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スケーエン:デンマークの芸術家村 [アート&デザイン]

上野の国立西洋美術館で日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念「スケーエン:デンマークの芸術家村」を観てきました。

20170520 スケーエン.jpg
ペーター・セヴェリン・クロヤー「ばら」1893年、スケーエン美術館蔵

潮風が舞う荒野、白い砂浜、どこまでも広がる空と海。バルト海と北海にはさまれたユトランド半島の最北端に位置するスケーエン(Skagen)

デンマークの人々にとって、自国の中の異郷だったスケーエンに、1870年代から、首都コペンハーゲンで活動していた若い画家たち数人がここを訪れ、その広漠とした自然の光景に惹きつけられます。
スケーエンの独特の風土は次第に芸術家たちのあいだで関心を呼び、鉄道の駅も港さえもなかった小さな漁村は、19世紀末から20世紀初めにかけて、北欧の国々から画家や詩人、作曲家などが集まる国際的な芸術家村として知られるようになりました。

スケーエンを制作の拠点とした画家たちは、漁師たちの労働、海辺の風景、素朴な村人たちの生活、芸術家とその家族の日常を題材とした作品を描き、彼らの作品は、当時のデンマークの美術界に「近代の革新」と呼ばれる転換をもたらしました。

出品画家は、ミカエル・アンカー、ペーター・セヴェリン・クロヤー、アンナ・アンカー、マリー・クロヤーなど。


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タグ:西洋絵画
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