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ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ―ピュリスムの時代 [アート&デザイン]

上野公園の国立西洋美術館で開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ ―ピュリスムの時代」を観てきました。

20190405 ル・コルビュジエ展.jpg

20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した国立西洋美術館本館(2016年にユネスコ世界文化遺産に登録)で開催。

20190405 ル・コルビュジエ展1.jpg

若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)が故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返る展覧会。

ル・コルビュジエと彼の友人たちの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成されています。

会場構成は次のとおり。
Ⅰ ピュリスムの誕生
Ⅱ キュビスムとの対峙
Ⅲ ピュリスムの頂点と終幕
Ⅳ ピュリスム以降のル・コルビュジエ

あんなに多くの絵画作品を残していたとは、初めて知りました。


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タグ:家具 絵画 建築
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岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟 [アート&デザイン]

白金台の東京都庭園美術館で「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟」を観てきました。

20190331 岡上俶子 沈黙の奇蹟.jpg

日本のシュルレアリスム運動を先導した瀧口修造に見出され、写真媒体を活用したフォトコラージュ作品を発表した岡上淑子。
1950年~56年までの限られた期間に制作された彼女の作品はシュールでもあり、オシャレ。
日本にもこういう女性作家がいたんですね。

本館を第1部マチネ、新館を第2部ソワレとした展示構成。
第1部
Ⅰ 岡上淑子とモードの世界
Ⅱ 初期の作品
Ⅲ 瀧口修造とマックス・エルンスト
Ⅳ 型紙からフォトコラージュへ
Ⅴ コラージュ以降
Ⅵ その他関連資料
第2部
第1幕 懺悔室の展望
第2幕 翻弄するミューズたち
第3幕 私達は自由よ

20190331 岡上俶子 沈黙の奇蹟1.jpg
「幻想」1954年、個人蔵 複製

【おまけ】
庭園の白椿。CHANELのcamelliaみたい、真っ白。

20190331 白椿@東京都庭園美術館.jpg


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河鍋暁斎 その手に描けぬものなし [アート&デザイン]

六本木、東京ミッドタウン(ガレリア3階)のサントリー美術館で「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」を観てきました。

20190329 河鍋暁斎展.jpg

河鍋暁斎(1831~89)
私が好きな日本画家の一人。

今回の展覧会では「狩野派絵師」としての活動と「古画学習」を大きな軸としながら、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた暁斎の足跡を展望。

会場構成は次のとおり。
第1章 暁斎、ここにあり!
第2章 狩野派絵師として
第3章 古画に学ぶ

20190329 河鍋暁斎展1.jpg
「鳥獣戯画 猫又と狸」19世紀、河鍋暁斎記念美術館

20190329 河鍋暁斎展2.jpg
撮影コーナー:「蛙の人力車と郵便夫」河鍋暁斎記念美術館

第4章 戯れを描く、戯れに描く
第5章 聖俗/美醜の境界線
第6章 珠玉の名品
 私が気に入ったのは、「風俗鳥獣画帖」のうち「髑髏と蜥蜴」1869-70年、個人蔵
 このデザイン(チラシ中ほど)か「枯木寒鴉図」1881年、榮太樓総本舗蔵(チラシ右端)のデザインのバッグかTシャツがあったら買ったかも。(なかったので買わずに済んだ)

第7章 暁斎をめぐるネットワーク

タイトルどおり、卓越した画技により、着色と水墨の両方を使いこなし、仏画・花鳥画・美人画など、多岐にわたるジャンルで作品を残していて、描けぬものはないというのは決して言い過ぎではないようです。


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タグ:日本画
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染付 世界に花咲く青のうつわ [アート&デザイン]

丸の内の出光美術館で「染付 世界に花咲く青のうつわ」を観てきました。

20190324 染付展.jpg

白地に青で文様を描く焼き物「染付」
14世紀に元時代の中国で完成した「青花」が、17世紀初頭の日本に伝わり、浸透していったもの。

会場構成は次のとおり。
Ⅰ 青の揺籃(ゆりかご)ーオリエントの青色世界
Ⅱ 中国青花磁器の壮麗ー景徳鎮官窯と民窯
Ⅲ 温雅なる青ー朝鮮とベトナムの青花
Ⅳ 伊万里と京焼ー日本の愛した暮らしの青
Ⅴ 青に響く色彩ー豆彩と鍋島
Ⅵ 旅する染付ー青のうつわの世界性

私が特に好きなのは、鍋島と板谷波山の作品。

【おまけ】
日比谷から丸の内へ向かう際くときの秘かな楽しみ。

20190324 ガーゴイル@ペニンシュラ東京.jpg

仲通りを歩き、ペニンシュラホテルを少し過ぎたところで見上げ、その存在を確認する。
ガーゴイルの像です。


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タグ:陶磁器
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新・北斎展 [アート&デザイン]

六本木ヒルズ(森タワー52階)の森アーツセンターギャラリーで「新・北斎展」を観てきました。

20190323 新北斎展.jpg
左:葛飾北斎「弘法大師修法図」弘化年間(1844-47)、西新井大師總持寺蔵
右:「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」天保初期(1830-34)頃、島根県立美術館(新庄コレクション)

葛飾北斎(1760~1849)
江戸時代後期に浮世絵師として登場してから90歳で没するまでの約70年に及んだ北斎の画業を展覧する内容。
北斎の絵師人生を、作風の変遷と、主に用いた画号によって6期に分けて紹介する構成。

会場構成は次のとおり。
第1章:春朗期ーデビュー期の多彩な作品
 勝川派の絵師として活動した20~35歳頃
第2章:宗理期ー宗理様式の展開
 勝川派を離れて肉筆画や狂歌絵本の挿絵といった新たな分野へ意欲的に取り組んだ36~46歳頃
第3章:葛飾北斎期ー読本挿絵への傾注
 読本の挿絵に傾注した46~50歳頃
第4章:戴斗期ー『北斎漫画』の誕生
 多彩な絵手本を手がけた51~60歳頃
第5章:為一期ー北斎を象徴する時代
 錦絵の揃物を多く制作した61~74歳頃
第6章:画狂老人卍期ーさらなる画技への希求
 自由な発想と表現による肉筆画に専念した75~90歳頃

多作、多彩。


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タグ:浮世絵 北斎
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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド [アート&デザイン]

上野公園の東京都美術館で「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」を観てきました。

20190323 奇想の系譜展.jpg

美術史家・辻惟雄氏(1932〜)が、今から半世紀近く前の1970年に著した『奇想の系譜』で紹介した6名の画家、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一の二人を加えた8名の江戸絵画の作品を紹介する展覧会。
(東京大学で辻さんの第一期生の教え子だった、同じく美術史家の山下裕二さんが企画)

これまでに何度か見てきた作品もあれば、初公開のものもあり、会場全体が名品ばかりの贅沢なっ空間でした。

会場構成は次のとおり。
幻想の博物誌 伊藤若冲(1716-1800)
醒めたグロテスク 曽我蕭白(1730-1781)
京のエンターテイナー 長沢芦雪(1754-1799)
執念のドラマ 岩佐又兵衛(1578-1650)
狩野派きっての知性派 狩野山雪(1590-1651)
奇想の起爆剤 白隠慧鶴(1685-1768)
江戸琳派の鬼才 鈴木其一(1796-1858)
幕末浮世絵七変化 歌川国芳(1797-1861)

今でこそ大ブームになっている江戸絵画ですが、その魅力を50年前にすでに見出していた辻さんの眼力の素晴らしさ。
そして、現代においてもCoolに思える彼らの作品のモダンさに驚くばかり。


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タグ:江戸絵画
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民藝 Another Kind of Art展 [アート&デザイン]

東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで企画展 深澤直人ディレクション「民藝 Another Kind of Art展」を観てきました。

20190224 民藝Another Kind of Art展.JPG

柳宗悦(1889-1961)が1925年に名付けた「民藝」
民衆の用いる日常品の美に着目したもの。

本展は、日本民藝館の館長でもある深澤直人が、同館の所蔵品を中心に新旧さまざまな民藝を選び抜き展示したもの。

数か月前、NHKの「日曜美術館」で紹介されて知った染色工芸作家、柚木沙弥郎さんの作品も数点展示されていましたが、96才という年齢からは想像できないくらい若々しい感性、おしゃれな図案が気に入りました。

写真撮影可だった現代の民藝のコーナー。
20190224 民藝Another Kind of Art展1.JPG


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タグ:工芸品
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未来を担う美術家たち 21st DOMANI・明日展 平成の終わりに [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館で「未来を担う美術家たち 21st DOMANI・明日展 平成の終わりに」を観てきました。
(天皇陛下在位30年を記念して入場無料)

20190224 DOMANI展.jpg
加藤翼「Pass Between Magnetic Tea Party」、2015年

若手アーティストの作品を見る機会として、毎年楽しみにしている展覧会。
今年で第21回。平成最後の開催です。

会場の最初のコーナー。
今回気になった和田的(わだあきら)という陶芸作家の作品です。

20190224 DOMANI展1.JPG

【おまけ】
美術館内のショップで自分へのお土産をお買い上げ。

銀座の松崎煎餅、二枚組(雪うさぎ、福寿草、新の文字)
20190224 松崎煎餅.jpg


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タグ:現代アート
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イケムラレイコ 土と星 Our Planet [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館で「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」を観てきました。

20190224 イケムラレイコ 土と星.jpg
「頭から生えた木」部分、2015/17年、陶、個人蔵

1970年代にスペインに渡り、その後スイスを経て、1980年代前半からはドイツを拠点に活躍してきた現代美術家、イケムラレイコの個展。
絵画、彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真、映像。あらゆるメディアを駆使して表現。

なぜかウサギをモチーフにした作品が多い。

20190224 イケムラレイコ 土と星1.JPG

「うさぎ観音」二体
     20190224 イケムラレイコ 土と星2.JPG
20190224 イケムラレイコ 土と星3.JPG

(実はこの展覧会は見る予定になかったのですが、天皇陛下在位30年を記念して入場無料だったので、軽い気持ちで観てきました)


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タグ:現代アート
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小原古邨展 [アート&デザイン]

原宿の太田記念美術館で「小原古邨展」を観てきました。

20190211 小原古邨.jpg
「踊る狐」(個人蔵)前期展示

金沢出身の花鳥画の絵師、小原古邨(おはらこそん、1877-1945)
明治末から大正、昭和にかけて活躍したものの、これまで日本ではほとんど紹介されることがなかった存在。

江戸時代から受け継がれた浮世絵版画の技術をふまえつつ、時代の好みに合わせながら、淡く美しい色彩で描いた。

本展は、東京都で初めて開催される小原古邨の全貌を紹介する展覧会。

明治末に松木平吉の元から刊行された古邨落款の木版画のほか、秋山武右衛門、渡邊庄三郎と異なる版元から刊行。都度、落款も祥邨、豊邨と変えた。

20190211 小原古邨1.jpg
右上:「月に木菟」(個人蔵)後期展示
中上:「猫と提灯」(渡邊木版美術画舗蔵)後期
左上:「月夜の烏」(渡邊木版美術画舗蔵)後期
右下:「紫陽花に蜂」(渡邊木版美術画舗蔵)前期
中下:「蓮に雀」(個人蔵)前期
左下:「鵞鳥」(個人蔵)前期

10月に茅ヶ崎市美術館へ原安三郎コレクションの展覧会を見に行ってファンになり、また東京で再会と、新しい作品にも出会え感激です。


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