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気がつけば半世紀 [日記]

2月10日、この日は私の誕生日。
そして今年、私は人生半世紀、そう50才になりました!(自分でも信じられない)

一年前、49才になった時はなんだか複雑な心境だったけど、今回は不思議なくらい清々しい気分で誕生日を迎えました。(職場でも自分で宣言するくらい、笑)

この記念すべき誕生日を家族と一緒に過ごそうと決めて帰省したのも人生の大きな節目を感謝の気持ちで迎えたかったから。
これまでの誕生日には感じなかった重みというか、感慨があります。

珍しく平日に金沢に行く機会ができたので、イギリスに赴任するまで勤務していた職場を8年9か月ぶりに訪問することにしました。
あまりにも久しぶりすぎてエレベーターがどこにあるか、入口をどうやって入るか、戸惑うほど。
駆け足で各フロアを挨拶まわり。私の予期せぬ訪問に驚かれ、懐かしい人たちと言葉を交わしました。
お昼のチャイムが鳴ったので、かつての部下(女性二人)とランチ。
一人は私と一か月違い、もう一人は私の翌日が誕生日なので、三人のお祝いを兼ねて。

20150210 すし食いねぇ.JPG
会社そばの回転すしでお得盛り合わせ。11貫とあら汁がついて850円なり~

その後は兄からITサポートを頼まれていたので、町家ゲストハウスあかつき屋へ。

20150210 花嫁のれん@あかつき屋.JPG
雛祭りの季節は母が嫁いだときの花嫁のれんが掛けられるのが恒例になりました

兄がお茶とともに用意してくれた金沢の冬のお菓子、辻占。
20150210 辻占.JPG

藩政時代、金沢城下には辻に立って占いをする人がいて「辻占(つじうら)」と呼ばれ、町民たちに親しまれていたそうです。
小さな煎餅の中に折りたたんだ紙切れが入っていて短い言葉が書かれています。三個の辻占を開き、三つの短いフレーズをつないで一つの文として読み合わせ、縁起を楽しむもの。
私が開いたものは「いまよりのち吉」
実家に帰って残りの二つを開くと「おまえとならば」「うわさが高い」

金沢での予定をすませ、JR金沢駅へ。北陸新幹線開業目前でますます盛り上がっています。

20150210 JR金沢駅2.JPG
「新幹線が春を連れて、やってくる。」

新幹線改札口はまだ幕が張られ見えなくされていました。
20150210 JR金沢駅1.JPG

先日の指定席発売初日には一番列車が25秒で売り切れてしまうほどの人気。
次回の帰省時、東京へ戻る際は新幹線を利用しようと思っているのだけど、果たして指定席はとれるのだろうか、、

金沢から電車に乗り、途中下車して中高の同級生と会って居酒屋でおしゃべり。

20150210 なまこ酢.JPG 念願のナマコ酢♪

お互いの50才を迎える心境と、両親のことが話題の中心。そんな年齢なのね~
二時間があっという間。

実家のある羽咋駅に着くと改札そばで羽咋市のご当地キャラクター、宇宙人サンダーくんが迎えてくれました。
20150210 JR羽咋駅1.JPG

お店が次々と廃業し、すっかり閑散としてしまった駅前。UFOのイルミネーションだけが明るく光っている。
20150210 JR羽咋駅2.JPG

年に数回、石川県に帰ると、地元に戻った懐かしさとともに、自分がよそから来た訪問者のような感覚とが入り混じり、複雑な気持ちになります。
いつかまた金沢に暮らすことがあるのかな。

翌日、東京に戻るとバースデーカードが届いていた。
20150210 Bdayカード.JPG

メールやFacebookでもお祝いメッセージをいただきました。
言葉のほかにも、私が喜びそうなものを考えてくれたことが察しられる贈り物をいろいろと受け取りました。
本当にありがとうございます! 感激、心から感謝です。

50才になった気分って悪くない。
49才は40代の最後で老け込んだ感じだったけど、50才は50代で一番若い。
なんだかとっても前向きな気持ちでいる私。これからも頑張るよー!


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JAPAN ARCHITECTS 1945-2010 [建築&インテリア]

金沢21世紀美術館で開催中の開館10周年記念特別展「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」「3.11以後の建築」を観てきました。

20150210 JAPAN ARCHITECTS&3.11以後の建築.jpg

「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」は、戦後の日本において大きな役割を果たしてきた日本の建築家たちによる150以上のプロジェクトを考察し、戦後日本建築史を紹介するもの。
6つのセクションに分け、各セクションのコンセプトに対応するカラー・コードを用い、戦後日本建築を読み解いていきます。
建築模型や設計図など、多数の資料展示は専門家にとってはきっと学習材料としても貴重なはず。
残念ながら私には専門的なことはわからず、どちらかと言うとアートとして見てしまいますが。

各セクションの構成と展示されている建築家は次のとおり。

第1セクション:黒 ―絶えざる破壊と再生、陰翳あるいは闇
一木努コレクションを用いた鈴木了二によるインスタレーション

20150210 JAPAN ARCHITECTS2.JPG

第2セクション:ダーク・グレー ―都市と国土のヴィジョン
前川國男、坂倉準三、増沢洵、吉阪隆正、白井晟一、アントニン・レーモンド、大江宏、吉村順三、村野藤吾

第3セクション:ライト・グレー ―新しい日本建築
谷口吉郎、前川國男、菊竹清訓、増沢洵、海老原一郎、吉阪隆正、白井晟一、坂倉準三、磯崎新、大高正人、アントニン・レーモンド、日建設計、渡邊洋治、丹下健三

第4セクション:カラー ―メタボリズム、万博、新たなヴィジョン
4a:丹下健三、菊竹清訓、黒川紀章、槇文彦、大高正人、大谷幸夫、磯崎新、大江宏、渡邊洋治、内田祥哉、高橋靗一/第一工房
4b:伊坂芳太良、丹下健三、磯崎新、黒川紀章、前川國男、大谷幸夫、村田豊、菊竹清訓、山下和正、横尾忠則
4c:磯崎新、重田良一、六角鬼丈、石山修武、毛綱毅曠、林雅子、倉本龍彦、渡邊洋治、山下和正

第5セクション:ノン・カラー ―消滅の建築
相田武文、長谷川逸子、早川邦彦、藤井博巳、谷口吉生、坂本一成、伊東豊雄、山本理顕、篠原一男、北川原温、水谷頴介、高月昭子、毛綱毅曠、東孝光、鈴木恂、安藤忠雄、鈴木了二、高松伸、槇文彦、磯崎新

第6セクション:白 ―還元から物語へ
青木淳、アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室、石上純也、伊東豊雄、乾久美子、遠藤秀平、隈研吾、佐藤光彦、妹島和世+西沢立衛/SANAA、髙﨑正治、市川創太/ダブルネガティヴアーキテクチャー、武井誠+鍋島千恵/TNA、手塚貴晴/手塚由比、内藤廣、中村拓志、永山祐子、西沢立衛、坂茂、平田晃久、藤本壮介、藤森照信、みかんぐみ、山下保博/アトリエ・天工人、渡辺誠

一方、「3.11以後の建築」では、2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波による破壊、原発事故がもたらした惨事に対して、環境やエネルギーとの関係に配慮した設計が従来にも増して求められるようになったことに、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとしているのか、25組の建築家の取り組みが紹介されています。

会場構成は次のとおり。

1 みんなの家
2 災害後に活動する
3 エネルギーを考える
4 使い手とつくる
5 地域資源を見直す
6 住まいをひらく
7 建築家の役割を広げる

先日、近所の聖坂で見かけた「蟻鱒鳶ル」も紹介されていました。
http://ikkosan-tokyo3.blog.so-net.ne.jp/2014-12-06-2

建築つながりで、同時開催されているのが「犬のための建築」展
20150210 犬のための建築展.JPG

ただし、動物の建築ではなく、動物愛護のプロジェクトでもありません。
「犬」は普遍的なプラットフォームだそうです。
もしも人間の尺度を超えて環境を仮想するとしたら、それはどんなものだろうか、というのがテーマのようです。


前日からの雪で一面真っ白。さらに降り続ける雪。
20150210 金沢21世紀美術館1.JPG

この美術館を設計したSANAA(妹島和世+西沢立衛)のインスタレーション「無重力性と透明性」(2002年、アクリル)
20150210 金沢21世紀美術館2.JPG
ウサギの耳みたいな椅子もSANAAのデザイン


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タグ:建築
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