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肉筆浮世絵 美の競艶 浮世絵師が描いた江戸美人100選 [アート&デザイン]

上野での美術鑑賞はしごの最後は上野の森美術館
シカゴ ウェストンコレクション「肉筆浮世絵 美の競艶 浮世絵師が描いた江戸美人100選」

20160116 肉筆浮世絵.JPG

米国シカゴの日本美術収集家、Roger Weston氏所蔵の肉筆浮世絵は、個人コレクションとしては世界有数の規模と質だそうです。
その1000点以上の所蔵作品の中から約130点が来日。
勝川春草、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人以上の絵師たちによる、江戸初期から明治にいたるまでの色彩豊か、艶やかな江戸の美人たちの肉筆浮世絵を堪能しました。

会場構成は次のとおり。

第1章 上方で展開した浮世の絵
第2章 浮世絵の確立、江戸での開花
第3章 浮世絵諸画派の確立と京都西川裕信の活動
第4章 錦絵の完成から黄金時代
第5章 百花繚乱・幕末の浮世絵界
第6章 上方の復活
第7章 近代の中で

【おまけ】
美術館併設のギャラリーでは上野の森美術館所蔵「江戸から東京へ 浮世絵版画展」が同時開催されていました。

20160116 江戸から東京へ浮世絵版画展.JPG
揚州周延「今様東京八景 不忍池の雨」(部分)

溪斎英泉、歌川広重、三代歌川豊国、楊州周延、河鍋暁斎ら、江戸から明治にかけての浮世絵のほか、浮世絵の流れを汲む小林清親、川瀬巴水、伊東深水らの版画作品など約120点が展示されていました。

会場構成は次のとおり。

第一章 東叡山~江戸時代の上野山内
第二章 弁天堂~江戸時代の不忍池
第三章 文明開化~浮世絵による記録
第四章 上野公園~題材の変化
第五章 不忍池~近代の題材
第六章 上野の周辺~近代化のなかで

近代の版画家のなかで私が好きなのは小林清親(光線と影を取り入れた新様式の洋風版画「光線画」で独自の境地を開いた)と川瀬巴水(新版画を確立した人物、日本的な美しい風景を叙情豊かに表現し「旅情詩人」「旅の版画家」「昭和の広重」などと呼ばれる。スティーブ・ジョブズが彼の作品を収集していたことも有名)。

20160116 江戸から東京へ浮世絵版画展2.jpg
川瀬巴水「上野清水堂の雪」

★2016アート鑑賞カウント 5、6★


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タグ:浮世絵
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