秋の気分

台風に伴う暴風雨のせいもあって、この三連休は部屋の中に引きこもり。
ネットサーフィンしながら自宅快適化計画の一環の買い物をいくつか。そろそろインテリア妄想も終えんに。

先日100均ショップで見つけたハロウィーンのステッカーを貼って気分だけでも秋への助走。



あと二週間で10月ですものね。
つまり、今年もあと３か月。早～っ！


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クロワッサンで朝食を

二作品続けてフランス映画を鑑賞しました。
シネスイッチ銀座で「クロワッサンで朝食を」というタイトル。


原題：「Une Estonienne a Paris」、2012年、フランス・エストニア・ベルギー、フランス語・エストニア語、95分
2012年ロカルノ国際映画祭　エキュメニカル賞受賞

エストニアで母を看取り、夫とも別れたところに家政婦の仕事が舞い込み、一人で初めてのパリにやって来たアンヌ（エストニアの女優ライネ・マギ）。しかし、待ち受けていたのは高級アパルトマンに独りで暮らす気難しい老婦人のフリーダ（ジャンヌ・モロー）。
家政婦を求めていないフリーダはアンヌに冷たくあたり、一方でフリーダに少しでも心を開いてもらおうと、同じくエストニア出身でパリ在住の昔の仲間に連絡をとり来訪してもらうなどの努力をするものの全く報われないアンヌ。
人生半ばを過ぎ、心機一転新しい場所で生きていこうとするアンヌが、夜のパリを散策しながら気持ちを立て直そうとしたり、仕事のオファーをしたカフェの経営者ステファンに淡い恋心を抱いたり。
二人の女性の等身大の姿が描かれているようなストーリーです。

この映画の見どころは、登場人物の複雑な心の襞（ひだ）を描くストーリー以外にもあります。
エッフェル塔、凱旋門、セーヌ川に架かる橋から眺める夜景、街中のカフェといったパリの風景。朝食に焼きたてのクロワッサンを買って食べるパリジェンヌの暮らし。
そして、主演のジャンヌ・モロー（なんと85歳！）が身に着けるシャネルファッション。ココ・シャネルと親交があった彼女自身の私物だそうです。洋服に組み合わせた何連ものパールのネックレスやカメリアのコサージュなどを嫌味なく着こなす姿は流石です。


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タグ：パリ フランス映画