並河靖之 七宝 明治七宝の誘惑ー透明な黒の感性 [アート&デザイン]
白金台の東京都庭園美術館で「並河靖之 七宝 明治七宝の誘惑ー透明な黒の感性」を観てきました。
明治時代、輸出用美術工芸として人気を博した七宝。
七宝とは、ガラス質の釉薬に酸化鉄や酸化銅などを混ぜたものを勤続の上に乗せて焼くことで、さまざまな色合いの彩飾を施す金属工芸の一つ。
有線七宝は、薄く細長いリボン状の金属線で模様を形作って金属に貼り付け、その区切りの中に釉薬を入れて焼く技法。この技法は、釉薬と釉薬の境界線となる金属線により色合いが混ざるのを防ぎ、模様や絵の輪郭がはっきりと見える点が特徴。
並河靖之(なみかわ・やすゆき、1845-1927)は、その中でも繊細な有線七宝により頂点を極めた七宝家。
本展は、彼の没後90年を記念し、初期から晩年までの作品を一堂に会した初めての回顧展。
四季折々の花鳥風月、優美で緻密なデザイン、ねっとりとした質感の豊かな色彩。
並河靖之の七宝はどれだけ見ても飽きません。
それにしても技術はもちろん、根気もいる制作工程には敬服の念です。
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明治時代、輸出用美術工芸として人気を博した七宝。
七宝とは、ガラス質の釉薬に酸化鉄や酸化銅などを混ぜたものを勤続の上に乗せて焼くことで、さまざまな色合いの彩飾を施す金属工芸の一つ。
有線七宝は、薄く細長いリボン状の金属線で模様を形作って金属に貼り付け、その区切りの中に釉薬を入れて焼く技法。この技法は、釉薬と釉薬の境界線となる金属線により色合いが混ざるのを防ぎ、模様や絵の輪郭がはっきりと見える点が特徴。
並河靖之(なみかわ・やすゆき、1845-1927)は、その中でも繊細な有線七宝により頂点を極めた七宝家。
本展は、彼の没後90年を記念し、初期から晩年までの作品を一堂に会した初めての回顧展。
四季折々の花鳥風月、優美で緻密なデザイン、ねっとりとした質感の豊かな色彩。
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