アート オブ ブルガリ

上野の東京国立博物館　表慶館で「アート　オブ　ブルガリ　130年にわたるイタリアの美の至宝」展を観てきました。


ソートワール（ロングネックレス）部分、1969年、サファイア、ダイヤモンド

1884年にローマで創業したBULGARIの130年にわたる最も重要な作品約250点が、これまた素敵な表慶館の歴史的な建物の中で展示されました。
エントランスや階段室の吹き抜け天井や会場壁面にはプロジェクションマッピングでジュエリーの画像などが映し出され、ゴージャスな夢の世界へ～

歴史的な作品から現代の作品にいたるまで、どれも思わずため息がもれそうなものばかり。
特に、「エリザベス・テイラー　コレクション」（上↑のソートワールもそのうちの一つ）や誕生40周年を迎える「ブルガリ・ブルガリ」ウォッチ　ヘリテージコレクションは圧巻。
また、現物だけでなく作品にする前のスケッチなどの資料も見ごたえがありました。



左のネックレス（1965年）：ゴールド、エメラルド、アメシスト、ターコイズ、ダイヤモンド。寒色系でまとめたカラーの組み合わせが美しい。
真ん中・上のリング（1970年頃）：「セルペンティ（蛇）」ブレスレットウォッチ。ゴールド、エナメル、ダイヤモンド
右・上の時計（1975年）：「ブルガリ・ローマ」ウォッチ。ゴールド、レザー/麻ストラップ
真ん中・下（1971年）：「富士山」ブローチ。ゴールド、プラチナ、マザー・オブ・パール、エナメル、ダイヤモンド
右・下のリング（1971年）：「トロンビーノ」リング（エリザベス・テイラー　コレクション）プラチナ、サファイア、ダイヤモンド

「僕にとって、ブルガリの店に行くのは　最高のコンテンポラリーアート展に行くようなもの」
ーアンディ・ウォーホルー

まさしく、ジュエリーというアート作品を堪能しました。

2009年春にはカルティエの企画展、2014年12月にはエルメスの特別エキシビションが開催された表慶館。
次に企画展が催されるラグジュアリーブランドはどこかしら。シャネル？フェンディ？

【おまけ】
メトロ銀座駅から松屋に近い改札に向かう階段。BULGARIのデザインで飾られています。



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タグ：ジュエリー

マリインスキー・バレエ「愛の伝説」

上野の東京文化会館　大ホールで開催されたマリインスキー・バレエ「愛の伝説」を観てきました。


11月28日（土）13:00開演16:00終了　特別S席（1階24列6番、17000円）

全３幕
第1幕40分（休憩20分）第2幕50分（休憩20分）第3幕50分
音楽：アリフ・メリコフ
振付：ユーリー・グリゴローヴィチ

シリン（王女）：マリーヤ・シリンキナ
フェルハド（宮廷画家）：ウラジーミル・シクリャローフ
メフメネ・バヌー（女王、シリンの姉）：ヴィクトリア・テリョーシキナ

「愛の伝説」相関図


女王メフメネ・バヌーの宮殿は悲しみに包まれている。妹のシリン王女が不治の病に冒されているからだ。
そこへ托鉢僧が現われ「バヌーの美しさを差し出せば、シリンを助けることができる」と告げる。
妹シリンのために醜くなることを受け入れたバヌー。健康を取り戻したシリンは、宮廷画家フェルハドに出会い恋に落ちる。
同時に、バヌーもフェルハドを愛しており苦悩する。
嫉妬するバヌーは、フェルハドに人々のために水路を掘るよう命令する。
フェルハドは水路に愛するシリンがたたずむ姿を夢に見て、バヌー女王は美貌を取り戻しフェルハドと愛し合うことに夢想する・・・。

ロシア・バレエ独特の雰囲気（華やか）を感じられる作品。


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タグ：バレエ