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博物館に初もうで 猿の楽園 [アート&デザイン]

上野の東京国立博物館本館では、お正月恒例の「博物館に初もうで」企画が開催されていました。

まずは、新春特集展示「猿の楽園」

メインビジュアルを務めるのは「猿猴図」の微笑みのお猿さん。(狩野山雪、江戸時代・17世紀)
20160116 博物館に初もうで1.JPG
ぬいぐるみのような愛らしさ

猿の絵と言えば、この画家。森祖仙。「猿図」(江戸時代・19世紀)
20160116 博物館に初もうで2.JPG

手で捕まえた蜂を見ている猿。
蜂(ホウ)は封(土)、(猿)猴は侯(コウ)と音で通じることから、立身出世の願いをこめた主題であろうとのこと。

「百猿図」(狩野探信、江戸時代・18世紀)
20160116 博物館に初もうで3.JPG
長寿や縁の寓意をこめた吉祥の画題

新春特別公開では、葛飾北斎の「富嶽三十六景・凱風快晴」や国宝「松林図屏風」(長谷川等伯)などの名品が期間限定で展示されています。

木造・十二神将立像(京都・浄瑠璃寺伝来、鎌倉時代・13世紀) かっこいい~
20160116 博物館に初もうで4.JPG

【おまけ】
本館の大階段をのぼったところに小さな部屋(かつては貴賓室として使用)があり、高円宮コレクション室になっていて、お亡くなりになった高円宮様の根付(印籠や煙草入れなどを帯から提げる際に紐の端につけた留め具)コレクションが展示されています。

20160116 博物館に初もうで5.JPG

干支の動物やハロウィーンのカボチャなどユーモアにあふれるものもあり、宮様の人柄がしのばれます。


本館は建物も素敵な意匠。
   20160116 国立博物館本館1.JPG
20160116 国立博物館本館2.JPG

★2016アート鑑賞カウント 4★


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タグ:日本美術
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