から年配まで大変親しみやすい動物、というのにちなみ「末永く」「親しみやすい」商品になればと命名されたそうです。
私が買ったのはしょうゆ味ですが、他にはみそ味、しお味もあります。
さらに、ペンギンラーメン(シーフード味)、カピバララーメン(ゆず風味しょうゆ味)なんてのもあり、消費者の心をくすぐります。
味はシンプル。
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タグ:即席ラーメン
六月の歳時記 [日記]
日本では昔から季節に合わせて衣類や家の設えを替える風習があります。
先日、東京ミッドタウンに行った時にのぞいた「とらや」で衣替えにちなむ「更衣」という和菓子を買ってみました。
餡に米の粉を混ぜて蒸しあげ、和三盆糖を揉みこんでつくったもの。表面に薄く掃かれた和三盆糖が涼やかな夏の衣を思わせる。
一緒に買った小形羊羹は期間限定販売の珈琲。
リーフレットには「父の日の贈りものに」とあります。「洋酒と楽しむ」とも書いてあったので、ワインと一緒にいただきました。
六月の歳時記と言えば、6月16日は和菓子の日。
かつて、菓子を食べ厄除けと招福を願う嘉祥(嘉定)という行事があったことにちなんでいるそうです。
私の地元、金沢で六月は市祭「百万石まつり」が開催される月。今年はこの週末に開催されました。
最近の"ゆるキャラ"ブームに乗って生まれた(?)金沢市のキャラクター"ひゃくまんさん"
同じくミッドタウンに入っている金沢の造り酒屋・福光屋さんで、ひゃくまんさんの起き上がり棒キャンデーを見つけました。
加賀前田藩の百万石にちなんだネーミングなのだけど、如何せん全然かわいくない。。
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先日、東京ミッドタウンに行った時にのぞいた「とらや」で衣替えにちなむ「更衣」という和菓子を買ってみました。
餡に米の粉を混ぜて蒸しあげ、和三盆糖を揉みこんでつくったもの。表面に薄く掃かれた和三盆糖が涼やかな夏の衣を思わせる。
一緒に買った小形羊羹は期間限定販売の珈琲。
リーフレットには「父の日の贈りものに」とあります。「洋酒と楽しむ」とも書いてあったので、ワインと一緒にいただきました。
六月の歳時記と言えば、6月16日は和菓子の日。
かつて、菓子を食べ厄除けと招福を願う嘉祥(嘉定)という行事があったことにちなんでいるそうです。
私の地元、金沢で六月は市祭「百万石まつり」が開催される月。今年はこの週末に開催されました。
最近の"ゆるキャラ"ブームに乗って生まれた(?)金沢市のキャラクター"ひゃくまんさん"
同じくミッドタウンに入っている金沢の造り酒屋・福光屋さんで、ひゃくまんさんの起き上がり棒キャンデーを見つけました。
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タグ:和菓子
101年目のロバート・キャパ [アート&デザイン]
南青山から美術館通り(広尾の山種美術館の前を通り過ぎる)を歩き恵比寿へ。
恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で写真展「101年目のロバート・キャパ -誰もがボブに憧れた」を観てきました。
「ツール・ド・フランス」1939年、東京富士美術館蔵
20世紀最大の報道写真家と呼ばれるロバート・キャパ(本名はアンドレ・フリードマン)。
1913年、ハンガリー(ブダペスト)生まれ。
会場構成は次のとおり。
第1章「時代」
キャパが生きた時代を作品で概観。
第2章「戦渦」
代表作「ノルマンディー上陸作戦」をはじめ、戦場の兵士たちや戦いの様子をとらえた作品。
第3章「つかの間の安らぎ」
スイス、イタリア、北アフリカ、フランス、ベトナム。戦禍の広がる地域でのひと時の平穏。
第4章「友人たち」
ピカソ、マティス、ヘミングウェイら著名人、イングリッド・バーグマンなどの肖像写真。
第5章「人々とともに」
「ボブ」の愛称で親しまれた彼は酒とギャンブルをこよなく愛し、その朗らかな人柄や著名人との交流、イングリッド・バーグマンとの恋物語など、華やかなエピソードが残っているそうです。
plus1 戦争写真家でありながら、戦闘場面ではなく、戦車の上で鼻をほじる男の子や軍服のまま編み物をする女性兵士の姿など、人々に寄せる愛情や優しい眼差しが感じられる作品も展示されていました。
1954年、40歳の彼は雑誌『LIFE』からの要請で第1次インドシナ戦争の撮影のためにベトナムに行き、ナムディンからタイピンへの道沿いで地雷を踏んで死亡という残念な最期を迎えたのでした。
【おまけ】
美術館でのもうひとつの楽しみ。併設のショップでの買い物やカフェでの休憩。
クリームチーズ入りポピーシードケーキ
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恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館で写真展「101年目のロバート・キャパ -誰もがボブに憧れた」を観てきました。
「ツール・ド・フランス」1939年、東京富士美術館蔵
20世紀最大の報道写真家と呼ばれるロバート・キャパ(本名はアンドレ・フリードマン)。
1913年、ハンガリー(ブダペスト)生まれ。
会場構成は次のとおり。
第1章「時代」
キャパが生きた時代を作品で概観。
第2章「戦渦」
代表作「ノルマンディー上陸作戦」をはじめ、戦場の兵士たちや戦いの様子をとらえた作品。
第3章「つかの間の安らぎ」
スイス、イタリア、北アフリカ、フランス、ベトナム。戦禍の広がる地域でのひと時の平穏。
第4章「友人たち」
ピカソ、マティス、ヘミングウェイら著名人、イングリッド・バーグマンなどの肖像写真。
第5章「人々とともに」
「ボブ」の愛称で親しまれた彼は酒とギャンブルをこよなく愛し、その朗らかな人柄や著名人との交流、イングリッド・バーグマンとの恋物語など、華やかなエピソードが残っているそうです。
plus1 戦争写真家でありながら、戦闘場面ではなく、戦車の上で鼻をほじる男の子や軍服のまま編み物をする女性兵士の姿など、人々に寄せる愛情や優しい眼差しが感じられる作品も展示されていました。
1954年、40歳の彼は雑誌『LIFE』からの要請で第1次インドシナ戦争の撮影のためにベトナムに行き、ナムディンからタイピンへの道沿いで地雷を踏んで死亡という残念な最期を迎えたのでした。
【おまけ】
美術館でのもうひとつの楽しみ。併設のショップでの買い物やカフェでの休憩。
クリームチーズ入りポピーシードケーキ
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特別展 燕子花図と藤花図 [アート&デザイン]
ようやくゴールデンウイークのアート三昧の記録をしようと思います。
まずは南青山の根津美術館で季節恒例の展覧会を観てきました。
特別展「燕子花図と藤花図」
根津美術館所蔵の尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」(6曲1双、江戸時代18世紀初め)と円山応挙の重要文化財「藤花図屏風」(6曲1双、江戸時代1776年)が並んで美を競い合っていました。
他には琳派の金屏風の数々、応挙に始まる円山四条派の作品を加えた近世絵画が展示されていました。(鈴木其一、山口素絢、松村景文、長沢芦雪、森祖仙ら)
美術館庭園での美の競演。(5月3日)
藤棚の向こうには弘仁亭の燕子花が鮮やかな紫色を広げています。
藤は美しい時期が終わっていました
燕子花はちょうど見ごろ。
芍薬はこれからという時期でした。
都会の真ん中のオアシス。しかし、暑い日でした。
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まずは南青山の根津美術館で季節恒例の展覧会を観てきました。
特別展「燕子花図と藤花図」
根津美術館所蔵の尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」(6曲1双、江戸時代18世紀初め)と円山応挙の重要文化財「藤花図屏風」(6曲1双、江戸時代1776年)が並んで美を競い合っていました。
他には琳派の金屏風の数々、応挙に始まる円山四条派の作品を加えた近世絵画が展示されていました。(鈴木其一、山口素絢、松村景文、長沢芦雪、森祖仙ら)
美術館庭園での美の競演。(5月3日)
藤棚の向こうには弘仁亭の燕子花が鮮やかな紫色を広げています。
藤は美しい時期が終わっていました
燕子花はちょうど見ごろ。
芍薬はこれからという時期でした。
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世界の果ての通学路 [シアター&シネマ]
5月の映画鑑賞記録。
2日(金)の仕事帰り、シネスイッチ銀座で『世界の果ての通学路』(原題:Sur le chemin de l'ecole、英語題名:on the way to school)を観てきました。
パスカル・プリッソン監督/2012/フランス/77分
パリのラパンさんがブログで紹介していた記事を読んで、日本で公開になったら是非見たいと思っていたドキュメンタリー映画。
世界各地には遠く果てしない道のりを途方もなく長い時間をかけて学校に通う子どもたちがいます。
ケニアのジャクソン君。11歳。
6歳の妹とともに片道15km、象やキリンなどの野生動物が出没するサバンナを毎日2時間かけて小走りで向かう。道なき道を象の襲撃に遭わないように用心しながら。
アルゼンチンのカルロス君。11歳。
アンデス山脈の人里離れた牧場で暮らし、馬に乗ってパタゴニアの山々や平原を駆け、片道18kmを一時間半かけて学校に通う。6歳の妹を後ろに乗せて。石ころだらけの滑りやすい斜面や変わりやすい山の天候をものともせず。
モロッコのザヒラちゃん。12歳。
アトラス山脈の中心部にあるイムリル谷近くの辺境の村では、女子には教育は不要という古い慣習が残る。そんな村に生まれた彼女は女友達二人と毎週月曜の朝、夜明けに起床し片道22kmの道のりを4時間歩き続け、全寮制の学校に向かう。そして、金曜日の夕方に帰宅するという生活を繰り返している。
インドのサミュエル君。13歳。
インド南部のベンガル湾沿いの漁村で生まれ、両脚に障害があり歩行不能の彼を二人の弟がおんぼろの車椅子に乗せて一生懸命運ぶ。片道4km。途中、近道をしようと渡り始めた川にはまってしまったり、車椅子のタイヤのゴムがはずれてしまったりとトラブル続きに三兄弟で言い争いも。一時間あまり、ようやく辿りついた学校では学友たちが待ち構えている。
彼らはそれぞれ、先進国に生まれ育った私たちには想像もつかないような環境で暮らし、困難な通学路もその先にある夢と希望を抱くことで乗り越えようとしている。
純粋に、学校に行きたい、友人たちと一緒に学びたい、という気持ちに感動と感謝の気持ちが湧いてくる。
見てよかった。という自分だけの感動で終わらせたくないと思わせる内容でした。
この映画はより多くの人たち、特に小学生から高校生も含め、学校に行けるのが当たり前(もしくは行きたくない)と思っている子どもたちに見てもらいたい。大人が子どもたちに見せるべき映画だと強く思ったのです。
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2日(金)の仕事帰り、シネスイッチ銀座で『世界の果ての通学路』(原題:Sur le chemin de l'ecole、英語題名:on the way to school)を観てきました。
パスカル・プリッソン監督/2012/フランス/77分
パリのラパンさんがブログで紹介していた記事を読んで、日本で公開になったら是非見たいと思っていたドキュメンタリー映画。
世界各地には遠く果てしない道のりを途方もなく長い時間をかけて学校に通う子どもたちがいます。
ケニアのジャクソン君。11歳。
6歳の妹とともに片道15km、象やキリンなどの野生動物が出没するサバンナを毎日2時間かけて小走りで向かう。道なき道を象の襲撃に遭わないように用心しながら。
アルゼンチンのカルロス君。11歳。
アンデス山脈の人里離れた牧場で暮らし、馬に乗ってパタゴニアの山々や平原を駆け、片道18kmを一時間半かけて学校に通う。6歳の妹を後ろに乗せて。石ころだらけの滑りやすい斜面や変わりやすい山の天候をものともせず。
モロッコのザヒラちゃん。12歳。
アトラス山脈の中心部にあるイムリル谷近くの辺境の村では、女子には教育は不要という古い慣習が残る。そんな村に生まれた彼女は女友達二人と毎週月曜の朝、夜明けに起床し片道22kmの道のりを4時間歩き続け、全寮制の学校に向かう。そして、金曜日の夕方に帰宅するという生活を繰り返している。
インドのサミュエル君。13歳。
インド南部のベンガル湾沿いの漁村で生まれ、両脚に障害があり歩行不能の彼を二人の弟がおんぼろの車椅子に乗せて一生懸命運ぶ。片道4km。途中、近道をしようと渡り始めた川にはまってしまったり、車椅子のタイヤのゴムがはずれてしまったりとトラブル続きに三兄弟で言い争いも。一時間あまり、ようやく辿りついた学校では学友たちが待ち構えている。
彼らはそれぞれ、先進国に生まれ育った私たちには想像もつかないような環境で暮らし、困難な通学路もその先にある夢と希望を抱くことで乗り越えようとしている。
純粋に、学校に行きたい、友人たちと一緒に学びたい、という気持ちに感動と感謝の気持ちが湧いてくる。
見てよかった。という自分だけの感動で終わらせたくないと思わせる内容でした。
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タグ:ドキュメンタリー
ハーゲンダッツ 白桃ラズベリー&メルティーキャラメル 他 [定点観測 ハーゲンダッツほか]
日本全国(北海道以外)、今週は梅雨入り。
東京も珍しく毎日の雨。。
アイスクリームが一層おいしく感じられる季節になりました。
ということで、ハーゲンダッツの定点観測。
4月の終わりはどちらも期間限定のこちら。
白桃ラズベリーとフルーツコレクション(バナナ、ラズベリーミルク、ブルーベリー)
フルーツのフレーバーが爽やか。
5月はこちら。
メルティーキャラメルと期間限定のキャラメルクラッシュ。
濃厚なキャラメルの味をしっかり感じつつも甘ったるくはない。
6月は新シリーズ、スプーンベジ。
キャロットオレンジは人参とオレンジの果汁入り。
トマトチェリーはトマトピューレとチェリー果汁入り。
カロリー控えめ、甘さも控えめ。食感はジェラートに近い感じかな。
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I
東京も珍しく毎日の雨。。
アイスクリームが一層おいしく感じられる季節になりました。
ということで、ハーゲンダッツの定点観測。
4月の終わりはどちらも期間限定のこちら。
白桃ラズベリーとフルーツコレクション(バナナ、ラズベリーミルク、ブルーベリー)
フルーツのフレーバーが爽やか。
5月はこちら。
メルティーキャラメルと期間限定のキャラメルクラッシュ。
濃厚なキャラメルの味をしっかり感じつつも甘ったるくはない。
6月は新シリーズ、スプーンベジ。
キャロットオレンジは人参とオレンジの果汁入り。
トマトチェリーはトマトピューレとチェリー果汁入り。
カロリー控えめ、甘さも控えめ。食感はジェラートに近い感じかな。
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I