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水を描く -広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしおー [アート&デザイン]

広尾の山種美術館で企画展「水を描く -広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしおー」を観てきました。

20180819 水を描く.jpg
上:千住博「ウォーターフォール」1995年 紙本・彩色
中:歌川広重(初代)「東海道五拾三次之内 庄野・白雨」1833-36年頃 大判錦絵
下:川端龍子「鳴門」1929年 絹本・彩色

会場構成は次のとおり。
第1章 波と水面のイメージ
 川 -流れる水
 水面の表現
 (小野竹喬「沖の灯」、竹内栖鳳「緑池」、守屋多々志「波乗り兎」など)
 海 -波の躍動感

20180819 水を描く1.jpg

迫力の渦潮の上を鵜が一羽。
20180819 水を描く2.jpg

発見!屏風を角度を変えて見ると、渦潮の波頭がつながって見える。
20180819 水を描く3.jpg

その他、印象に残った作品としては、奥村土牛「鳴門」、加山又造「波濤」など。

第2章 滝のダイナミズム
第3章 雨の情景
(初代 歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」など)

大地を潤し、海や川に恵みを与え、心に安らぎをもたらしてくれる水。
一方で、突如牙をむき、津波や豪雨となって町を襲い破壊する。
どちらが本来の水の姿なのか、いやどちらもそうなのでしょう。
なんてことを考えながら鑑賞。

館内のCafe椿にて抹茶セット(1100円)。

20180819 水を描く4.jpg
小林古径「河風」の絵画から。銘「涼やか」

足先を水に浸して涼をとる娘の持つ、桔梗が描かれた団扇をかたどった上生菓子。(杏入り練り切り・漉し餡)

【おまけ】
美術館からは歩いて帰宅。

20180819 ペルー大使館.jpg

美術館のそばにある黒い外壁の建物はペルー大使館。
あぁ、ペルーにはいつ行けるかしら、、、(と、妄想)


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タグ:日本画
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