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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド [アート&デザイン]

上野公園の東京都美術館で「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」を観てきました。

20190323 奇想の系譜展.jpg

美術史家・辻惟雄氏(1932〜)が、今から半世紀近く前の1970年に著した『奇想の系譜』で紹介した6名の画家、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一の二人を加えた8名の江戸絵画の作品を紹介する展覧会。
(東京大学で辻さんの第一期生の教え子だった、同じく美術史家の山下裕二さんが企画)

これまでに何度か見てきた作品もあれば、初公開のものもあり、会場全体が名品ばかりの贅沢なっ空間でした。

会場構成は次のとおり。
幻想の博物誌 伊藤若冲(1716-1800)
醒めたグロテスク 曽我蕭白(1730-1781)
京のエンターテイナー 長沢芦雪(1754-1799)
執念のドラマ 岩佐又兵衛(1578-1650)
狩野派きっての知性派 狩野山雪(1590-1651)
奇想の起爆剤 白隠慧鶴(1685-1768)
江戸琳派の鬼才 鈴木其一(1796-1858)
幕末浮世絵七変化 歌川国芳(1797-1861)

今でこそ大ブームになっている江戸絵画ですが、その魅力を50年前にすでに見出していた辻さんの眼力の素晴らしさ。
そして、現代においてもCoolに思える彼らの作品のモダンさに驚くばかり。


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タグ:江戸絵画
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