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季節を楽しむ [日記]

終戦記念日のこの日、英霊にこたえる会という団体の役員をしている父は毎年、金沢の護国神社の平和祈念式典に参列します。
いつもは母と留守番なのですが、今年は6月下旬に兄が自宅を兼六園にほど近い場所に移したため三人で出かけ、母と私は義姉と一緒に父の帰りを待つことに。
町家をリフォームした家の中に入ると、愛犬ゴン太が冷房の効いた部屋で自分の居場所を確保していました。

20150815 ゴンタ2.JPG
御年16才あまり。まつ毛も白いおじいちゃんに、、

自宅から徒歩2分ほどのところに兄が営む町家ゲストハウスあかつき屋があります。

20150815 あかつき屋1.JPG
浅黄色の暖簾、南部鉄の風鈴には涼風の文字

上がりの間にも夏の設え。

20150815 あかつき屋2.JPG
鯉の水墨画は父の筆によるもの。格子戸にかかる簾を通り抜ける風が涼を運んでくる

二階の窓からのぞくと兼六園への近道。(兄の自宅もこの先)
20150815 あかつき屋3.JPG

父が戻り、昼食は兄も加わり久しぶりに五人で。(甥っ子は朝早くに発っていなかった)

20150815 さくら亭弁当.JPG
兼六園そばの料理屋さくら亭から配達してもらったお弁当。美しい

食後、各自それぞれに寛ぎ、三時のおやつの時間。

20150815 水本和菓子.JPG

あかつき屋から近い和菓子屋の水本さんで買い求めた上生菓子。美しい。
夏から秋へ移り変わろうとしている季節が一つひとつに表現されています。
銘を忘れてしまいましたが、私がいただいた手前のは黄色い部分が星を表現しているそうです。
もちろん味も美味しい。
金沢で茶道を習っていたころは、お茶会で水本さんのお菓子をいただくのが楽しみでしたが、暁町にあかつき屋ができてからは食べる機会が増えてうれしいかぎり♪

羽咋に戻っての夕食は柴垣町にある割烹・大社庵で食べることに。
(岩牡蠣が食べたいという私に、父がそれならばとお店を選んでくれた)

20150815 柴垣大社庵1.JPG

念願の岩牡蠣。ポン酢で~

20150815 柴垣大社庵2.JPG
期待が大きかっただけに予想よりサイズが小さかったのが少々残念、、

そして、サザエの壺焼き。ファイヤ~
20150815 柴垣大社庵3.JPG

満足♪


季節が変わるごとに、夏には夏の設えをし、季節の旬のものを食べる。
お茶の時間にはお菓子(お饅頭など和菓子も多い)をいただく。
石川県に生まれ育った者にとっては当り前の習慣が、よその地では当り前ではないことに気づく。
日本ならではの良さ、文化を日常の生活にとりいれている故郷があってよかったとしみじみ思う。


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コメント 4

陸太太

おお〜!私の地元のレストランじゃない!お店まだやっとった?
岩牡蠣はそのときの天候とかによるもんね。美味しそう〜。シアトルも牡蠣は豊富やけどこのでかさにはかなわんわ。
by 陸太太 (2015-08-24 04:45) 

いっこ

★陸太太さん、大社庵、宿泊客も含め、ほぼ満席だったよ。
電話で席を予約したときは岩牡蠣は宿泊客分しかないように言っていたのに、私が残念そうな声だったからか、お店に着いたら「牡蠣、ありますよ」と取っておいてくれた。
でも、味(新鮮さ)は期待以下だったのよ、、
by いっこ (2015-08-25 20:55) 

陸太太

そっか残念やったね。地元の人いかんもんね、あそこ。だったら栗川(やったっけ?あの魚屋さん)とかで買って自分で開けて食べればよかったね。
by 陸太太 (2015-08-27 00:42) 

いっこ

★陸太太さん、繰川ね。(私の部の後輩の実家よ)
今は腱鞘炎がひどいから力仕事は無理なの。
それどころか、箸やペンを持つのもツライ、、

by いっこ (2015-08-29 18:21) 

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