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本『いつまでも会社があると思うなよ!』 [学び&本]

会社の図書まわし読み、その3。
『いつまでも会社があると思うなよ!』(川島高之)

20160209 いつまでも会社があると思うなよ!.JPG

著書の川島氏は、三井物産ロジスティックス・パートナーズ株式会社代表取締役。NPO法人ファザーリング・ジャパンの理事でもある。
部下の私生活に配慮しながら、業績目標を達成させるという「新しい管理職像」"イクボス"を提唱し、これからの時代の新しいマネジメント・スタイルとして世に広める活動をしている方。

「イクボス」とは、以下の3つを満たしている上司のこと。
・部下の私生活とキャリアを応援している
・自らも仕事と私生活を両立させている
・業績目標の達成に強くコミットしている

返却日が迫っていたので斜め読み。

覚えておきたいフレーズ、考え方の備忘メモ。

「三本柱の人生」
・家事や子育てなど「ライフ(プライベート)」に、しっかりと時間を取る
・地域活動や社会貢献など「ソーシャル」に、コミットした活動をする
・(お金を得る)仕事「ワーク」に、最大限の努力をする

 ※私、一つ目はできてる。二つ目、これからの課題。三つ目、ある程度やっている。

人生一回きりである。先延ばしはできない。読者の方々にもぜひ、ワーク・ライフ・ソーシャルすべてを楽しむ日々を過ごして欲しいと思っている。

第1章 これからの時代、どう生きていくか

・理不尽なことに反発して、「ではどうするか?」となったとき、ただ真正面から反抗するだけでは何も変わらない。理不尽なことを変えようとするよりも、それはそれとして、"柳に風"と受け流し、自分が求める環境を自分で作る。そのほうが結局は自分にとっていちばん望ましい形を手に入れることができる。

・自分の欠点をなくそうと小さくまとめるよりも、強みを伸ばした方が得るところが多いのではないだろうか。
「自分の強いところを伸ばしてチャレンジしていれば、欠点は消えていく」

第2章 三本柱 Work, Life, Social を可能にするには

・"効率化"とは、無駄を省いて効率を高めること。付加価値の低い作業や資料、会議を排除して、少しでも仕事を早く、簡単なものにしていくことになる。
"生産性"とは、行った仕事量≒時間(インプット)に対して、どれだけの成果が生み出されたか(アウトプット)というレバレッジの概念と言える。
分母であるワーク時間を増やさず、分子の「成果」をより大きなものにしていくこと。それこそが、より理想的な生産性向上のあり方である。

・自分の仕事のエッセンスが何なのかをしっかりと考え、効率化すべき仕事と時間をかけるべき仕事を見極めることが大切だ。

時間泥棒退治1 資料作成
効率化のポイント。
【要点を絞り、コンパクトにまとめる】
資料の冒頭には、3行で表せる「資料の超概要」を記載。その後に、1枚以内の「要約と結論(エグゼクティブ・サマリー」、それ以外の詳細は後頁にするか添付資料とする。
資料作成の作業があっという間に終わるだけでなく、コンパクトな資料は、結局は読み手に対しても親切。読み手が資料に目を通す時間も効率化できるし、資料を保管したり探したりする時間も効率化できる。

【自己満足のこだわりを捨てる】
最初からいつも使うごく基本的なフォントを決めておけば、資料内のフォントのばらつきを整える作業などに時間を食われることもない。

【手戻り、やり過ぎを避ける】
作る前に、関係者(多くは上司)に簡単な「骨組み」をすり合わせておく。

時間泥棒退治2 メール対応
効率化のポイント。
【長文メールの削減】

【件名の適正化】
・メールの内容(テーマ)が変わってきたら、メールの件名を変更
・メールの展開に応じて、不必要な宛先(to/cc)を削除し、必要な先を追加
・別件は新規にメールを立てる

【不必要な宛先(to/cc)の排除】

時間泥棒退治3 会議
【会議は1/8になる】
人数を1/2に、時間を1/2に、回数を1/2で、会議は1/8になる。

【時間を1/2にするには?】
資料を事前配付し、読んできた前提で会議を始める。
「会議のテーマ設定」と「進行上のルール」が重要。

【回数を1/2に減らす】
会議のゴールを決め、会議終了時には結論を出すということが大切だ。
議案の先送りがなくなれば、会議の回数自体も半分にできる。

【人数を1/2に絞る】
参加者を厳選し、議論や判断をするうえでもっとも価値のあるメンバーを招集する。

「予定がないという予定」を作る。その目的は、
・心身の休息と、ノイローゼ回避
・一人時間で熟考する
・部下や後輩の相談を受けやすくする
・いざという時のバッファー(時間的余裕)

優先順位づけを考え、取捨選択をする。
「いま、この時期」に自分が時間を注ぐべきポイントを見極めて、取捨選択をする。
あることについて「やらない(時間をゼロにする)」ということのほか、「積極的に先送りする(未来に残しておく)」、「ゼロではないが、時間を削減する」という選択もある。

「ノー」と言い切る覚悟を持つ。

仕事の主導権を取る。
ボールをパスするのではなく自分で捕る。リスクを取りに行く。
上司や取引先から言われるがままに仕事をする「受動的」あるいは「指示待ち」ではなく、「能動的」に「脱指示待ち」になる。

部下育成力を高める。
・部下(子ども)を信じる=自主性を持たせる
・長期視点で育てる(目先の成績・業績に振り回されない)
・やってる本人がボス業や親業を楽しむこと
「やりたいこと(Will)」は、持続する力になる。だからこそ、部下の「やりたいこと」を無視せず、上手に業務と絡め、やらせてみることが大切だ。結果として、それが誰かの役に立つ経験(Needs)につながると、本人の強み・コアコンピタンス(Can)に育っていく。

傾聴・共感・称賛でメンバーと向き合う。

部下育成のポイントはコミュニケーション。
・大事なことは繰り返す
・ただ禁止するのではなく、なぜダメなのかを伝える
・叱るときは、原因と結果を説明する
・やることを指示するのではなく、目的を理解してもらう
・オープンクエスチョンで相手に考えてもらう
・相手のわかる言葉で伝える(知らない用語を使わない)
・深く理解し、シンプルにやさしく説明する
・相手の言葉をリフレインし、本人の納得・満足度を高める

個人プレーではなくチームプレーが大切という意識付けが、成果を出していく上で非常に重要である。これは上司が思っているだけでは不十分で、部下ひとりひとりにも繰り返し伝え、納得させていく必要がある。

心構えあっての仕事術。
三本柱を実践するうえで、最も重要な心構えが、「権利主張の前に職責を果たせ」という点だ。
仕事を放り出して私生活ばかりを大切にするのは、「三本柱の生き方」でも何でもない。ただの無責任であり、わがままになっていまう。会社員として組織の仕事の一端を担い、会社から給与を受け取っている以上、職責はきちんと果たさなくてはいけない。

第3章 なぜ人生ポートフォリオが必要か

「三本柱の生き方」の醍醐味
「三本柱の生き方」で仕事能力も高まる

斜め読みのつもりが、読みながら平行してこの記事に書き留めていたら、結構なボリュームになってしまった。

私は社会人になったときから決して会社人間(仕事オンリー)にはならないでおこうと心に決めていた。
もちろん、若いときは残業して深夜帰宅したことも経験したが、基本的には休日は完全にオフ、休日出勤は余程のことがないかぎりしなかった。頭の中で仕事のことを考えたり、アイデアが浮かんだらメモをとって翌日出社してからの仕事につなげるということはあったけど。
有給休暇も可能なかぎり使い、自分磨き、リフレッシュに活用した。
そういう意味では、ワークとライフのバランスは取れているほうだと自負している。

強いて言えば、この本でいう「ソーシャル」の要素が弱いかな、と冒頭でも自身を振り返った。
でも、社会との関わり、というふうにとらえると、ひょっとしたらこのブログを書いていること自体、ソーシャルの一部かもしれないと思えてきた。
なーんだ、私の「三本柱の生き方」、意外とイケてるかも~(自画自賛)

★2016読書カウント 3★


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本『リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま』 [学び&本]

職場のチームメンバーが会社から借りた本をまわし読み中。
私が読んだ二冊目は『リーダーは自然体 無理せず、飾らず、ありのまま』というリーダーシップに関するもの。

20160207 リーダーは自然体.JPG

増田弥生さんと、金井壽宏さんの共著。編集者によるインタビュー形式を編集したもの。
増田さんは、大学卒業後、リコーに入社。リーバイスを経てナイキ米国本社へ。前ナイキ アジア太平洋地域人事部門長。現在はフリー。
金井さんは、神戸大学大学院経営学研究科教授。

タイトルにある"リーダー"は増田さんご自身のこと。

章立てと書き留めておきたいフレーズの備忘メモ。

第一章 リーダーは自分の中にいる
・リーダーシップは、筋肉と同じように誰にでもあると思っているからです。どんな人にもリーダーになる可能性はあります。自分にはその能力がないと言う人は、リーダーシップの力を使っていないか、鍛えていないだけではないでしょうか。

第二章 新人でも「社長目線」で取り組む -お気楽OLのリーダーシップ入門時代

第三章 どこでも通用するプロになる -転身、専門性を磨いた時代

第四章 自分自身のリーダーシップを磨く -再び渡米、「筋肉」を鍛える旅へ
・グローバルリーダーの条件
「専門家としての力(仕事が超一流であること)」「人間力(誠実で、己をよく知っており、言ったことは必ずやり遂げる言行一致を貫いてこそ、フォロワーの信頼を得ることができる)」「大切となるのがコミュニケーション能力(多国籍・多言語の人たちに向けて自分の言いたいことを伝えられるかどうか)」

第五章 グローバル時代のリーダーシップ
・コミュニケーションとは、自分の思いが相手に正確に伝わり、それが相手の具体的な行動につながって、ようやく完結するもの。「これをやってよ」と言うだけでは、コミュニケーションではなく伝言。相手の行動がゴールだとしたら、自分の意図を相手の腹に落ちる形で発信しなければならない。こうした言語化の力がないと、組織はリードできない。
・相手に理解しやすい伝え方をするためには、相手のことをよく理解しなくてはなりません。そのためには、自分が話す前に相手の話をよく聴くことが不可欠。
・人は存在するだけでは50%生きているとしか言えない。100%生きるためには思い切り自己表現することだ。

第六章 リーダーとしてより良く成長する
・リーダーには、「doing(何をするか)」もさることながら、「being(どう在るか)」も大切ではないかと思う。
・リーダーシップを身につけ成長していくためには、今の自分をできるだけ正確に知る「自己理解」と、その自分を受け入れる「自己受容」が欠かせない。自己受容とは、自分をあるがままに受け入れつつ、足りない部分を成長の余地と見て努力すること、そして努力する自分を愛おしく認知しながら成長させていくこと。

終章 リーダーシップのベース:「自己理解」と「自己受容」
・第一問:あなたが初対面の人たちの前で自己紹介するとしたら、自分のことをどんなふうに説明しますか。ただし、国籍、年齢、出身地、家族構成、あるいは名刺や職務経歴書に記載されているような情報にはふれないで下さい。
→回答「私は                  です」
 何があなたをわくわくさせ、何があなたを奮い立たせるのか、どんなことに怒りを感じ、何を大切にして生きているのか…。
・第二問:現在、勤めている会社からあなたが去ったとしたら、職場から何が失われますか。
→回答「私が会社を去ると、職場は            を失います」
 あなたが今の職場でふだん出しているインパクト、あなたがその組織にいる存在意義、組織側から見れば、あなたがいるおかげで果たされていることは何なのかということ。
・第三問:あなたが勤めている会社を今すぐ去ることになったとします。五年後、あなたは会社に何を残した人物として紹介されたいですか。
→回答「私は五年後、会社に            を残した人物として紹介されたい」
 あなたが会社の中で、自分ならではの付加価値によって生み出す具体的な成果物は何かということです。
・できない自分を受け入れ、ときには厳しく、ときには愛情をもって自分と向き合うことで、できる自分に変わっていきます。
・私(増田)は、やることによる後悔より、やらないことによる後悔の方が大きいようだったら、行動するようにしています。

今回もまた共感できる本に出会えました。

★2016読書カウント 2★


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本『仕事を任せる新しいルール』 [学び&本]

私が勤務する会社にはダイバーシティ(多様性の受容)を推進する部署があり、毎月、ワーク・ライフ・バランス関連などの図書を紹介し、社員に貸し出しています。

職場の同い年の部下が、まとめて数冊借りたので、そのうちの一冊を貸してもらった。

20160127 仕事を任せる新しいルール.JPG

株式会社ワーク・ライフバランスの代表取締役社長・小室淑恵とパートナーコンサルタント・工藤真由美の共著による「残業ゼロで好業績のチームに変わる 仕事を任せる新しいルール」(かんき出版)

目次は次のとおり。
序章 今、「任せる」ことが求められている理由
第1章 これからは、チームの総力戦
第2章 部下を動かす即効フレーズ15
第3章 任せ上手は、部下を深く知っている
第4章 やる気を引き出して任せる
第5章 どんな社員も戦力に変える任せ方
第6章 任せたあとのフォローのしかた

今日は早退して通院。(継続治療中の皮膚科で経過観察)
病院での待ち時間と終わったあとにスタバで読書。

20160127 スタバほうじ茶ソイラテ.JPG
ドリンククーポンを使って、ほうじ茶ティーラテを豆乳にカスタマイズ(最大サイズのVenti)

計2時間半ほどで一気に一冊を読破。
とても参考になりました。

以下、備忘メモ。

第2章から。
上司のちょっとしたひと言が、部下の心に染み入って、モチベーションの源泉となることは多いものです。
フレーズ15は、次の3種類に大別される。
1.「部下に気づきを与える」ひと言
2.「部下のやる気を引き出す」ひと言
3.「チーム力を高める」ひと言

(1)それで、あなたはどうしたいの (部下から相談を受けたときのひと言)
(2)これはなぜ、どうしてそう思ったの? (報告を受けるときは事実だけでなく背景を大事に)
(3)あなたはもっと伸びると思うよ。私がそう確認しているんだから (ワクを突破させる)
(4)それは、いまはまだ課題だね (改善への期待感を伝える)
(5)大丈夫。あなたは皆から認められているよ (安心感を与えてあげる)
(6)もうそんなレベルにまでなっちゃったんだね (成長を自覚させるための褒め言葉)
(7)手が回らなかったので助かったよ (地味な役回りとなる社員にかける感謝の言葉)
(8)この前のあの仕事は素晴らしかったね (ちゃんといつも見ているよのメッセージ)
(9)勉強になったよ (自信をつけさせる)
(10)自分のことを、そこまで客観的に見ることができているんだね (自分の欠点を伝えた部下に)
(11)あと2割だよ (高いレベルの仕事にチャレンジする社員の背中を押す言葉)
(12)なるほどね。たしかにそうだ! (普段あまり意見を言わない部下が発言したとき)
(13)いいね、それやってみようか (誰かの発言に乗って言ったように装う)
(14)あなたができないことは任せないから大丈夫 (自分にできるかどうか不安なっている部下に)
(15)私も昔そういうことがあったよ (不安を感じている部下に自信を取り戻させる)

第6章から。総まとめ。
小室流「仕事の任せ方」10ポイント
(1)任せる覚悟をもつ (失敗する可能性など、負の要素を引き受ける覚悟をもつ)
(2)部下の不安を取り除き、自信をもたせる
(3)本人のキャリアにつながる仕事を任せる
(4)現在の仕事より高いレベルの仕事を任せる
(5)いったん渡して力量を見てから、上司がフォローする
(6)仕事に必要なリソース(情報資源)はすべて与えておく
(7)社内環境を整え、本人が仕事に打ち込める状況をつくる (仕事量を調整して時間的な余裕を)
(8)マイルストーンを設けてチェックしていく (中間チェックをしてミスを防ぐ)
(9)個人の責任は問わない。失敗したら組織の責任
(10)ゴールに到達した部下は思いっきり称賛する (ほめるマネジメントは部下のモチベーションをアップさせる)
(11)部下が望んでいるのは、「信頼している」という上司の言葉

ちなみに私のチームは定時退社のほぼ残業ゼロ。(別に私が優れているわけではない)
明日の朝礼では、まず部下に感謝の気持ちを伝えることから始めよう。
メンバーが頑張ってくれているから、私が安心して休みを取ったり、夜遊びに出かけられたりしているわけですから。

★2016読書カウント 1★


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本『50歳からの「死に方」』 [学び&本]

最近、友人から借りて読んだ本『50歳からの「死に方」 残り30年の生き方』(弘兼憲史)

20151209 50歳からの「死に方」.JPG

帯に書いてあるように「人生、残りあとXX年。これから先は「覚悟」で決まる!」「定年後を楽しく生き抜けるかは、50歳からの生き方で決まる!」ということでフムフムと共感しながら読みました。

以下、印象に残った言葉を備忘メモ。

・50歳になればなったで、「いいこと」だってあるのです。
 それは50代が持っている「生きてきた自信」と、「知恵」です。
 
・自分は、いつか死ぬ。
 実は、これは決して悲観的な思考ではなく、極めて前向きな思考なのです。
 なぜかと言うと、自分の死(生)を想定することは、残された時間を有効に過ごすためには必要なことだからです。自分に残された時間を知ること。言い換えれば、50歳になったあなたがこれから何をやるにせよ、第一にすべきことは、「引き算」だということです。

・50歳になって重要なのは、今までどうやって生きてきたかということではなく、今、そしてこれからどう生きるのかということ。そのときに、プライドや元の肩書きなど邪魔になるだけだということを覚えておきましょう。

【おまけ】
今日は通院の日。

年に2回、検査を兼ねて歯石除去に通っているデンタルクリニックで言われたこと。
自分の歯で噛むことの大切さ。こめかみのあたりの関節が動くことで脳にも刺激になり、認知症の予防につながるとのこと。

もう一つは足裏の湿疹と水虫(爪)の経過観察。
一進一退で、完治までにはまだもう少し時間がかかりそう。

ちなみに、腱鞘炎がきっかけで通院中の整骨院でも継続治療中。今は左手首の骨の位置調整と左肩の痛み解消のために。
これからの人生、体のどこかに不都合が常につきまとうのかしら、、

20151209 Xmasツリー@北里病院.JPG


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本『海辺のカフカ』 [学び&本]

10月の観劇に向けて、予習開始。

20150908 海辺のカフカ.JPG

近所の図書館で借りてきた村上春樹さんの『海辺のカフカ』
上下巻に分かれているけど、読み始めてみると、次のページをめくるのがまどろこしく感じるくらいグイグイと展開の速いストーリーに引きこまれてしまう。
こんなに読書が面白いと思ったのは人生初かも。

食事のお店は高輪図書館2階にあるフレンチ・レストランkif kif
3600円のコースを注文してみたら、かなりの充実した内容。
グラスワインをつけても4020円とリーズナブル。

前菜
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サラダ
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リゾット
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魚料理
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肉料理
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デザート
20150908 ビストロkif-kif6.JPG

また行こう。


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タグ:村上春樹
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本『ノルウェイの森』 [学び&本]

村上春樹の小説『ノルウェイの森』を三十数年ぶりに読み返しました。

20150906 ノルウェイの森.JPG

たしか、私が高校生だったころ、大学生だった兄が私の誕生日お祝いに何冊かの本を送ってくれて、その中に入っていたのを読んだはず。
しかし、その時の記憶として残っているのは、この深い緑と赤の装丁の美しさくらい。
当時、部屋のインテリアとして飾っておいたほど。
実家の本棚を何回か探したけど、単行本は見つからず、今回、文庫本を買いました。
ストーリーは全く覚えておらず、今回初めて読んだも同然の新鮮さ。
きっとウブな高校生だった私には内容が理解できなかったのかも。

年齢を重ねて本を読み返す面白さ。


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本『伊豆の踊子』 [学び&本]

この年齢になって初めて読んだ『伊豆の踊子』

20150521 伊豆の踊子.JPG

名作と言われている小説のうち読んでいない作品がまだまだ多く…(^^;)
あんな短編が映画化されたのね。


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タグ:日本文学
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アルコール研究 [学び&本]

先日の「ワインの集い」の記事でウィスキーとブランデーの違いについての学習メモを残しましたが、今回はスピリッツとリキュールについて調べてみた。(アサヒビールのサイト参照)

スピリッツとは、蒸溜酒全般を指す名称で、広い意味ではウイスキーやブランデーも同じカテゴリー。

ジン、ウォッカ、ラム、テキーラは世界の四大スピリッツと呼ばれている。
●ジンGin:大麦麦芽やトウモロコシなどの穀物を糖化、発酵、蒸溜し、その後、植物の香味成分を加えて再蒸溜した無色透明な酒。
代表的なのはイギリスのロンドン・ドライジン、オランダのジュネヴァジン、ドイツのシュタインヘーガー。
●ウォッカVodka:ロシア生まれ。原料の穀物を発酵、蒸溜した後、白樺の活性炭で濾過し、雑味成分を取り除いたクセのない酒。無色透明なレギュラーウォッカの他に、果実や香草などで香りづけしたフレーバードウォッカがある。
●ラムRum:カリブ海の西インド諸島生まれ。サトウキビの搾り汁を発酵、蒸溜して作る。風味ではライトラム、ミディアムラム、ヘビーラムに分類され、色の濃淡ではホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムに分けられる。
●テキーラTequila:メキシコ生まれ。原料の竜舌蘭を糖化、発酵、蒸溜して作る。熟成していないシルバーテキーラと、熟成を施し琥珀色を帯びたゴールドテキーラに分類され、さらに後者は熟成期間でアネホ(1年以上)とレポサド(2か月以上)に分けられる。

こんな学習をしようと思ったのは、最近の家飲みで缶飲料を飲む機会が増え(アルコール度数が高くなく、1回の量が適当だから)、スピリッツとかリキュールとか書いてあるので。

20150119 缶スピリッツ.JPG

一方でリキュールとは、果実、香草、薬草などで風味づけし、さらに甘みなどを加えた蒸溜酒。

香味成分から大きく4つに分類される。
●果実系:オレンジ、パッションフルーツ、チェリー他、色も風味も多彩。
●種子系:コーヒーやカカオ、ココナッツ、ヘーゼルナッツなどを香味成分として使用。
●薬草・香草系:ミントなどのハーブの他、スパイスなども使用。
●特殊系:上記3つ以外に、卵やミルク他を使用。

ベルギーの発泡性リキュール、White Belg
20150115 缶リキュール.jpg

お酒の世界も奥深い。
もう少し勉強してみましょう。


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嫌われる勇気 [学び&本]

2月の誕生日に友人からプレゼントされた本。
自己啓発の源流「アドラー」の教え『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健 著)
年末にようやく読み終えました。

20141227 嫌われる勇気.JPG

めっきり本屋をのぞかなくなったこともあり、最近の話題の本が何かも知らずに暮らしていますが、この本は2014年のベストセラーのようですね。

備忘メモの目的で、本書の目次冒頭文から引用。

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な"答え"を提示します。(後略)

そして、目次(章立て)と特に印象に残ったフレーズを記録。

第一夜 トラウマを否定せよ
・あなたの人生は「いま、ここ」で決まる
 アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」といっているのです。自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだ、と。

第二夜 すべての悩みは対人関係
・人生は他者との競争ではない
 われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。

第三夜 他者の課題を切り捨てる
・「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
 ユダヤ教の教えに、こんな言葉があります。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」と。

第四夜 世界の中心はどこにあるか
・より大きな共同体の声を聴け
 「わたしとあなた」の関係でもいえることですが、もしもあなたが異を唱えることによって崩れてしまう程度の関係なら、そんな関係など最初から結ぶ必要などない。こちらから捨ててしまってかまわない。関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。

第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
・自己肯定ではなく、自己受容
 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。われわれは、「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら、「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。
・無意味な人生に「意味」を与えよ
 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」
 「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。


以前、元大リーガーの松井秀喜さん(同じ石川県出身)の著書『不動心』を読みましたが、その中にも「コントロールできること、できないこと」という章があり、こんな文章が書かれています。
 僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。悔やみ、落ち込むしかないのでしょうか。多くの場合、そんなことはありません。きっと、前へ進める選択肢があるはずです。

こんなフレーズも。
 コントロールできない過去よりも、変えていける未来にかけます。
 自分が変われば運命も変えられる。


『嫌われる勇気』という本を読みながら、かつて読んだ本のことを思い出し、自分の日頃の言動・思考と照らし合わせ、共感し勇気をもらいました。
(そんな機会を与えてくれた友人に感謝)

そんな師走のある日、会社でとあるニュースレターのメールが届き、思わず手帳に書き留めた文章があります。 

●幸せを感じる心
「幸せとは、手に入れるものではなく、実は自分のすぐ近くにあるものに感じるもの」
「幸せになることが目標なのではなく、一生懸命生きている中で感じるものであり、それが多ければ多いほど、私たちが生きるための原動力になる」
●前向きとは、向こう見ずなプラス思考ではなく、物事を客観的かつ建設的にとらえる力

本を読む大切さを感じた年末でした。
これからはもっと本を読もうと思います。


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「赤毛のアン」と「花子とアン」 [学び&本]

NHKの連続テレビ小説「花子とアン」は翻訳者、村岡花子の生涯を題材にした内容でしたが、その中で重要な役割を果たしていたのがL.M.モンゴメリ作「Anne of Green Gables(緑の切り妻屋根のアン)」という小説(児童文学)。

子どもの頃に読んだのかどうか記憶が曖昧だったので(おそらく読んでない)、近所の図書館で講談社の青い鳥文庫から発行されている村岡花子訳の本「赤毛のアン」を借りて読みました。

20141120 赤毛のアン.JPG

小学校中学年以上対象ということで漢字にすべてルビがふられていて読みやすいのですが、子供には理解できないのでは?というような単語も出てきます。「腹心の友」なんて言葉、普通使いませんよね。(あ、そこは"想像の翼"を広げて解釈するのね、笑)
言い回しも独特で「~しなすった」とか、あなたのことを「あんた」と表現していたり。(編集者は直そうとしなかったのかな?)

でも、ストーリー展開はたしかに面白く、章立ても細かく、まるで連続テレビ小説そのもの。
アンと花子に通じる点も多く、読みながら共通点さがしも楽しいかも。
例えば、アンは本名のAnnではなく「私のことはeが付いたAnneと呼んで!」と主張し、花子は「おらのことは、はなではなくて花子と呼んでくりょ!」と訴えたところなど。

備忘のために目次を書いておこう。

第1章 レイチェル・リンド夫人のおどろき
第2章 マシュウ・クスバートのおどろき
第3章 マリラ・クスバートのおどろき
第4章 グリン・ゲイブルスの朝
第5章 アンの身の上
第6章 マリラの決心
第7章 アンのお祈り
第8章 アンの教育
第9章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる
第10章 アンのおわび
第11章 アン、日曜学校へ行く
第12章 おごそかな誓い
第13章 待ちこがれるピクニック
第14章 アンの告白
第15章 教室のできごと
第16章 ティーパーティの悲劇
第17章 新しい刺激
第18章 アンの看護婦
第19章 音楽会と災難と告白
第20章 ゆきすぎた想像力
第21章 香料ちがい
第22章 アン、お茶に招かれる
第23章 アンの名誉をかけた事件
第24章 音楽会
第25章 マシュウとふくらんだ袖
第26章 物語クラブの結成
第27章 虚栄の果て
第28章 たゆとう小舟の白ゆり姫
第29章 忘れられないひとこま
第30章 クイーン学院の受験
第31章 二つの流れの合うところ
第32章 合格者発表
第33章 ホテルの音楽会
第34章 クイーンの女学生
第35章 クイーン学院の冬
第36章 栄光と夢
第37章 死のおとずれ
第38章 道の曲がり角

ドラマの中で花子がつぶやくセリフは、アンが大学進学を諦め、グリン・ゲイブルスに戻って暮らす決意をした際にマリラに向かって言った次の言葉。

「曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。その道がどんなふうにのびているかわからないけれど、どんな光と影があるのかーどんな新しい美しさや曲がり角や、丘や谷が、そのさきにあるのか、それはわからないの。」

このフレーズは、未知の世界に立ち向かおうとする際に希望と勇気を持つことの大切さを教えているんですね。そして、いわゆるポジティブ・シンキングの教訓。


※11月9日の日付で記事を1つアップしました。(バレエ鑑賞記録)


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タグ:児童文学
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