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オンネリとアンネリとひみつのさくせん [シアター&シネマ]

映画「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」を観てきました。

20190211 オンネリとアンネリとひみつのさくせん.jpg
渋谷のユーロスペースにて(一般1500円)

監督:サーラ・カンテル
衣装:アウリ・トゥルティアイネン
出演:アーヴァ・メリカント(オンネリ/黒髪の女の子)
   リリャ・レフト(アンネリ/金髪の女の子)
   エイヤ・アフヴォ(バラの木夫人)
   ヤッコ・サアリルアマ(リキネン/おまわりさん)
   ヨハンナ・アフ・ジュルテン(ウメ・ボーシュ/ちょっと怖いお隣さん)
   エリナ・クニヒディラ(ノッポティーナ/魔法を使える隣人姉妹の背が高いほう)
   キティ・コッコネン(プクティーナ/魔法を使える隣人姉妹のポッチャリしたほう)他

原題:Onneli, Anneli ja Salaperainen muukalainen(英語:Jill, Joy and the Mysterious Stranger)
2017年、フィンランド、フィンランド語、75分

マリヤッタ・クレンニエミの児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズの実写映画化の第3弾。
第2弾からさらに二年後の夏。

オンネリとアンネリのおうちの前にできた"子どもの家"
そこは、ミンナ・ピンナという厳格な女性所長が支配する自由のない場所だった。
ある日、逃げ出した少年が二人の森の中の小屋に隠れているのを見つけ、"子どもの家"でのヒドイ扱いを聞かされる。
子どもたちを助けるために、オンネリとアンネリはおなじみのご近所さんたちと作戦決行に乗り出す、、、

可愛さとユーモアと愛情があふれる夢のストーリー、ファッションやインテリアのキュートさはこれまでと同じなのですが、何せ主人公ふたりは身長も伸びて大きく成長。
あぁ、次作はどうなるかしら、、

20190211 トーキョーノーザンライツフェスティバル 2019.jpg

今回の上映は、日本・フィンランド外交関係樹立 100 周年を記念し、フィンランドにスポットを当てた北欧映画の1週間「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2019」の作品の一つでジャパンプレミアでした。
他には「かもめ食堂」といった懐かしい日本作品もあれば、面白そうな「マン&ベイビー」という作品など北欧の新作映画もありましたが、時間の都合上、見ることができず。
映画館での公開を待ちましょう。


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くるみ割り人形と秘密の王国 [シアター&シネマ]

映画「くるみ割り人形と秘密の王国」を観てきました。

20190203 くるみ割り人形と秘密の王国.jpg
目黒シネマにて(最終回上映割引900円)

監督:ラッセ・ハルストレム
原題:The Nutcracker and the Four Realms
2018年、アメリカ、英語、100分

少女クララの冒険をディズニーが映画化したファンタジー超大作。

愛する母を亡くし、心を閉ざしたクララ(マッケンジー・フォイ)が、クリスマス・イヴの夜に迷い込んだのは、誰も知らない秘密の王国。
"花の国" "雪の国" "お菓子の国" "第4の国"からなる4つの王国だった。
プリンセスと呼ばれ戸惑うクララだが、やがて"第4の国"の反乱によって危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく。

キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華キャストが脇を固め、さらにバレエのダンスシーンでは、ミスティ・コープランドやセルゲイ・ポルーニンといったトップダンサーたちが参加という豪華さ。

毎年、クリスマス前後は「くるみ割り人形」なしでは過ごせなくなっています。
今シーズンは特にこの5日間でボリショイバレエと英国ロイヤルバレエのシネマライブビューイング、そして今日のディズニー映画、これで終わりかと思いきや、NHKのEテレで「トムとジェリーのくるみ割り人形」というアニメが放送されるのを偶然見つけたので録画して帰宅後に鑑賞。

20190203 トムとジェリー くるみ割り人形.jpg

頭の中でチャイコフスキーの音楽がずっと流れています。
また来シーズンにワクワクできるかしら。

【おまけ】
目黒シネマの近くにあるモスバーガー、年に一度食べるかどうかのハンバーガーを食すとしたらここ。

新発売の大きいハンバーグ入りを食べてみました。
20190203 モスバーガー.jpg
きのこソース、チーズ、水菜入りで食べごたえ十分


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シネマ歌舞伎「沓手鳥孤城落月/楊貴妃」 [シアター&シネマ]

月イチ歌舞伎2018最終第9作品 シネマ歌舞伎「沓手鳥孤城落月/楊貴妃(ほととぎすこじょうのらくげつ/ようきひ)」を観てきました。

20190202 シネマ歌舞伎・沓手鳥孤城落月&楊貴妃.jpg
東銀座の東劇にて(特別料金2100円のところムビチケで1800円)

上演月:「沓手鳥孤城落月」2017(平成29)年10月
    「楊貴妃」2017(平成29)年12月
上演劇場:歌舞伎座
上映時間:104分


「沓手鳥孤城落月」配役:
淀の方:坂東 玉三郎
豊臣秀頼:中村 七之助
大野修理亮治長:尾上 松也
饗庭の局:中村 梅枝
御台所 千姫:中村 米吉
碑女お松実は常磐木:中村 児太郎
包丁頭 大住与左衛門:坂東 亀蔵
氏家内膳:坂東 彦三郎
正栄尼:市村 萬次郎

<作品紹介(公式サイトから引用)>
豊臣家最期に直面する淀の方と息子秀頼の強い絆

大坂夏の陣、大阪城は徳川家康に攻められ落城寸前であった。
大阪方の大将・秀頼の母・淀の方は、秀頼に嫁いだ家康の孫・千姫が城から連れ出されようとするところに出くわし毅然と阻止する。
そんな中、いよいよ徳川方の軍勢が間近に迫り、城内は炎に包まれ乱戦となる。
糒庫(ほしいぐら)へと避難した淀の方は、千姫が混乱に乗じて城から逃げ出したことを知り、怒りのあまり錯乱してしまう。
正気を失った母の姿を見た秀頼は、母を殺して自害しようとするが、豊臣家のために降伏するよう勧められ、涙ながらに開城を決意するのだった。

落城の混乱の中においてもつらぬかれる母子の愛を綴る坪内逍遙の名作。


「楊貴妃」配役:
楊貴妃:坂東 玉三郎
方士:市川 中車

<作品紹介(公式サイトから引用)>
悲運の美女・楊貴妃と皇帝が誓った永遠の愛

中国の唐の時代、亡くなった楊貴妃への思いが忘れられない玄宗皇帝は、楊貴妃の魂を探すように方士に命じた。
方士が蓬莱山の宮殿で楊貴妃の魂を呼び出すと、在りし日の美しい姿で現れる。
楊貴妃は永遠の愛を誓い合った皇帝との思い出の数々を思い返しながら舞うのだった。

人気作家・夢枕獏が坂東玉三郎のために書き下ろした夢幻の境地へ誘う美しい舞踊。


坂東玉三郎さんが演じる、強く・美しい二人の女性の物語。
美しいのは言うまでもなく、写真を見ても明らかなように、誇り高く鬼気迫る淀の方の力強い眼力、気品と艶やかさがあふれる楊貴妃の視線。
確固たる技術をベースに、多彩な演じ分けをされる玉三郎さんに今回もまたうっとりでした。


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英国ROHシネマシーズン2018/19 バレエ「くるみ割り人形」 [シアター&シネマ]

英国ROHシネマシーズン2018/19 第4作 バレエ「くるみ割り人形(The Nutcraker)」を観てきました。

20190202 くるみ割り人形.jpg
TOHOシネマズ日比谷にて(特別料金3600円)

【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【振付】ピーター・ライト
【指揮】バリー・ワーズワース
【出演】ドロッセルマイヤー:ギャリー・エイヴィス
     クララ:アナ・ローズ・オサリヴァン
    ハンス・ピーター(ドロッセルマイヤーの甥)/くるみ割り人形:マルセリーノ・サンベ
    金平糖の精:マリアネラ・ヌニェス
    王子:ワディム・ムンタギロフ

    花のワルツでソロを踊る薔薇の精:金子扶生
    中国の踊り:アクリ瑠嘉

【上演時間】2時間40分 (2幕、休憩1回)

1984年初演のピーター・ライト版は、先日観たボリショイバレエのユーリー・グリゴローヴィチ版とは異なり、若手ペア(クララ、くるみ割り人形)とベテランペア(金平糖の精、王子)がそれぞれの持ち味を見せてくれます。
英国ロイヤルバレエらしいドラマ性あふれる演出。
毎回見ても美しい雪の精たちのキラキラした踊り(コール・ド・バレエ)。

今回は主要な出演者を一新。
変わらないのは、ヒラリと大きなマントを翻すドロッセルマイヤー役のギャリー・エイヴィス。

また、今回の「くるみ割り人形」で主演するマリアネラ・ヌニェスが、ロイヤル・バレエに入団して昨年で20周年を迎えたということを記念し、彼女の芸術性を称えて製作された、スペシャル・ショート・フィルム「NELA」が幕間に上映された。
ヌニェスの鍛え抜かれた肉体が、ニーナ・シモンの歌声に乗せて躍動するモノクロの美しい映像特典も楽しめました。


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ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~ [シアター&シネマ]

映画「ホイットニー ~オールウェイズ・ラヴ・ユー~」を観てきました。

20190201 ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー.jpg
渋谷シネクイントにて(ファーストデー1100円)

監督:ケビン・マクドナルド

原題:Whitney
2018年、イギリス、英語、120分

ホイットニー・ヒューストンの素顔に迫るドキュメンタリー。
1980~90年代を代表する女性シンガー、ホイットニー・ヒューストンの輝かしい栄光と裏腹の陰の部分が描かれている。
カソリック系女子校に通っていた子ども時代、同じく歌手だった母の指導を経てデビュー。

1992年、ケビン・コスナーと共演した初主演映画『ボディガード』が成功を収め、同年R&B歌手、ボビー・ブラウンと結婚、そして出産。
しかし、その後の薬物中毒、リハビリ生活。
2012年2月11日に、ビバリーヒルトン・ホテルの客室の浴槽の中に倒れていたところを発見され、48歳という若さで突然の不慮の死を遂げた。

ホームビデオなどの映像や音源など、彼女の家族、友人、仕事仲間などの証言から、ホイットニー・ヒューストンの真の姿を描く作品。

映画の中では彼女の歌声を聴くことができた。
聴きながら思い出した。

1993年9月、横浜アリーナで行われた「Whitney Live In Japan」に、たまたま研修で東京に滞在中に同期の友人がチケットを取ったとのことで数人で聴きに行き、帰り道、皆で♪アンド アーイ ウィル オールウェイズ ラヴ ユー♪と大声で合唱して寮に帰った。
その後、CDも買い、私のカラオケで歌う曲の中に彼女の歌が加わった。

彼女の命日が近い。
生きていれば55歳。ほぼ同い年。
死ぬには早いよね。

【おまけ】
渋谷からバスに乗って最寄の古川橋バス停で降りたら目の前、どらいちで映画帰りに遅い夕食。

あさりラーメンが始まりました。
20190201 あさりラーメン.jpg
今回は18個入り

変わらぬ美味しさ。温まる。


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ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2018-2019 くるみ割り人形 [シアター&シネマ]

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2018-2019 第2作品「くるみ割り人形(THE NUTCRACKER)」を観てきました。

20190130 くるみ割り人形.jpg
TOHOシネマズ上野にて(特別料金3600円)

【上映時間:147分(休憩1回、全2幕)】 2018年12月23日収録 ※新作

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
振付:ユーリー・グリゴロ―ヴィチ
台本:ユーリー・グリゴロ―ヴィチ
出演:マルガリータ・シュライナー(マリー)
   セミョーン・チュージン(くるみ割り人形)
   デニス・サーヴィン(ドロッセルマイヤー)
   アレクサンドル・ヴォドペトフ(ネズミの王)
   ボリショイ・コール・ド・バレエ
監督:イザベル・ジュリアン

英国ロイヤルバレエの演出に見慣れているので、異なる演出に新鮮な印象を受けました。
(実は前回、Season2015-2016で見た時の感想は「ボリショイバレエは私の好みからは遠いかも」でしたが、今回は新作ということもあってか、英国ROHのほうが好きだけど、これもアリかも)

【おまけ】
鑑賞の前にシネマが入っている松坂屋上野店の茶寮伊藤園でミックス白玉あずきソフトクリーム(530円)をいただきました。

20190130 抹茶&ほうじ茶ソフトクリーム.jpg


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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ! [シアター&シネマ]

映画「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!」を観てきました。

20190127 マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!.jpg
ル・シネマにて(日曜最終回割引料金1100円)渋谷Bunkamura30周年記念

監督:デイヴィッド・バッティ
ナビゲーター、プロデューサー:マイケル・ケイン
出演:マイケル・ケイン、デイヴィッド・ベイリー、ポール・マッカートニー、
   ツィギー、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、マリアンヌ・フェイスフル 他

原題:My Generation
2017年、イギリス、英語、85分
字幕監修:ピーター・バラカン

ミニスカート、ボブ・ヘアー、そしてロックンロール。
初めて若者たちによって未来が作られた60年代のイギリス。
今なお世界に影響を与えるUKストリートカルチャー“スウィンギング・ロンドン”の誕生と熱狂を、貴重なアーカイブ映像と楽曲満載で描くドキュメンタリー映画。

先日のヴィヴィアン・ウエストウッド、上映開始2か月経っても人気が増すばかりのクイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」など、いま、イギリス・カルチャーが来てる!
そして、私が生まれた頃(1960年代後半)と完全にシンクロ。

ツィギーのミニスカート、ヴィダルサスーンのシャープなヘアカット、今見ても素敵。

【おまけ】
映画帰りに久しぶりに渋谷西村フルーツパーラーへ。

ストロベリーパフェ(1400円)
20190127 苺パフェ.jpg
苺5個、バニラと苺のアイスクリーム、苺のジュレ

苺の季節ですよね~ 乙女な気分♪

店内は不思議と男性連れで食べているテーブルがいくつも見られました。
いや、不思議じゃないよね。ラーメン屋に女一人で行くようなものよね。


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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 [シアター&シネマ]

映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を観てきました。

20190125 ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生.jpg
丸の内ピカデリーにて(シアター2、プレミアムフライデー会員料金1100円)

監督:デビッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン(魔法動物学者 ニュート・スキャマンダー)
   ジョニー・デップ(黒い魔法使い グリンデルバルド)
   ジュード・ロウ(ホグワーツ魔法魔術学校のニュートの恩師、若き日のダンブルドア先生)
   カラム・ターナー(ニュートの兄)   他

原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald
原作者:J・K・ローリング(『ハリー・ポッター』シリーズ)
2018年、アメリカ、英語、134分

捕らえられていた強大な敵、"黒い魔法使い"ことグリンデルワルドが逃げ出したことを知り、恩師のダンブルドア先生から「倒せるのは君だけだ」と告げられるニュート。
魔法界と人間界を支配しようと企む黒い魔法使いに立ち向かおうと向かった先はパリーー。

今回のストーリー。全体的に暗いし、複雑な感じで1作目に比べてエンターテインメント性が低く感じられました。
もちろん、イタズラ好きな魔法動物(ビースト)たちが随所に登場して癒してくれましたが。
(今回は日本の河童も登場)
そして、ジョニー・デップとジュード・ロウの二人が独特のいい雰囲気を醸し出していました。


【おまけ】
映画鑑賞の前に、丸の内ピカデリーが入っているルミネ有楽町で夕食を。

20190125 bibliotheque.jpg

LUMINE1の3階、cafe&booksbibliothequeで美食家シーフードサラダをグラスワインと一緒に。


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私は、マリア・カラス [シアター&シネマ]

日比谷のTOHOシネマズシャンテで映画「私は、マリア・カラス」を観てきました。

20190123 私は、マリア・カラス.jpg
(レディースデイ1100円)

原題:MARIA BY CALLAS
監督:トム・ヴォルフ
朗読:ファニー・アルダン
2017年、フランス、英語・フランス語、114分
字幕翻訳:古田由紀子

圧倒的な歌唱力、役柄に憑依する女優としての才能、20世紀を代表するオペラ歌手でありカリスマ的存在のマリア・カラス。
28歳年上の男性との結婚、大統領やセレブも駆けつけたローマ歌劇場の舞台を第一幕で降りたことへのバッシング、メトロポリタン歌劇場の支配人とのバトル、ギリシャの大富豪オナシスとの大恋愛、そのオナシスが元ケネディ米国大統領夫人ジャッキーと結婚したことを新聞報道で知るという衝撃。
世界的スターとしての華やかな表向きとは裏腹に、一人のプロフェッショナルの女性としての信念と葛藤、孤独、愛を求める苦悩、哀しみ。

没後40年にして見つかった未完の自叙伝、さらにインタビューなどの未公開映像・音源、封印されたラブレターなどが初めて解禁。
波瀾万丈、ドラマティックなマリア・カラスの人生や数々の伝説が、マリア・カラス本人の歌と言葉だけで綴られるドキュメンタリー。

映画の中で彼女の歌唱が聴けるのも貴重。
「トスカ」より"歌に生き、恋に生き"(プッチーニ)
「ノルマ」より"清らかな女神よ"(ベッリーニ)
「椿姫」より"さようなら、過ぎ去った日々よ"(ヴェルディ)
「カルメン」より"恋は野の鳥"(ビゼー)
「ジャンニ・スキッキ」より"私のお父さん"(プッチーニ)  他

1977年9月、パリの自宅で心臓発作により死亡。
その時、彼女は53歳。
今の私と同じ年齢。若すぎます。


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英国ROHシネマシーズン2018/19 バレエ「ラ・バヤデール」 [シアター&シネマ]

英国ROHシネマシーズン2018/19 第3作 バレエ「ラ・バヤデール(La Bayadère)」を観てきました。

20190121 ROHラ・バヤデール.jpg
TOHOシネマズ日本橋にて(特別料金3600円)

【振付】マリウス・プティパ
【追加振付】ナタリア・マカロワ
【音楽】レオン・ミンクス
【指揮】ボリス・グルージン
【出演】ニキヤ(神殿の舞姫):マリアネラ・ヌニェス
    ソロル(戦士):ワディム・ムンタギロフ
    ガムザッティ(ラジャの娘):ナタリア・オシポワ
    ハイ・ブラーミン(大僧正):ギャリー・エイヴィス
    ラジャ(国王):トーマス・ホワイトヘッド
    マグダヴェーヤ(苦行僧の長):アクリ瑠嘉
    アヤ(ガムザッティの召使):クリステン・マクナリー
    ソロルの友人:ニコル・エドモンズ

    【第1幕】
    ジャンベの踊り:
    マヤラ・マグリ、ベアトリス・スティクス=ブルネル
    パ・ダクシオン:
    エリザベス・ハロッド、ミーガン・グレース・ヒンキス
    アナ・ローズ・オサリヴァン、ロマニー・パジャック
    クレア・カルヴァート、金子扶生
    マヤラ・マグリ、ベアトリス・スティクス=ブルネル
    リース・クラーク、ニコル・エドモンズ

    【第2幕】
    影の王国(ヴァリエーション1): 崔 由姫
    影の王国(ヴァリエーション2): ヤスミン・ナグディ
    影の王国(ヴァリエーション3): 高田 茜

    【第3幕】
    ブロンズ・アイドル:アレクサンダー・キャンベル

【上演時間】3時間18分 (3幕、休憩2回)

<あらすじ(公式サイトより)>
古代インド。神殿の舞姫ニキヤと、高貴な戦士ソロルはひそかに永遠の愛を誓う。
しかしラジャが娘ガムザッティとソロルを結婚させることを決め、ソロルもガムザッティの美しさに惑わされて誓いを忘れる。
ニキヤに横恋慕をしている大僧正から、ニキヤとソロルの関係を聞いたラジャは、ニキヤを始末することを思いつく。
ガムザッティはニキヤにソロルを諦めることを迫るがニキヤは逆上し、ガムザッティもニキヤを亡き者にしようと決意。
ガムザッティとソロルの婚約式でニキヤは踊るが、ラジャ親子の策略で花籠に仕組まれた毒蛇に噛まれて息絶える。
阿片に溺れるソロルは、影の王国で踊るニキヤの幻を見る。
ガムザッティとの結婚式で再びソロルはニキヤの幻影に取りつかれる。
神の怒りにより神殿は崩壊。天に上ったニキヤとソロルの魂は永遠の愛の中で結ばれる。

マリアネラ・ヌニェスとナタリア・オシポワという2大バレリーナが共演しての対決。
ワディム・ムンタギロフとアレクサンダー・キャンベルの高度なテクニック披露。
さらに影の王国のヴァリエーション(ソロ)にもプリンシパル登場、と贅沢な配役。

何よりも、影の王国で白いチュチュ姿の24名がジグザグのスロープを順番にアラベスクのポーズをとりながら下りてきて、全員がステージに揃ったところで一糸乱れぬ群舞を見せる静謐で幽玄な世界は圧巻。ゾクゾクする感動もの。

2017年4月にKバレエの「ラ・バヤデール」の全幕を観たときは、初めてだったこともあり理解できていなかったけど、今回はすんなり物語に入っていけた。(英国ロイヤルバレエに安心感があるからかしら?)


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