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ハーゲンダッツ Special Edition アントワネット [定点観測 ハーゲンダッツほか]

ハーゲンダッツの定点観測。
ミニカップのSpecial Editionアントワネット~赤ワイン仕立て~

20150221 ハーゲンダッツ・アントワネット.JPG

表面には銀粉が散りばめられていてゴージャス。
赤ワインの味もしっかり。
見た目も味も大人のアイスクリーム。


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ホイッスラー展 [アート&デザイン]

横浜美術館の開館25周年「ホイッスラー展」を観てきました。

20150221 ホイッスラー展1.JPG

メイン「白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール」1864年、テート美術館
右上「紫とバラ色:6つのマークのランゲ・ライゼン」1864年、フィラデルフィア美術館
右中「ノクターン:青と金色―オールド・バターシー・ブリッジ」1872-75年、テート美術館
右下「ライム・リジスの小さなバラ」1895年、ボストン美術館
下中「白のシンフォニー No.3」1865-67年、バーバー美術館(バーミンガム大学附属)
左下「肌色と緑色の黄昏:バルパライソ」1866年、テート美術館

米国マサチューセッツ州生まれの19世紀を代表する画家、ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(James McNeill Whistler 1834-1903)の大回顧展。
20歳でエッチングを学び、21歳で画家を目指してパリに渡りクールベに出会い、写実主義に感銘を受けたあと、25歳でロンドンに移住。都市で働く人々や風景を描いた版画、友人や家族を描いた肖像画で有名になる。
69歳で亡くなるまで、生涯、英仏海峡を往来する「クロス・チャネル」の画家として活動。

ロンドン移住後は、ラファエル前派と親交を深め、物語や教訓を表現するのではなく、色や形の美しさを追求し続け、「芸術のための芸術」(唯美主義)を主導した。
色や形が調和した絵を目指し、シンフォニーやハーモニーといった音楽用語を作品のタイトルに用いた。

一方、日本の浮世絵や工芸品からインスピレーションを得たジャポニスムの画家として知られている。
お椀・団扇・ツツジの花といったモチーフ(上↑のメインの絵)、伝統的な遠近法によらない構図(上↑のテムズ川にかかるオールド・バターシー・ブリッジを描いた絵の構図は、歌川広重の「名所江戸百景」のうち「京橋竹がし」の風景の切り取り方を取り入れている)や、抑えた色彩のグラデーションといったところに日本文化の影響が見てとれる。
着想の元となった浮世絵がホイッスラーの作品と並べて展示されていたのも面白い。

会場構成は次のとおり。
第1章 人物画
第2章 風景画
第3章 ジャポニスム

静かで穏やかな雰囲気、品が感じられる絵。

【おまけ1】
企画展とともにコレクション展も鑑賞。今回気に入った作品二つ。

北久美子(1945年生まれ)「夢想植物園・・・Y」1989年
20150221 横浜美術館1.JPG

奈良美智(1959年生まれ)「春少女」2012年
20150221 横浜美術館2.JPG

【おまけ2】
「ホワイト イルミネーション×ホイッスラー展」
20150221 ホイッスラー展2.JPG

会期中、美術館前の「美術の広場」がホイッスラーの「ホワイト・ガール」をイメージした白いイルミネーションでライトアップされていました。


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タグ:西洋絵画
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そして横浜 [旅 関東]

熱海から東京への戻る途中、横浜に立ち寄り。

♪追いかけてヨコハマ~♪(桜田淳子)
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♪振り向けばヨコハマ♪(マルシア)
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横浜は思わず写真を撮りたくなるスポットが点在してるね。

20150221 横浜6.JPG
"day 3/5/6" ノイズ・アーキテクツ,2013


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光琳アート 光琳と現代美術 [アート&デザイン]

尾形光琳300年忌記念特別展「光琳アート 光琳と現代美術」を見るために熱海のMOA美術館に行ってきました。

20150221 光琳アート1.jpg

MOA美術館を訪れるのは一年前に続き二回目。
今回は尾形光琳の二大国宝「燕子花図屏風」(根津美術館蔵)と「紅白梅図屏風」(MOA美術館蔵)が同時に公開されるめったにないチャンスだったため足を運びました。
この2作品が同時公開されるのは今上天皇のご結婚を記念して根津美術館で開催された「琳派秀作展」以来56年ぶりとのこと。
生きているうちに次にこういう機会があるとは思えないので見逃せません。

会場構成と主な作品は次のとおり。

1章 光琳の名品
「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」が展示室1の左右に対峙して置かれている静かな空間に入った瞬間、感動がじわじわとこみ上げてきます。

2章 光琳100年忌
文化12年(1815年)の光琳100年忌には、琳派の酒井抱一によって遺墨展と法要が営まれた。
重要美術品「紫式部図」(MOA美術館蔵)
「白楽天図屏風」(根津美術館蔵)

20150221 光琳アート2.JPG

3章 光琳200年忌
大正4年(1915年)の光琳200年忌は、三越呉服店が中心となり追善法会と光琳遺作展、記念講演が行われた。
重要文化財「槇楓図屏風」(東京藝術大学蔵)
「松山茶花蒔絵硯箱」(個人蔵)
「方形絵替盆」(MOA美術館蔵)

4章 光琳を現代に生かす
岡倉天心がMOA美術館の創立者岡田茂吉氏に語った言葉。
天心の理想のもとに、新しい芸術の創造に取り組んだ日本美術院をはじめ光琳芸術の影響がうかがわれる近現代作家の作品を紹介。
重要文化財「弱法師」下村観山(東京国立博物館蔵)
「群鶴図」加山又造(キリンホールディングズ株式会社蔵) コマ送り?パラパラ漫画?
「池の梅(紅)(白)」平松礼二(個人蔵)
訪問着「白地位相割付文 実り」森口邦彦(三越伊勢丹ホールディングス蔵) 三越の手提げ袋のデザイン
「瓢果蒔絵合子」室瀬和美(個人蔵)

20150221 光琳アート3.JPG

現代アート
杉本博司、村上隆、福田美蘭、会田誠、須田悦弘ら、現代アーティストの作品。
「群娘図'97」会田誠(個人蔵) 少女たちが燕子花図の配置と同じように立っている
「ルイ・ヴィトンのお花畑」村上隆(高橋コレクション)
「風神雷神図」福田美蘭(個人蔵)
「梅」須田悦弘(個人蔵) 展示室では紅白梅図屏風のそばにこぼれ落ちた花や花びらのように置かれていた
杉本博司の「月下紅白梅図」は光琳300年忌事業としてMOA美術館が制作依頼した作品で初公開。

20150221 光琳アート4.JPG

琳派。
俵屋宗達と本阿弥光悦が活躍したのは17世紀。尾形光琳(1658-1716)は18世紀。酒井抱一は19世紀。光琳の再生を夢見て画家を育てた岡倉天心は20世紀。
琳派に属する天才と呼ばれる画家たちは約100年ごとのサイクルで現れた。そして現代にもその影響は続いている。
日本のみならず、浮世絵とともに海を渡った琳派の作品はゴッホやモネらヨーロッパの画家たちにも影響を与えた。
その作風の特徴は、
●水墨画を基本にしながら金や銀、岩絵具を駆使したやまと絵の技法を取り入れた華やかなデザイン性
●現代のグラフィックデザインを先取りしたような斬新でインパクトの強い構図
●花鳥風月などの自然の精神性を簡略化、抽象化した、日本人の美意識にマッチした意匠(図案化された光琳波や光琳菊などの光琳模様が有名)
※展覧会記念冊子の解説文から引用

その中でも光琳は、後世に大きな影響を残した。
2015年は光琳300年忌の記念の年。
あちこちで琳派にちなんだ展覧会が開かれるようです。楽しみ。
西洋画では印象派、日本画では琳派の展覧会は"てっぱん"と呼べるのでは。


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春を求めてちょっと熱海へ [旅 東海]

金曜、仕事を終えて19時に退社。
いつもとは違う方向へ地下鉄で向かう。

品川からは新幹線こだま。夕食は崎陽軒のシウマイ弁当。
20150220 崎陽軒シウマイ弁当.JPG

着いた駅は熱海
20150220 夜の梅@熱海.JPG 夜の梅

駅前のアーケード商店街、仲見世通りを通り抜け宿泊ホテルのリゾーピア熱海へぶらぶら歩きで目指す。
その夜は部屋でゆったりオイルマッサージを受けて就寝。
海から時折ドーンと打ち寄せる波の音が聞こえる。


普段なら絶対できないことが旅先では難なくできる。
夜明けと同時に目が覚めた。
20150221 熱海朝焼け1.JPG

この日の日の出、6時21分。
真っ赤な太陽の光の道が岸に向かって伸びる。
20150221 熱海朝焼け2.JPG

7時にはまだ間がある。
ホテルと海の間には自動車専用道路があるのみ。海は穏やかだが、テトラポットにぶつかる波は白く波頭を上げる。
20150221 熱海朝焼け5.JPG

ぼーっとした頭でただ海を眺める。
20150221 熱海朝焼け6.JPG

雲間から降り注ぐ光がスポットライトのように海面を照らす。
20150221 熱海朝焼け12.JPG

かれこれ一時間、ただ海と空を見ていた。
朝日の移ろいが作りだす光景をただただ無心に眺めていた。
こんな時間の過ごしかた、日常生活ではあり得ない。
だから、旅は"非日常"という。

大浴場からも海が見えた。
お湯に浸かりながら、また海と空を見ていた。

朝食をゆっくり味わい、目的地のMOA美術館へ。
20150221 熱海朝食.JPG

美術館そばには白い枝垂れ梅が満開を迎えていた。
20150221 熱海しだれ梅.JPG

お目当てのアート鑑賞をしたあと、再び新幹線こだまで戻る。
車中での遅い昼食は小田原の小鯵押寿司。
20150221 小鯵押寿司.JPG

鉄道での旅には弁当はつきもの。これも旅の楽しみだ。


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タグ:熱海
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