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華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美 [アート&デザイン]

六本木一丁目の泉屋博古館分館で明治150年記念「華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美」を観てきました。

20190510 華ひらく皇室文化1.jpg

展覧会概要(公式サイトより)
明治時代、諸外国との外交のために皇室では洋装を採り入れ、洋食にて国賓をもてなしました。
また、伝統文化の保護のため、「帝室」(皇室)が「技芸」(美術)の制作を奨励する「帝室技芸員」制度が誕生します。
美術界の最高の栄誉とされた彼らの作品は、日本文化の象徴として海外でも賞賛されます。
宮中晩餐会の食器、ボンボニエールなど華やかな宮廷文化と、明治皇室が守り伝えようとした日本の技と美を紹介します。

写真撮影可だった品。
20190510 華ひらく皇室文化2.jpg 
左:夕景~菖蒲華文・棗
奥:金羽文小筥~小鳥たちのコロニー
右:梅花文宝石入小箱

共催展として、学習院大学史料館でも同様の展示がありましたが、残念ながら見送り。
20190510 華ひらく皇室文化.jpg

【おまけ】
泉屋博古館分館の展覧会、最終日となっての訪問となりました。

日替わりランチ(ヒレカツと玉ネギの串カツ、ロースカツ、エビフライ)、1350円
20190510 金沢かつぞう.jpg

お昼休みを延長しての鑑賞後、近くのアーク森ビル3階の金沢かつぞうでランチを食べて会社に戻りました。
心もお腹も満たされて、週末前の午後の仕事に頑張れました。


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タグ:工芸 皇室
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ようこそ、ボンボニエールの世界へ —皇室からのかわいい贈りもの— [アート&デザイン]

ミキモト銀座4丁目本店7階ミキモトホールで「ようこそ、ボンボニエールの世界へ —皇室からのかわいい贈りもの—」を観てきました。

20190509 ボンボニエール1.jpg
4月5日(金)~5月10日(金)、入場無料

明治150年記念「華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美」の一連の企画展のひとつです。

天皇のご即位や皇族方のご成婚など、慶事の際に皇室から贈られる引出物であり、明治期よりこの慣習が始まり、外国賓客にも贈られ、日本の高い美意識を世界に示す役割も担ってきた手のひらサイズの小箱「ボンボニエール」

20190509 ボンボニエール2.jpg
(唯一写真撮影可だった鶴亀形)

御成婚20周年のときには20面体だったり、御印が施されていたり、そのデザイン性・意匠の美しさ、素晴らしさにうっとり。

銀座に映画を見に行き、通りかかったミキモトの店頭で偶然見かけた展示案内にひきつけられ、そのまま店内に吸い込まれて行きました(笑)
閉店までの15分間という短い時間での鑑賞でしたが、雅なひとときを過ごすことができました。


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information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美 [アート&デザイン]

六本木の東京ミッドタウン、ガレリア3階のサントリー美術館でサントリー芸術財団50周年「information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美」を観てきました。
(2019年4月27日~6月2日)

20190428 information or inspiration1.jpg

今回は展示室への入り方から来場者に選択を求めます。
黒の部屋(向かって右側)は「inspiration」
白の部屋(左側)は「information」
一方の部屋を4階→3階に鑑賞後、再び4階に戻りもう一方の色の部屋を順に鑑賞する仕掛け。

今回の企画コンセプト。(公式サイトより)
人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをすると仮定。
作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。
本展は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoが提案する、左脳的なアプローチ、右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。
つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。

私は黒の部屋(右脳的な感じ方=inspiration)から回りました。

20190428 information or inspiration2.jpg

突き当りに並んでいるのは「藍色徳利」江戸時代後期、18世紀後半から19世紀前半
20190428 information or inspiration2-1.jpg

次の突き当りにはボーっと青い影が映っています。
20190428 information or inspiration3.jpg

これは「藍色ちろり」江戸時代中期、18世紀
20190428 information or inspiration3-1.jpg

「薩摩切子 紅色被皿(きせさら)」の三種のデザインを組み合わせて大きくしたようなモダンなインスタレーション。
20190428 information or inspiration4.jpg

4階から階段を降りた3階の吹き抜け空間では、nendo によって製作された映像作品「uncovered skies」が体験できます。

20190428 information or inspiration5.jpg

天井から照らされているライトの下に偏光フィルムでできた傘をさして通ると、映像が浮き上がる。
20190428 information or inspiration5-1.jpg

うーん、理屈で説明しようとすると難しい。体感するのが一番。(右脳的感動)

いったん黒の部屋めぐりを終え、今度は白の部屋へ。

「薄蝶(すすきちょう)螺鈿蒔絵香枕」江戸時代前期、17世紀
20190428 information or inspiration6.jpg

そばには源氏香についての説明パネル。
20190428 information or inspiration6-1.jpg

左脳的な理論派?それとも右脳的な直感派?
私は両方。
単純に感動しつつも、制作工程や裏話も知りたい。


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TOKYO INFIORATA 2019 [アート&デザイン]

週末が終わって出社したら、雷神がいました。

20190422 TOKYO INFIORATA1.jpg

赤坂インターシティAIRのB1、地下連絡通路の手前に、花と色砂で制作された絵画が。

20190422 TOKYO INFIORATA2.jpg

20190422 TOKYO INFIORATA3.jpg

今日の夕方はライトアップされ、ライブ音楽演奏も。
20190424 TOKYO INFIORATA.jpg

私は映画館へ行く予定があったのでチラ見のみ。


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イメージコレクター・杉浦非水展 [アート&デザイン]

北の丸公園の東京国立近代美術館で「イメージコレクター・杉浦非水展」を観てきました。

20190413 イメージコレクター杉浦非水展.jpg

日本のグラフィックデザインの創成期を代表する図案家の一人、杉浦非水(1876-1965)
以前に、大正モダンデザインの展覧会でもデザインを見て気になった方。
ご遺族から一括寄贈さらたまとまった点数の非水コレクションを一堂に紹介する展覧会です。
非水が何に関心を持ち、何を集めていたのか、「イメージの収集家」という側面に焦点をあて、創作のプロセスを探るもの。

会場は残念ながら写真撮影不可だったので、その他の所蔵作品展「MOMATコレクション」から今回、気になった作品を。

プラスチック・ビーズ、プラスチックを使った作品。印象派のスーラの点描画のようです。
20190413 Beads.jpg
中原浩大「Beads [exp. 01]」部分 2011年

毎年この時期恒例の桜にちなんだコーナー「春らんまんの展覧会」

川合玉堂「行く春」1916年(重要文化財)、部分
20190413 行く春.jpg

船田玉樹「花の夕」
20190413 花の夕.jpg

跡見玉枝「桜花図巻」1934年、部分
20190413 桜花図巻1.jpg

しだれ桜、うこん桜、おおしま桜といった40種類を超える希少な桜が描かれた図巻。
20190413 桜花図巻2.jpg

桜が散り終わると、5月は端午の節句ですね。
20190413 黄瀬川陣.jpg
安田靫彦「黄瀬川陣」1940-41年、部分


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驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ [アート&デザイン]

大阪、あべのハルカス美術館(あべのハルカス16階)で特別展「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」を観てきました。

2017年9月に日本橋室町の三井記念美術館で開催された展覧会の大阪展です。

20190412 驚異の超絶技巧.jpg
安藤緑山の牙彫「パイナップル、バナナ」清水三年坂美術館蔵
並河靖之の七宝「蝶に花の丸唐草文花瓶」清水三年坂美術館蔵
前原冬樹の木彫「一刻:皿に秋刀魚」2014年、個人蔵

七宝、金工、自在、牙彫、木彫、漆工、陶磁、刺繍絵画など、明治工芸と現代アートの見比べ。

何度見ても作品の精巧さに驚くばかりです。
20190412 驚異の超絶技巧2.jpg
稲崎栄利子の陶磁「Arcadia」2016年、個人蔵

東京展から一年半ほど経過しての大阪展なので、東京展では見られなかった新しい作品も数点鑑賞できました。

そのうちの一つ、写真撮影可だった作品。
本郷真也「流刻」、個人蔵
20190412 驚異の超絶技巧3.jpg20190412 驚異の超絶技巧4.jpg

ほぼ実物大の大山椒魚の皮膚のリアルな質感などに360度回りながらジッと見入ってしまいました。


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フェルメール展 大阪展 [アート&デザイン]

大阪市立美術館で「フェルメール展」を観てきました。

20190412 フェルメール展 大阪.jpg
(2019.2.16~5.12)

1月に東京展で見逃した「取り持ち女」(写真の左下の作品)、大阪会場のみで展示の「恋文」(写真の中段左)を見てみたいと思い、一日休みをとって日帰りで大阪に行ってきました。

会場構成は次のとおり。(東京会場と同じ)
1 オランダ人との出会い:肖像画
2 遠い昔の物語:神話画と宗教画
3 戸外の画家たち:風景画
4 命なきものの美:静物画
5 日々の生活:風俗画
6 光と影:フェルメール

ただし、大阪会場では、来日10点のうち次の6点が展示されました。
「マルタとマリアの家のキリスト」1654-55年頃、スコットランド・ナショナル・ギャラリー蔵
「取り持ち女」1656年、ドレスデン国立古典絵画館蔵
「リュートを調弦する女」1662-63年頃、メトロポリタン美術館蔵
「手紙を書く女」1665年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵
「恋文」1669-70年頃、アムステルダム国立美術館蔵
「手紙を書く婦人と召使い」1670-71年頃、アイルランド・ナショナル・ギャラリー蔵

東京会場と異なり、大阪会場は人も少なく、比較的ゆったりと見ることができました。
(混雑の東京会場ではじっくり見られなかったので、これも狙いどおり)


同時開催の「花香鳥語 -中国明清の絵画ー」も良品揃いで良かったです。


会場の大阪市立美術館は建物も素敵で、建築好きの私としては、こちらも鑑賞の対象。

20190412 大阪市立美術館1.jpg
右の高層ビルは、あべのハルカス

吹き抜けのシャンデリア
20190412 大阪市立美術館2.jpg

ステンドグラス
20190412 大阪市立美術館3.jpg


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タグ:西洋絵画
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アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 [アート&デザイン]

東京ステーションギャラリー(JR東京駅 丸の内北口改札前)で「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」を観てきました。

20190406 アルヴァ・アアルト展.jpg
アアルトの夏の家(実験住宅)、Alvar Aalto、1952-54

アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、私にとっては流線形のガラス器のデザイナーのイメージでしたが、個人邸宅から公共建築までを設計したフィンランドを代表する建築家です。

20190406 アルヴァ・アアルト展3.jpg

建築に合わせて、家具、壁面タイル、ドアノブまでデザインするなど、細部への徹底したこだわりも。
また、アームチェアやスツール、照明器具など、プロダクトデザインにも卓越したものがあります。

20190406 アルヴァ・アアルト展4.jpg

会場構成は次のとおり。
1 選択的親和力
 (フィンランド、トイヴァッカの教会の鉄でできた、黒い木の枝を模した燭台が素敵でした)
2 多感覚的空間
3 芸術と生活
4 よりよいものを毎日の生活に
5 自在な形
6 融通性のある規格化と再構築
7 照明ー合理性と人間性
8 総合的建築

アアルトは、人々の暮らしをより豊かにしたいというヒューマニズムの考えに基づきながら、フィンランドの豊かな自然のなかに見出した有機的なフォルムを設計やデザインにとり入れました。

20190406 アルヴァ・アアルト展1.jpg
ヴィープリ(ヴィーボルク)の図書館、1927-35

会場出口の椅子が置かれた場所。
20190406 アルヴァ・アアルト展2.jpg

窓の向こうは行幸通り。
20190406 東京駅丸の内側.jpg


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北斎アニマルズ [アート&デザイン]

すみだ北斎美術館(墨田区亀沢)で企画展「北斎アニマルズ」を観てきました。

20190406 北斎アニマルズ.jpg

癒し系ゆるキャラ、きもかわ系、リアル系など、いろいろな動物たち。

会場構成は次のとおり。
1章 生けるがごときアニマル
 鳥、動物、動物(猫)、動物(干支)、魚介、虫・爬虫類・両生類
2章 かわいらしいアニマル
3章 絵ならではのアニマル
 こわいアニマル、物語・伝説のなかのアニマル、未確認アニマル、デザイン化されたアニマル

常設展の一角には、北斎アトリエの再現模型があります。

20190406 すみだ北斎美術館.jpg
北斎が84歳の頃、区内の榛馬場(はんのきばば)に娘の阿栄(応為)とともに住んでいた様子

常設展プラスのコーナーには、「隅田川両岸景色図巻」(複製画)と北斎漫画の展示。


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タグ:浮世絵 北斎
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両陛下と文化交流 ー日本美を伝えるー [アート&デザイン]

上野公園の東京国立博物館 本館特別4・5室で特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流 ー日本美を伝えるー」を観てきました。

20190405 両陛下と文化交流.jpg

宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、天皇陛下御即位の儀式に際して東山魁夷、高山辰雄が平成2年(1990)に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屛風」や、天皇皇后両陛下が外国御訪問の際にお持ちになって紹介された作品などを展示する展覧会。

会場構成は次のとおり。
●御即位
●御誕生(前期のみ)
●外国ご訪問と文化交流
 酒井抱一筆「花鳥十二ヶ月図」12幅(江戸時代・文政6年=1823年)が一挙展示に。
●皇后陛下とご養蚕
 美智子さまが平成10年(1998)のデンマーク、平成12年(2000)のスウェーデンをご訪問になった際にお召しになったイヴニングドレスが展示されていました。
 佐賀錦によるマーガレットと百合の文様が配されていて、なんて美しいこと。

第二会場では、特別出品としてボンボニエールが展示されています。
ボンボニエールは、砂糖菓子を入れる蓋付き容器のことを意味するフランス語、bonbonnièreを語源とする呼び名。
両陛下の古希やお子さまたちの着袴の儀など、皇室の御慶事の折に、引き出物の一つとして関係者に下賜されるようになりました。
天皇家の御紋(菊花)のほか、お印の意匠(今上天皇は榮(文字)、皇后美智子さまは白樺)が用いられます。
どれも精巧な作りで芸術作品です。

平成の幕閉じまで1か月弱。カウントダウンが始まりました。
都内各地では、皇室ゆかりの展覧会が催されています。


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