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曾我蕭白 鳥獣画の探究 [アート&デザイン]

神戸の香雪美術館で開催中の企画展「曾我蕭白 鳥獣画の探究」を観てきました。

20140906 曾我蕭白鳥獣画の探究.JPG

日本美術の企画展が定期的に開催されている香雪美術館は以前から訪れたかった美術館の一つ。(東灘区御影郡家2-12-1、阪急電車「御影」駅から徒歩5分)
ようやく実現。
朝日新聞社の創業者・村山龍平氏が蒐集した日本・東洋の古美術品などを収蔵する美術館として1973年に開館。
周囲を塀で囲まれた広い敷地では、春と秋に庭園見学会が開かれ、秋には茶会も催されるようです。

さて、展覧会。
その生涯に不明な点が多いと言われる曾我蕭白(1730-81、京都生まれ)は、室町水墨画に学んだ個性的な表現から、伊藤若冲、長澤芦雪らとともに「奇想の画家」として知られています。
今回の展覧会では、二度滞在したことがあるという伊勢地方での作品を中心に紹介。
曾我流のお得意のモチーフである鷹をはじめとする鳥の絵がズラリと展示されていました。
特に、「架鷹図(かようず)屏風」(曾我直庵)という、鷹が美しい組み紐で止まり木に繋がれている姿を描いた絵からは、鷹が当時の貴族など高貴な人々の間であいされていた鳥であったことが窺い知れます。


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タグ:日本美術
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