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別の"秋" [学び&本]

食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、そして読書の秋。

気づけば、私のブログカテゴリーに「本(読書)」というのがない。
本を読まないのがバレバレ、、
この際、「学び&本」というカテゴリーに変更しようっと。

そんな中、2月に北九州の松本清張記念館で買った『ゼロの焦点』を読み終わった。

20141013 ゼロの焦点.JPG

地元石川県が舞台になっている推理小説。
登場する地名になじみがあるので風景を思い浮かべながら読む楽しみ。と同時に、スリリングな話の展開にグイグイと引きこまれていった。

物語の謎は最後には解けたものの、なぜ本のタイトルが「ゼロの焦点」なのか?という私の疑問は残ったまま。


さて、怒涛の記事更新で、やっと9月分の日常の活動記録を完了!(まだ5月のUSA旅行も含め海外分の旅行記が残ってるけど、、)

10月に入ってからの記録がもう少し、、
あと一息、ガンバレ~!

※9月15日・27日・28日の日付で4つ記事をアップしました


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 [学び&本]

いったい何か月かかって読み終えただろう。
石川県出身の哲学者、鈴木大拙の『禅』

20140806 禅.jpg

朝の通勤電車で読むことにしていた文庫本。
禅の思想も難解ならば、文章も難解。
片道の乗車時間7分。どういうことだろう?と考え咀嚼しながら読んでいると二見開きを読むのがやっと。しかも、毎日座れるわけでもないので、毎朝読むわけでもなく。
前回読んだところに立ち返り、続きを読み、の繰り返しでようやく読了。

結局、禅については相変わらず不明なまま。
しかし、最終章(第七章 愛と力)に書かれている文章に初めて、そしてようやくすんなりと理解できた。

~引用1~
力の誇示のもっとも顕著な一例が、西欧の人々の自然に対する態度にみられる。かれらは自然を征服するといって、けっして自然を友とするとはいわない。かれらは高い山に登っては、山を征服したと公言する。天のかたに向かってある種の発射物を打ち上げることに成功すると、今度は、空を征服したと主張する。なぜかれらは、いまやわれわれは自然とよりいっそう親しくなった、とは言わないのか。不幸なことに、敵対観念が世界のすみずみにまで侵透して、人々は「支配」、「征服」、「管制」等々を口にする。

~引用2~
存在するものすべての相依相関の真理に目覚め、たがいに協力する時、はじめてわれわれは栄えるのだという事実を、まず自覚しようではないか。そして、力と征服の考えに死して、一切を抱擁し、一切を許す愛の永遠の創造によみがえろうではないか。愛は、実在をあるがままに正しく見ることから流れ出る。そこで、われわれに次のことを教えてくれるのも、また愛である。すなわち、われわれ ー個別的に言えばわれわれのひとりひとり、集合的に言えばわれわれのすべてー は、善にあれ悪にあれ、この人間社会に行なわれることの一切に責任がある。だから、われわれは、人類の福祉と智慧の全体的発展を妨げるような条件を、ことごとく改善もしくは除去するように努めなければならないのである。

8月の初め、70年近く前、広島と長崎に原爆が投下された頃にちょうど読み終え、世界でいまだに戦いや敵対が続いている現状に思いを到したのだった。

巻末を見ると、この作品が刊行されたのは1965年2月。私が生まれたころ。
何かの縁を感じた。


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タグ:哲学
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ベンチャー精神とリーダーシップ [学び&本]

先日、南場智子さん(株式会社DeNAの取締役ファウンダー)の講演を聴いてきた。

津田塾大学卒、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー社でパートナー・コンサルタントに就任後、1999年に退社しDeNAを設立。代表取締役社長になり、東証一部上場させたものの、病気療養中の夫の看病に注力するため社長兼CEOを退任、非常勤の取締役に。しかし、現在は常勤に復帰しているとのこと。

南場さん、初めてお話を聞きましたが、頭脳明晰なのはもちろん、とにかく明るくパワフル。
登壇する姿からも、早口で時折ユーモアをまじえながら矢継ぎ早に言葉を発する話しぶりからも自信と力強さがみなぎっていた。
そんな姿も印象的でしたが、話の中にもいくつも心に残るフレーズがありました。

・瀬古監督率いるランニングクラブを傘下に。元日の実業団駅伝の応援に行ったときのこと。走り終わった選手が監督の前で悔し泣きする姿に、それほどまでに自分の仕事に打ち込んでいるか?と自問。
・「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」(価値観)のほうが重要
・全員が球の表面積を担う。どこも正面。社員一人ひとりが会社の代表。
・リーダーとしてやったことはunreasonableなくらいの高い目標設定。ワクワクするような目標を達成しようとする高揚感をチームの中枢におき、達成するために結束する。
(高い目標でもグラフの見せ方で到達できそうに見える、笑)

圧倒的なスピーチ力にグイグイと引きこまれるうちに、あっという間に一時間半が経っていました。


【おまけ】
ランチ時間が少しずれたので、普段は行けないお店で食べることができました。
赤坂サカスBizタワーに入っている寿しの美登利(梅丘に総本店がある行列ができる店の分店)でボリュームランチ。

20140207 赤坂美登利すし.JPG

にぎり盛り合わせにミニサラダ、お味噌汁がついて1050円。
もうお腹いっぱい。そして、ネタにも満足。コストパフォーマンス高し。(892円の普通のランチでも十分かも)


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しばしの解放感 [学び&本]

きのうはめったに行かない場所へ。都営三田線の白山駅そばにある東洋大学のキャンパス。

20140126 東洋大学.JPG

お正月の大学箱根駅伝の総合優勝のお祝いに~?
いえ、実は試験会場だったのです。何の?

「ファイナンシャル・プランニング技能検定」

FP(ファイナンシャル・プランナー)
保険や年金、税金、金融資産などについての知識に基づき家計の管理が適切に行われることを支援する役割を担う。
現在の仕事に関連するということで、資格取得をめざして職場でランチタイム勉強会を開き、私も参加していたのですが、若いスタッフたちの手前、受験しないわけにはいかなかった次第。しかも、試験を受けるからには合格しないと年長者としての示しがつかないから軽いプレッシャー。
毎週の勉強会での学習以外、前日に一夜漬けの勉強のみで臨みましたが、ウェブサイトの模擬解答との自己採点によると合格ラインはクリアした模様。ほっ。何とか面目は保てた。(実際の合否通知は3月に届く予定)
こういう知識って人生(社会)経験が豊富なほうが有利ね。

FPで勉強する内容は、職業として身につける必要性ということもありますが、自分の生活に密接に関係するので実益あり。
年金や保険、税金などの仕組みを学んだので、毎年受け取る源泉徴収票を見る目も変わったし、今年の確定申告は理解したうえで手続きできそう。
おまけに今日は会社で4月から始まる確定拠出年金の研修があり、運用商品について話を聞いたけど、FPの勉強で一般論を学んだあとだったこともあり講師の方の説明が具体論として理解できた。

とりあえず、試験を一つクリアして"一歩前進"
(今年の年初の目標、「動く」をまた一つ達成)
今回は3級で入門レベル。次は2級を目指して勉強せねば。。

きのうは試験を終えて、合格の確信はないものの手ごたえを感じた状態で試験会場を後にしました。
午後まだ早かったので、会場の東洋大学からほど近い小石川植物園へ足を延ばすことに。(別の記事でご紹介)

白山駅のほうに近い正門から入り植物園を通り抜け、反対側の出口から出て、メトロ丸の内線の茗荷谷駅に向かった。
文京区、結構坂道が多いのね。そして、ちょっとした公園も所どころに。

筑波大学東京キャンパス(看板には放送大学とも書いてあった)のそばには面白い金属の彫刻が置かれた公園。
20140126 茗荷谷の公園.JPG

茗荷谷駅の周辺、他にもお茶の水女子大、跡見学園女子大、拓殖大学とか大学がたくさんあるんですね。さすが文教区、違った、文京区。

初めての茗荷谷駅からはこれまためったに乗らない丸の内線で池袋へ、そして副都心線で明治神宮前へ。
表参道のヘアサロンへ2か月ぶりのカットをしてもらいに行ったのですが、髪を切ってもらう間、自然と瞼が落ち眠っていました。
実は、一夜漬けは文字通り"一夜"でして、どれだけぶりかわからないほど昔にやったきりの完全徹夜。朝風呂とユンケルで覚醒させて試験に臨んだのでした。

髪をスッキリさせたあとは、夕食を買ってオウチでのんびり~

久しぶりのケンタッキー・フライド・チキン。新商品の骨なしチキン。カルビーのポテトチップス・カーネルクリスピー味は先日食べた袋。(紹介しようととっておいた、笑)
20140126 KFC骨なしチキン&カーネルクリスピー味ポテチ.JPG

富山の源製「ぶりのすし」は近所のスーパーで。
20140126 ぶりのすし.JPG

鱒のすしが定番だけど、鰤は初めて。
細切り昆布、生姜、人参、表面には薄切りの蕪。ここの鱒の寿しは酸味が強めで私好みではないけど、この鰤の寿しはいいかも。

しばしの解放感に浸った昨夜でした。

一歩前進と言えば、五十肩の状態がひどく、半年以上通院していた整形外科とリハビリでしたが、8~9割がた回復したので、今日の受診(問診)を区切りにいったん終了することになりました。あとは自宅でのリハビリ体操で完全回復に努めるのみ。
こちらも地道に頑張るのです!


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もしものときの… [学び&本]

先日、会社が企画した「介護フォーラム」に参加しました。
「仕事と介護を両立させる秘訣」というテーマで、外部から介護支援アドバイザーの講師をお招きして介護保険制度や元気なうちに知っておくこと・やっておくことなどについての話を聞きました。

日本人の平均寿命は男性で80歳弱、女性で86歳強。
一方で最近使われるようになったのが健康寿命という言葉。こちらは男性で70歳強、女性で74歳弱。
つまり、亡くなる前の不健康な期間(≒介護が必要な期間)は十年前後ということになります。

“ピンピンコロリ”“ポックリ”と死にたいと願っていても、実際にそのとおりになるかどうかはわからない。
だとすれば、介護保険制度やいろんな提供サービスについての知識を持ち、いざという時に備える必要があります。
備えることとしては、知識もさることながら、人とのつながり、経済的な準備も含まれます。

今回の受講、もちろん間近に控えている両親の介護が第一の理由ですが、おひとりさまの自分自身にとっての万一の時のためでもあります。

講演の中で紹介されて、最近テレビ等でも取り上げられている「エンディングノート」を早速購入しました。
20131130 エンディングノート.JPG

一冊は両親用、もう一冊は私自身のため。
財産の把握や親族・交友関係の整理、「もしものとき」にどうしてほしいか、伝えておきたいこと。
身辺整理をするのはまだ早すぎるかもしれないけれど、まさかの時のために少しずつ書き込んでいこうと思っています。
両親の分は年末年始の帰省の折に一緒に内容を確認するつもり。(遺影写真の置き場所など、断片的には聞いているけど、書き物としてまとめてあると、落ち着いて対応できますからね)


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聞く力 [学び&本]

私、毎日飲んでるばかりじゃないんですよ。たまには脳と心にも栄養を注入しているんです。
先日、社外講演会(慶應義塾大学の『夕学五十講』)で阿川佐和子さんの話を聞いてきました。
テーマ「人間通になりたい」の講座、タイトルは「聞く力」ビフォーアフター

2012年、文春新書として発行した『聞く力』、私も買って読みました。
タイトル名からはベストセラー本が売れる前と後とで、本人や周囲がどのように変わったのか、ということを予想させましたが、話の内容はそのとおりではなく、ただし、阿川さんの自然体でよどみのない語り口でユーモアも交え、90分ぴったりで話が終わりました。
(これまでのインタビューで印象に残った話や、専業主婦になると信じて疑わっていなかった彼女がなぜ今日にいたったか等)

以下、備忘メモ。 ※(注)阿川さんの言葉そのままではなく、私の個人的な受け止め方も含みます。

・専門用語、業界用語は、その世界にいる人同士なら理解できるが、そうでなければ理解できない。
だから、常に相手(聞き手、読み手)を意識して話す(書く)べし。

・この人には話したいなぁ、と思わせる聞き手になろう。
これは仕事上の人間関係や友人関係でもあてはまる。

・相手の気分、状況を気に留める(関心をもつ)。完全には理解できなくても察することで、また、聞いている相手が親身な姿勢を示すことで、話し手は心を開いてくれるはず。

「聞く」とは別に「聴く」という漢字があります。
耳と(+)目と心で相手の話を“きく”必要がある。
以前、研修の講師が説明した言葉を思い出しました。

阿川さんが講演の冒頭で話したこと。
インタビューという仕事ではなくても、「聞く」という作業は私たちの日常生活のなかで普通に行っていること。今日の話で一つでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
そして、最後に話したこと。
話の中に思わぬ“宝”がひそんでいる場合がある。しかし、その宝を見つけられるかどうかは聞き手次第。皆さんが今日の話の中で宝を見つけられたとしたら嬉しく思います。
なんて、うまい締めくくり方なんでしょう。

阿川さん、とても小柄でした。身長149㎝とのこと。
「演台の後ろに立つと首から上しか出ないから、前に立って話します」とお茶目です。
そして11月で還暦を迎える年齢。驚きの若さです。
(友人のひとりが、私が阿川さんに似ているとのコメント。初めて言われましたが、まんざらでもないかな)

【おまけ】
先日、近所の花屋さんに可愛い風鈴が置いてあったのでお買い上げ。金魚の錦玉と一緒に写してみました。

20130629 風鈴・金魚.JPG
柄はスイカと「涼」の字、ヒマワリ、金魚

リリーン、涼しげな音を聞きながらこれからの暑い季節を乗り切ろう。


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タグ:講演会
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