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広重と清親 清親没後100年記念特別展 [アート&デザイン]

神宮前の太田記念美術館「広重と清親 清親没後100年記念特別展」を観てきました。

20150528 広重と清親.JPG

上:広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」安政4年(1857)9月
下:清親「東京新大橋雨中図」明治9年(1876)8月

幕末の浮世絵界をリードした歌川広重(1797-1858)が描いた江戸。
明治時代に活躍し、最後の浮世絵師と称される小林清親(1847-1915)は、文明開化により急速に変化していく東京を描いた。
二人の風景画を中心とした作品から、明治維新前後の街の違いを見る展覧会。

清親は、夕日や街灯など光が生み出す陰翳を繊細に描写する「光線画」と呼ばれる作風で、浮世絵版画に新たな風を吹き込んだと言われている画家。
以前から気になっていた清親の作品をまとまって見られるとあって、一週間の休暇のあと、さらに半日休みをとって最終日ギリギリ、足を運んだのです。

二人の作品を対比して見るだけでなく、ヨーロッパの画家たち(ゴッホ、モネ、ホイッスラーなど)にも影響を与えることになった広重の作品「名所江戸百景 京橋竹がし」の紹介も興味深い。
一方で、清親が浮世絵という伝統技術にとどまらず、洋画という最先端の表現に挑んだ作品「猫と提灯」も印象的です。


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タグ:浮世絵
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