JAPAN ARCHITECTS 1945-2010 [建築&インテリア]
金沢21世紀美術館で開催中の開館10周年記念特別展「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」と「3.11以後の建築」を観てきました。
「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」は、戦後の日本において大きな役割を果たしてきた日本の建築家たちによる150以上のプロジェクトを考察し、戦後日本建築史を紹介するもの。
6つのセクションに分け、各セクションのコンセプトに対応するカラー・コードを用い、戦後日本建築を読み解いていきます。
建築模型や設計図など、多数の資料展示は専門家にとってはきっと学習材料としても貴重なはず。
残念ながら私には専門的なことはわからず、どちらかと言うとアートとして見てしまいますが。
各セクションの構成と展示されている建築家は次のとおり。
第1セクション:黒 ―絶えざる破壊と再生、陰翳あるいは闇
一木努コレクションを用いた鈴木了二によるインスタレーション
第2セクション:ダーク・グレー ―都市と国土のヴィジョン
前川國男、坂倉準三、増沢洵、吉阪隆正、白井晟一、アントニン・レーモンド、大江宏、吉村順三、村野藤吾
第3セクション:ライト・グレー ―新しい日本建築
谷口吉郎、前川國男、菊竹清訓、増沢洵、海老原一郎、吉阪隆正、白井晟一、坂倉準三、磯崎新、大高正人、アントニン・レーモンド、日建設計、渡邊洋治、丹下健三
第4セクション:カラー ―メタボリズム、万博、新たなヴィジョン
4a:丹下健三、菊竹清訓、黒川紀章、槇文彦、大高正人、大谷幸夫、磯崎新、大江宏、渡邊洋治、内田祥哉、高橋靗一/第一工房
4b:伊坂芳太良、丹下健三、磯崎新、黒川紀章、前川國男、大谷幸夫、村田豊、菊竹清訓、山下和正、横尾忠則
4c:磯崎新、重田良一、六角鬼丈、石山修武、毛綱毅曠、林雅子、倉本龍彦、渡邊洋治、山下和正
第5セクション:ノン・カラー ―消滅の建築
相田武文、長谷川逸子、早川邦彦、藤井博巳、谷口吉生、坂本一成、伊東豊雄、山本理顕、篠原一男、北川原温、水谷頴介、高月昭子、毛綱毅曠、東孝光、鈴木恂、安藤忠雄、鈴木了二、高松伸、槇文彦、磯崎新
第6セクション:白 ―還元から物語へ
青木淳、アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室、石上純也、伊東豊雄、乾久美子、遠藤秀平、隈研吾、佐藤光彦、妹島和世+西沢立衛/SANAA、髙﨑正治、市川創太/ダブルネガティヴアーキテクチャー、武井誠+鍋島千恵/TNA、手塚貴晴/手塚由比、内藤廣、中村拓志、永山祐子、西沢立衛、坂茂、平田晃久、藤本壮介、藤森照信、みかんぐみ、山下保博/アトリエ・天工人、渡辺誠
一方、「3.11以後の建築」では、2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波による破壊、原発事故がもたらした惨事に対して、環境やエネルギーとの関係に配慮した設計が従来にも増して求められるようになったことに、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとしているのか、25組の建築家の取り組みが紹介されています。
会場構成は次のとおり。
1 みんなの家
2 災害後に活動する
3 エネルギーを考える
4 使い手とつくる
5 地域資源を見直す
6 住まいをひらく
7 建築家の役割を広げる
先日、近所の聖坂で見かけた「蟻鱒鳶ル」も紹介されていました。
http://ikkosan-tokyo3.blog.so-net.ne.jp/2014-12-06-2
建築つながりで、同時開催されているのが「犬のための建築」展
ただし、動物の建築ではなく、動物愛護のプロジェクトでもありません。
「犬」は普遍的なプラットフォームだそうです。
もしも人間の尺度を超えて環境を仮想するとしたら、それはどんなものだろうか、というのがテーマのようです。
前日からの雪で一面真っ白。さらに降り続ける雪。
この美術館を設計したSANAA(妹島和世+西沢立衛)のインスタレーション「無重力性と透明性」(2002年、アクリル)
ウサギの耳みたいな椅子もSANAAのデザイン
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「ジャパン・アーキテクツ 1945-2010」は、戦後の日本において大きな役割を果たしてきた日本の建築家たちによる150以上のプロジェクトを考察し、戦後日本建築史を紹介するもの。
6つのセクションに分け、各セクションのコンセプトに対応するカラー・コードを用い、戦後日本建築を読み解いていきます。
建築模型や設計図など、多数の資料展示は専門家にとってはきっと学習材料としても貴重なはず。
残念ながら私には専門的なことはわからず、どちらかと言うとアートとして見てしまいますが。
各セクションの構成と展示されている建築家は次のとおり。
第1セクション:黒 ―絶えざる破壊と再生、陰翳あるいは闇
一木努コレクションを用いた鈴木了二によるインスタレーション
第2セクション:ダーク・グレー ―都市と国土のヴィジョン
前川國男、坂倉準三、増沢洵、吉阪隆正、白井晟一、アントニン・レーモンド、大江宏、吉村順三、村野藤吾
第3セクション:ライト・グレー ―新しい日本建築
谷口吉郎、前川國男、菊竹清訓、増沢洵、海老原一郎、吉阪隆正、白井晟一、坂倉準三、磯崎新、大高正人、アントニン・レーモンド、日建設計、渡邊洋治、丹下健三
第4セクション:カラー ―メタボリズム、万博、新たなヴィジョン
4a:丹下健三、菊竹清訓、黒川紀章、槇文彦、大高正人、大谷幸夫、磯崎新、大江宏、渡邊洋治、内田祥哉、高橋靗一/第一工房
4b:伊坂芳太良、丹下健三、磯崎新、黒川紀章、前川國男、大谷幸夫、村田豊、菊竹清訓、山下和正、横尾忠則
4c:磯崎新、重田良一、六角鬼丈、石山修武、毛綱毅曠、林雅子、倉本龍彦、渡邊洋治、山下和正
第5セクション:ノン・カラー ―消滅の建築
相田武文、長谷川逸子、早川邦彦、藤井博巳、谷口吉生、坂本一成、伊東豊雄、山本理顕、篠原一男、北川原温、水谷頴介、高月昭子、毛綱毅曠、東孝光、鈴木恂、安藤忠雄、鈴木了二、高松伸、槇文彦、磯崎新
第6セクション:白 ―還元から物語へ
青木淳、アトリエ・ワン+東京工業大学塚本研究室、石上純也、伊東豊雄、乾久美子、遠藤秀平、隈研吾、佐藤光彦、妹島和世+西沢立衛/SANAA、髙﨑正治、市川創太/ダブルネガティヴアーキテクチャー、武井誠+鍋島千恵/TNA、手塚貴晴/手塚由比、内藤廣、中村拓志、永山祐子、西沢立衛、坂茂、平田晃久、藤本壮介、藤森照信、みかんぐみ、山下保博/アトリエ・天工人、渡辺誠
一方、「3.11以後の建築」では、2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波による破壊、原発事故がもたらした惨事に対して、環境やエネルギーとの関係に配慮した設計が従来にも増して求められるようになったことに、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとしているのか、25組の建築家の取り組みが紹介されています。
会場構成は次のとおり。
1 みんなの家
2 災害後に活動する
3 エネルギーを考える
4 使い手とつくる
5 地域資源を見直す
6 住まいをひらく
7 建築家の役割を広げる
先日、近所の聖坂で見かけた「蟻鱒鳶ル」も紹介されていました。
http://ikkosan-tokyo3.blog.so-net.ne.jp/2014-12-06-2
建築つながりで、同時開催されているのが「犬のための建築」展
ただし、動物の建築ではなく、動物愛護のプロジェクトでもありません。
「犬」は普遍的なプラットフォームだそうです。
もしも人間の尺度を超えて環境を仮想するとしたら、それはどんなものだろうか、というのがテーマのようです。
前日からの雪で一面真っ白。さらに降り続ける雪。
この美術館を設計したSANAA(妹島和世+西沢立衛)のインスタレーション「無重力性と透明性」(2002年、アクリル)
ウサギの耳みたいな椅子もSANAAのデザイン
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タグ:建築
2015-02-10 15:00
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