SSブログ

高輪界隈ウォーキング [東京 お出かけ]

三連休の最終日、きのうは部屋でダラダラしていたので、今日は夕方近くになって重い腰を上げて出かけました。

白金台のスポーツクラブで着替え、いざ高輪方面へウォーキング!

清正公前交差点から天神坂をのぼりメリーロード高輪(二本榎通り)を品川方面へ真っすぐ。
以前に歩いたときには気づかなかったカフェやパン屋さんなど、入ってみたくなるお店がいろいろ。
カトリック高輪教会の角で品川駅方向に左折し、グランドプリンス新高輪の向かいの道に入り、ユニセフハウスの前を通り、さらに歩みを進めながら品川駅方面に目をやると(高輪4丁目12番地あたり)、急な下り坂が次々と出てきます。

自転車で走り降りたら気持ちいいだろうなぁ。って、やっちゃダメですよ。
20130923 1高輪4丁目12付近の坂1.JPG

地面の○印は急坂の目印。正面の高層ビルはMicrosoftのビル。
20130923 1高輪4丁目12付近の坂2.JPG

アイスランド大使館を通り過ぎ、高輪4丁目18番地あたりの坂を下りていくと途中から階段が。
20130923 2高輪4丁目18付近の階段.JPG

下りきったところを少し行き左の小道に入っていくと(高輪4丁目24番地)、オレンジ色のドイツ風の建物が見えます。カフェのようです。
20130923 3ドイツ風建物1.JPG

脇の階段を上ると、ピンクの外壁の建物も。こちらはクリスマスショップのようです。
20130923 3ドイツ風建物2.JPG
木立やベンチなど、ここだけ見るとヨーロッパの雰囲気

実は出かける前に、この場所を目指して歩いてきたのですが、行き止まりの道があったり、下りる坂を間違えて上ったり下りたりを繰り返しました。結構いい運動になりました(汗)

品川駅の前の大通り(第一京浜)から、さくら坂を上りプリンスホテルの敷地に入っていきます。
現在はグランドプリンスホテル高輪貴賓館になっている旧竹田邸が気品ある佇まいを見せています。
20130923 4グランドプリンスH高輪貴賓館.JPG

敷地内から脇の階段を下りると高輪公園。公園内も通り抜けると東禅寺というお寺の山門が見えます。
20130923 5東禅寺.JPG

「最初のイギリス公使宿館跡」の石碑。国指定史跡。
幕末の安政6年(1859年)、最初の英国公使館が置かれた場所です。
幕末の開国に伴い、初代英国公使(着任時は総領事)ラザフォード・オールコックが着任すると、東禅寺がその宿所として提供され、7年間公使館として使用されたそうです。

山門の右のほうへ、自動車は通れないほどの道(洞坂、ほらさか)をさらに上っていくと桂坂に突き当たるので、上っていくとメリーロード高輪のランドマーク、高輪消防署二本榎出張所に戻ります。
そのまま今度は下っていくと桜田通りに出るので、歩道橋を通って渡ります。

交差点そばにあるのは明治学院大学。今年、創立150周年だそうです。
20130923 6明治学院大学.JPG

八芳園脇の桑原坂を上り、目黒通りに突き当たるとスポーツクラブはすぐそこ。
お風呂で汗を流し、クラブ内のレストランで鰆の西京焼き夕食。ひじきの煮物もついてヘルシー。
20130923 鰆西京焼き定食.JPG
何よりも料理せずに食べられるというのが一番よね


高輪界隈を歩きながら、思わず口ずさんだのが「別れても好きな人」(ロス・インディオス&シルヴィア)
♪歩きたいのよ高輪~♪

そのほか、歌詞に出てくる都心の地名。
「別れた渋谷で会った」 二日前にも美術鑑賞で行った場所。
「傘もささずに原宿」 近くの表参道は行きつけの美容室がある。
「思い出語って赤坂」 勤務地はすぐそこの溜池山王。
「ちょっぴり寂しい乃木坂」 国立新美術館があるし、いつも行っている東京ミッドタウンも近く。
「いつもの一ツ木通り」 ランチで足をのばす時に行きます。

この歌謡曲が流行っていた頃は、地名を聞いてもどこそれ?って感じだったのが、今では自分の行動範囲。感慨深いわぁ。


実は明日、明後日もお休みの私。両親が上京してくるので、おもてなし~
皆さんのポチッが励みになっています。クリックお願いしま~す↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ベニシアさんの四季の庭 [シアター&シネマ]

ベニシア・スタンリー・スミスさん関連のものを先週は二つ観てきました。

一つは映画「ベニシアさんの四季の庭」(Venetia's garden)

20130920 ベニシアさんの四季の庭.JPG
シネスイッチ銀座で上映

ベニシアさんは1950年、イギリスの貴族の家系に生まれ(映画の中でかつて暮らした家を訪れるシーンが登場しますが、広大な丘陵地に建つまさしく宮殿。今は英国ナショナル・トラストの管理になっているほどの建物)、社交界にデビューしたものの、19歳の頃そんな貴族社会に疑問を抱きインドへの旅に向かう。
さらに、「もっと東に行かなければ」とシルクロードをたどり、1971年に日本にたどり着く。
東京で偶然出会った外国人から京都に行くことを勧められ、78年に京都大学の近くで英会話学校を始め、現在は大原の築百年以上の古民家に夫と次男と一緒に暮らしながら手作りの暮らしを実践しています。

アメリカ人のターシャ・チューダーさん、イギリス人のベニシアさん。ともに自宅の庭でガーデニングを楽しみ、自然とともにゆったりと過ごす“手作りで丁寧な生活”が共通しているところ。
私がこの二人を知ったのはNHKのテレビ番組から。
これまでテレビで紹介されてきた素敵な暮らしぶりからは想像できないプライベートな苦悩、苦労が映画や展示から感じられます。

映画では、ベニシアさんの京都大原の自宅と庭をメインに、家族や友人・知人が登場します。
最初の結婚で二人の子供(長女、長男)を授かったが離婚。その長女の病気(統合失調症)。再婚した山岳写真家(梶山正)の浮気、生死をさまよう事故。
人生の試練の時、ベニシアさんは庭に向かい、ハーブや草花に癒されてきました。
また、大原の地元の人たち(畳職人、野菜直売所の男性、紫蘇ジュースの作り方を教えてくれた近所の女性、ガーデニング仲間となった女性など)との交流により、温かい心の通い合いを広げてきました。

四季折々の美しい京都大原の風景、心癒される彼女の庭の植物たち。ゆっくりと流れる時間。
春夏秋冬に応じ、イギリスと日本の伝統と知恵が調和した穏やかな暮らし。
ピアニスト川上ミネさんの心地よい音楽とともに、目にも耳にも心にも優しいドキュメンタリーです。


もう一つは展覧会「ベニシアと仲間たち展」(松屋銀座8階イベントスクエアにて)

NHKのEテレで放送している「猫のしっぽ カエルの手 ~京都大原ベニシアの手づくり暮らし~」でも紹介している彼女の暮らしぶりを四季に合わせて再現したもの。
彼女のエッセイやイラスト、食卓の設え、庭など、写真と映像を合わせて展示してあります。
彼女の手づくり暮らしを支える職人や作家など、京都で出会ったベニシアさんの仲間たちの作品も紹介されています。

展示コーナーのタイトルやエッセイの中で心に留まったものをいくつか記録します。(日本語は私の試訳)

Spring is like the beauty of a young girl.
Summer has the rich beauty of vibrant womanhood.
Autumn has the faded soft beauty of the older middle aged woman.
Winter has the beauty of a wise silver haired lady.
In each age, women are beautiful.

春は少女の美しさのよう
夏には活力に満ちた女盛りの豊かな美しさがある
秋には中年女性の落ち着き、穏やかな美がある
冬は聡明な老婦人の美しさを持つ
どの年代においても女性は美しい

Nothing in this world happenes by chance.
この世界で起こるすべてのことに偶然というものはない。

Our life is our opportunity to spend time. We should spend it wisely.
私たちの人生は時間を過ごすチャンスなのだ。だから、賢く過ごさなくてはならない。


生活は四季があるから楽しい。人生は変化があるから面白い。
と、私は思う。


皆さんのポチッが励みになっています。クリックお願いしま~す↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへにほんブログ村

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。