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季にあひたる [アート&デザイン]

今回の金沢での滞在中、唯一出かけた催し。

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広坂(金沢21世紀美術館の裏手)にある石川国際交流サロンで五日間だけ開催されていた
「第二回 季(とき)にあひたる 和のしつらい 洋のしつらい ~春待ちの宴~」

大学生だった時、家庭教師をしていた教え子(今は東京在住)がテーブルコーディネートの展示をしているのをFacebookで知り、見に行ったのです。

古い和風建築の室内に、一客一客異なる組合せで器とお花(造花)が飾られていました。
20190210 季にあひたる2.jpg

床の間や部屋の片隅に活けられた生花は別のグループの手によるもの。調和がとれています。
20190210 季にあひたる3.jpg

掛け軸の俳句は、彼女の亡くなったおばあさまの作。
20190210 季にあひたる4.jpg
数回お会いしたことがありますが上品で素敵な方でした

ひととおり見終わって、しばしおしゃべり。
20190210 季にあひたる5.jpg

小学5年生の頃に家庭教師を始めたころは一人っ子の寂しがり屋さんで、ご両親が仕事で留守がちだったこともあり、私は勉強を教えるというよりも一緒に夕ご飯を食べて留守番をしていたといったほうが正解かも。
それが今では和服が似合い、ワインや日本酒について教えている立派な大人の女性になりました。

実は、彼女のお母様は私が三十代の頃、英語通訳の勉強をしていた先生でもあり、長いご縁が続いているのです。
会場にはお母様もいらしていて、久しぶりの再会。
今日が誕生日であることを告げると、「いっこちゃん、ちょっと待っててね」と言い残し外出。
お祝いのメッセージカードを添えて、お菓子をプレゼントしてくださいました。感激。

20190210 季にあひたる6.jpg
ロゼワインのハーフボトルは東京から撮影にいらしていたカメラマンの方からの頂き物

雪がちらつく寒い朝の短い時間でしたが、心がとけるような温かい交流のひとときとなりました。


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竹内浩一の世界 [アート&デザイン]

上目黒の郷さくら美術館で「竹内浩一の世界 生きとし生けるもの、その美と心」を観てきました。

20190203 竹内浩一の世界.png

京都画壇を代表する日本画家、竹内浩一さん(1941~)の回顧展です。

全5作の連作からなる「鳥獣戯画」シリーズ
20190203 竹内浩一の世界1.png
上から「戯画猿来迎」2003年、「戯画游」2001年、「戯画女郎蜘蛛とねこ」2005年、「戯画釣名人」2009年

動物たちの動き、視線、表情、周りの空気感や気配など、五感に訴えてくる作品です。

20190203 竹内浩一の世界2.jpg

【おまけ】
今日のランチ。節分なので恵方巻、ならぬ納豆手巻き寿司。

豆を撒かずに巻きました。
20190203 納豆巻き.jpg


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フェルメール展 [アート&デザイン]

上野の森美術館で「フェルメール展」を観てきました。

20190107 フェルメール展1.jpg
(2018.10.5~2019.2.3)

17世紀のオランダを代表する画家、ヨハネス・フェルメール
寡作で知られ、真贋のはっきりしていない作品も含めても全37点。
そのうち10点が今回日本にきて、東京と大阪で展覧会が開催されることになりました。

あまりの人気ぶりに、日時指定入場制をとった今回の展覧会。
上野公園の他の美術館へ行くのに、上野の森美術館の前を通るたびにスゴイ行列になっていて、いつ行こうかと考えた末、正月休み明けの月曜の今日が狙い目と判断。
夜間延長をしていたので、仕事を終えて向かいました。
当日券での入場でしたが、予測どおり順調に入れました。

会場構成は次のとおり。
1 オランダ人との出会い:肖像画
2 遠い昔の物語:神話画と宗教画
3 戸外の画家たち:風景画
4 命なきものの美:静物画
5 日々の生活:風俗画
6 光と影:フェルメール

東京展では、来日10点のうち次の9点が展示されました。(制作年順に展示)
「マルタとマリアの家のキリスト」1654-55年頃、スコットランド・ナショナル・ギャラリー蔵
「取り持ち女」1656年、ドレスデン国立古典絵画館蔵 (1.9~2.3までの展示で見られず)
「牛乳を注ぐ女」1658-60年頃、アムステルダム国立美術館蔵
「ワイングラス」1661-62年頃、ベルリン国立美術館蔵
「リュートを調弦する女」1662-63年頃、メトロポリタン美術館蔵
「真珠の首飾りの女」1662-65年頃、ベルリン国立美術館蔵
「手紙を書く女」1665年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵
「赤い帽子の娘」1665-66年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵 (12.20までの展示で見られず)
「手紙を書く婦人と召使い」1670-71年頃、アイルランド・ナショナル・ギャラリー蔵

シアターからのアプローチを経て、青い壁の最後の展示室に入るとフェルメールの絵が同時に8点展示されているという信じられない光景。
部屋の真ん中に立ってぐるりと見渡すと、幸福感に包まれました。


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皇室ゆかりの美術 -宮殿を彩った日本画ー [アート&デザイン]

広尾の山種美術館で特別展「皇室ゆかりの美術 -宮殿を彩った日本画ー」を観てきました。

20190106 皇室ゆかりの美術.jpg

山種美術館創立者の山﨑種二は、昭和43年に完成した皇居新宮殿の室内装飾に携わった安田靫彦、山口蓬春、上村松篁、橋本明治、東山魁夷、杉山寧に同趣向の作品制作を依頼した。
本展は、この宮殿ゆかりの日本画を4年ぶりに一挙公開。
ほかに、天皇自筆の書(宸翰)や宮家旧蔵品、皇族から下賜された美術工芸品やボンボニエールなど、初公開作品を含む皇室ゆかりの美術品を展示する内容。

会場構成は次のとおり。
第1章 皇室と美術 -近世から現代まで
 皇室の書、絵画、工芸、ボンボニエール
第2章 宮殿と日本画 -皇居造営下絵と宮殿ゆかりの絵画
 皇居を飾る、山種美術館と宮殿ゆかりの絵画
第3章 帝室技芸員 -日本美術の奨励
 日本画、洋画、工芸・彫刻

20190106 皇室ゆかりの美術1.jpg
下村観山「老松白藤」1921年、山種美術館蔵

          20190106 皇室ゆかりの美術2.jpg

【おまけ】
Cafe椿でいただいたのは、今月のお茶セット(1000円)

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金箔入り緑茶、和菓子「初陽」は横山大観「富士山」にちなんだもの(胡麻入り漉し餡)

歩いての帰り道、広尾商店街の船橋屋こよみ広尾本店で買い物。

20190106 船橋屋くず餅プリン.jpg
くず餅プリン(399円)、お豆富チーズケーキ(200円)


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ルーベンス展 ―バロックの誕生 [アート&デザイン]

上野の国立西洋美術館で「ルーベンス展 ―バロックの誕生」を観てきました。

20190105 ルーベンス展.jpg
ペーテル・パウル・ルーベンス「パエトンの墜落」部分、1604-05年、ワシントン ナショナル・ギャラリー蔵

ペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)
バロックと呼ばれる壮麗華美な美術様式が栄えた17 世紀ヨーロッパを代表する画家

本展はルーベンスの作品を、古代彫刻や16世紀のイタリアの芸術家の作品、イタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示し、ルーベンスがイタリアから何を学んだのかを見せるとともに、彼とイタリア・バロック美術との関係を明らかにする内容。

会場構成は次のとおり。
Ⅰ ルーベンスの世界
Ⅱ 過去の伝統
Ⅲ 英雄としての聖人たち -宗教画とバロック
Ⅳ 神話の力1 -ヘラクレスと男性ヌード
Ⅴ 神話の力2 -ヴィーナスと女性ヌード
Ⅵ 絵筆の熱狂
Ⅶ 寓意と寓意的説話

【おまけ】
常設展で気に入った作品。

ピエール・ボナール「坐る娘と兎」1891年
20190105 西洋美術館常設展1.jpg

ピエール=オーギュスト・ルノワール「ばら」
20190105 西洋美術館常設展2.jpg


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タグ:西洋絵画
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ピエール・ボナール展 [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館でオルセー美術館特別企画「ピエール・ボナール展」を観てきました。

20181125 ピエール・ボナール展.jpg
「猫と女性あるいは餌をねだる猫」部分、1912年午後、オルセー美術館蔵

19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール(Pierre Bonnard 1867‐1947)
浮世絵の影響が顕著な装飾的画面により「日本かぶれのナビ」の異名を取り、20世紀に入ると、目にした光景の印象をいかに絵画化するかという「視神経の冒険」に身を投じ、鮮烈な色彩の絵画を多数生み出した画家。

本展は、油彩、素描、版画・挿絵本、写真など、さまざまなジャンルを通じて、謎多き画家ボナールの魅力に迫るもの。

会場構成は次のとおり。
1.日本かぶれのナビ
2.ナビ派時代のグラフィック・アート
3.スナップショット
4.近代の水の精(ナーイアス)たち
5.室内と静物 「芸術作品―時間の静止」
6.ノルマンディーやその他の風景
7.終わりなき夏

なんか気になる絵なのよね~


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東山魁夷展 生涯をたどる美しき道 [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館で生誕110年「東山魁夷展 生涯をたどる美しき道」を観てきました。

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「道」1950年、東京国立近代美術館蔵

戦後を代表する国民的日本画家と謳われてきた東山魁夷(1908-99)
本展は、東山の生誕110周年を記念する、東京では10年ぶりとなる大規模な回顧展。
完成までに10年の歳月を費やした、東山芸術の集大成とも言える唐招提寺御影堂の障壁画を特別に再現展示。

会場構成は次のとおり。
1章 国民的風景画家
2章 北欧を描く
3章 古都を描く・京都
4章 古都を描く・ドイツ、オーストリア
5章 唐招提寺御影堂障壁画
6章 心を写す風景画

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思い起こせば、国語の教科書で読んだエッセイとともに掲載されていた「道」の絵が私の東山魁夷さんとの最初の出会いだったと思う。
それから数十年、折々に展覧会や美術館(瀬戸内も)にも足を運んでいる大好きな画家の一人です。


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タグ:日本画
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神々のやどる器 -中国青銅器の文様ー [アート&デザイン]

勤務先に近い泉屋博古館分館(六本木一丁目)で「神々のやどる器 -中国青銅器の文様ー」展を観てきました。
(「木島櫻谷展」を見て以来およそ半年ぶりの来館)

20181116 神神のやどる器.jpg

今回はネットでブロガー内覧会があるという情報を得て申し込んだところ、応募者が少なかったとのことで抽選にもれることなく参加できました。

中国青銅器と言えば、これまでも岡田美術館や根津美術館で見てきましたが、鼎(てい:把手が二つ付いた三本足の鍋)や尊(そん:口がラッパ状に大きく開き、高い圏足を持つ器)といった形状に注目することが多かったのですが、今回は文様やモチーフに着目した展覧会です。

では、展示模様を簡単にご紹介。
(今回は美術館より特別に許可をいただいたので写真撮影可でした。また、文様がテーマなので作品の単体撮影や部分ズームもOKでした)

20181116 神神のやどる器1.jpg
作品の写真撮影をしている他の参加者とは異なり、私はイケメン学芸員を撮影(笑)

展示構成は次のとおり。

●青銅器にあらわされた動物

虎に食べられそうになっている人間?
20181116 神神のやどる器2.jpg
「虎卣(こゆう)」商時代後期(紀元前11世紀)、泉屋博古館蔵

よーく見ると、動物だらけ。
鹿が乗っていたり、把手の付け根に獏がいたり、龍や蛇がうねっていたり。

前後左右から見た写真と照らし合わせて確認できるようになっています。
20181116 神神のやどる器3.jpg

柔らかい関西弁で解説をしてくれたイケメン学芸員さんいわく「隠れミッキーを探せ!」
そういう楽しみ方もあるようです。

こちらは把手の前後がミミズク。ちょっと内股なのが愛嬌。
20181116 神神のやどる器4.jpg
「戈卣(かゆう)」商時代後期(前12世紀)、泉屋博古館蔵

危ない!蛙が蛇に食べられてしまう!
20181116 神神のやどる器7.jpg
「蛙蛇文盤(あだもんばん)」春秋時代前期(前7世紀)、泉屋博古館蔵

●饕餮(とうてつ)文
商時代から西周時代前半にかけて、器の最も目立つ位置(腹部中央など)に、怪獣の顔面を大きく表現することが流行したそうで、この顔面文様を「饕餮文」と呼ぶそうです。
饕餮とは、もともと大食らいの鬼の名前でしたが、邪悪な悪霊を食らい尽くすものとして、いわゆる魔除け的な意味合いを持つようになったようです。
天の最高神をあらわした文様、最高神の使者をあわらした文様とも。

縦に通った鼻筋の両側に眼、耳、その上には角などが表現されています。
私としては、肩に乗った動物たちのほうが気になったけど。
20181116 神神のやどる器5.jpg
「犠首方尊(ぎしゅほうそん)」商時代後期(前12世紀)、泉屋博古館蔵

●特別展示 「骨杯」と「骨柶」 黒川古文化研究所蔵
●商周時代の龍
中国古代では、龍は、空中を自由に飛翔して神あるいは神の使いとして重要視された空想上の動物。

これも龍。
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20181116 神神のやどる器8.jpg

●青銅器の種類 -酒器ー
●青銅器の種類 -食器ー
●青銅器の種類 -楽器ー

これは鐘。実際に叩いて音を聞くことができるレプリカも展示されています。(2か所を叩く)
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「兮仲鐘(けいちゅうしょう)」西周後期(前8世紀)、泉屋博古館蔵

よく見ると、文字が彫られています。
ただし、青銅器は鋳造して作られるので、模様を彫ったのは鋳型のほう。
文字や細い線で精密な文様をあらわす技術、超絶技巧に驚きです。
青銅器そのものの厚さは数ミリというのもビックリ。

20181116 神神のやどる器10.jpg

●青銅鏡にあらわされた龍
●鳳凰

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「双鸞仙岳文八花鏡(そうらんせんがくもんはっかきょう)」盛唐(8世紀)、泉屋博古館蔵

●四神
●青銅鏡にあらわされた人物像
●久津川車塚古墳出土鏡(重要文化財)

自分で説明文を見ながら鑑賞するのとは違い、専門の学芸員さんから製法や見どころなどの詳しい説明があり、普段なら見過ごしてしまいそうな作品の面白さも感じられました。
青銅祭器の器種と商周青銅器の文様についての説明書もいただき、復習に役立ちました。
 ※日本で殷(いん)と呼んでいる時代は、中国では商というようです

お土産に招待券とポストカードもいただきました。
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美術館周辺では、音楽が流れるイルミネーションもキレイです。
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藝大コレクション展2018 [アート&デザイン]

上野の東京藝術大学大学美術館でー柴田是真 明治宮殿天井画下図 修復完成披露ー「藝大コレクション展2018」を観てきました。

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何と言っても本展の見どころは、2017年度にクラウドファンディング事業で修復費用を募った、柴田是真作の明治宮殿千種之間天井画下図の修復完成のお披露目です。

千種の間(造営時の名称は後席之間、宴の後にくつろぐための空間だった)と呼ばれた広間の格天井を飾っていたのが柴田是真、真哉(しんさい)の父子の下絵による金地の綴錦(つづれにしき)であり、明治20年に皇居造営事務局より花の丸下絵112枚の制作を命じられたのです。
 ※明治宮殿:明治21年(1888年)に竣工した旧皇居

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薄手の和紙を12枚ほどつなげて、約1メートル四方の一枚の画面に仕立てたものに、1図ずつ描かれ、計112枚からなっています。
今回の修復では、ほころびや破れが手当てされ、攣れ(つれ)が軽減されたことで皺が伸び、画面全体が明るくなりました。

円形の中におさめられた草花は一つひとつが写生のように特徴を的確に表し、いきいきと優美なデザインでまとめられています。
見ていてウットリしてしまいました。

今日は小春日和。
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【同時開催 その1】
退任記念「深井隆展 7つの物語」

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「月の庭 -星が降りた日ー」2011年、東京藝術大学大学美術館蔵

彫刻全般の指導にあたってきた深井教授が今年度をもって退任するのを記念しての展覧会。
会場の空間を7つの部屋に分け、現在までに発表してきた作品に加え、自身の学部卒業制作と関連した新作を含む、7つの物語が展開されます。

20181111 深井隆展2.jpg
「逃れゆく思念 -森羅ー」2000年、個展・現代彫刻センター(東京)

【同時開催 その2】
「刻まれた時間 もの語る存在」

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深井隆展に合わせて企画された本展は、学生時代、深井教授の作る姿を間近に見ながら制作し、教えを受けた次世代を担っていく作家たちの作品を展覧するもの。

会場の一番奥には深井隆さんの作品が展示されていました。
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「時の降る夜」2017年

見た瞬間「いいな」と思った作品は、かつて他の展覧会で気に入った作家のものでした。

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棚田康司「12の現れた少女たち No.8」2016年

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土屋仁応(よしまさ)「森」2018年

新しく知った作家の作品も。

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古屋一弘「Kindergarten, Moon」2018年

20181111 刻まれた時間 もの語る存在6.jpg
海谷慶(かいや けい)「煙猫」2018年

【おまけ】
久しぶりに来たら何となく雰囲気が違うな、と感じたのは、これまでは閉じられていた門が開いていたため。

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10月2日に小学館と共同で藝大アートプラザがオープンしました。
おしゃれな空間に在学生の制作作品と思われる器などが展示販売されています。

デジタルサイネージに表示された案内。
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左から日比野克彦 美術学部長、澤和樹 学長、相賀昌宏 小学館社長

半ズボンにランドセル背負って「ピッカピカの一年生」とやっちゃうところがいいね。


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ミヤケマイ展 神在 The Salt of the Earth [アート&デザイン]

渋谷の黒田陶苑(メトロプラザ1階)で「ミヤケマイ展 神在 The Salt of the Earth」を観てきました。

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優しい色調のイラスト(絵)が気に入っている女性アーティスト。
(会場にはご本人もいて作品の説明をされていました)
今回は陶芸に挑戦とのことで、宝尽くしの熊手や打ち出の小槌など縁起物や茶道に通じる蛤型の香合や関守石(留め石とも言う)などの作品が展示されていました。

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小さいものでも10万円近くして買うには及びませんでしたが、便せんなど手軽に買えるものも売られていました。(私が以前、別のギャラリーショップで購入した猫のカードも)

【おまけ(日記)】
結局この週末もジムに行かずじまい。(反省)
部屋の中でストレッチやスクワットはやっているけどね。
数日後は人間ドック。今さらあがいても体重は減らないし、腹囲は縮まないし。(開き直り)

本日の朝食。「かわいいことりの ふっくらおやつ」 ひよこみたい。
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本日の晩酌。オーガニックのロゼワイン 20181014 ロゼワイン.jpg

過ぎ去りし夏の旅を振り返り、冬に向けて妄想中~


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