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石田尚志 渦まく光 [アート&デザイン]

横浜みなとみらいにある横浜美術館で開催中の「石田尚志 渦まく光」を観てきました。

20150510 石田尚志渦巻く光1.JPG

聞いたことのない作家でも、展覧会ポスターで気になるものがあれば出かけるようにしています。

石田尚志(1972年、東京都生まれ)
画家・映像作家。
「絵を描く」という行為そのものに着目し、それを映像メディアによって作品化する。

20150510 石田尚志渦巻く光2.JPG

会場構成は次のとおり。(説明文は展示会場の説明から引用)

第1章 絵巻
紙の上に線を少し描いては定点カメラでひとコマ撮影する、その反復作業で「動く絵」を創りだすドローイング・アニメーション手法。

第2章 音楽
石田の創作活動のもっとも根源にあるのは、ほかでもなく「音楽の可視化」への希求。
彼の造形表現の二本柱といえる「矩形」と「有機的曲線」の交錯と反復が旋律の重なりと曲の展開に同期して、「絵の音楽」を織り上げていく。

第3章 身体
2010年から石田は、描かれゆく線とともに、描く自分自身の姿をカメラに収め、そのまま映像作品として提示するという新境地に踏み入る。
コンクリートの地面に水で描く「夏の絵」、砂浜にホースの先に噴霧器をつけて描く「浜の絵」など。

第4章 部屋と窓
「絵巻」のドローイング・アニメーションを平面から三次元空間へと展開した。

【おまけ】
横浜美術館コレクション展「身体からかんがえる コレクションにみる身体表現 -現代美術を中心に」も面白かった。

会場構成と気になった作品。

1 変幻する身体

2 顔と向き合う -ポートレート
桂ゆき「はだかの王様」1969年
20150510 横浜美コレクション展1.JPG20150510 横浜美コレクション展1-1.JPG
無数の小さい顔(群衆?)が裸の王様をじっと見ている

3 とらえられた身体
小谷元彦「SP2 ‘New Born’ (Python X)2007年
20150510 横浜美コレクション展2.JPG
龍のような流線型

4 入れかわる身体
森村泰昌「私の中のフリーダ」シリーズ、2001年
平野薫「Untitled -mother and baby-」2008年
20150510 横浜美コレクション展3.JPG

遅鵬「五行山」2007年
20150510 横浜美コレクション展4.JPG

5 そこにある身体
中村ケンゴ「コンポジション トウキョウ」1994/98年、2006年
20150510 横浜美コレクション展5.JPG
モンドリアンのコンポジションのよう

6 身体への眼差し -20世紀写真における身体表現


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タグ:現代アート
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