隅田川七福神めぐり [東京 お出かけ]
先週末(1月6日)の活動記録です。
東京で暮らすようになってから、都内在住の友人夫婦(赤イルカさん&nanaさん)に誘われて年に2回、一緒にウォーキングをしています。
一つはお正月の「七福神めぐり」(初詣代わり)、もう一つは10月の「ピンクリボン ウォーク」(乳がん早期発見の啓発運動支援)です。
毎回、コースや距離は変わりますが、三人で楽しみながらお互いの健脚を確認し合う機会となっています。
昨年は都合が合わず、ピンクリボン・ウォークに参加できなかったのですが、今年はまずは七福神めぐりで一年の健康と無事を祈りました。
今回は東京スカイツリーの開業で賑わう墨田区(隅田川中流の東岸、墨提沿い)に点在する寺社をめぐる「隅田川七福神めぐり」でした。(行程約3.5km、所要時間約3時間)
江戸時代(文化年間)に開かれた百花園に集まる文化人たちによって始められ、七福神詣の元祖とされているそうです。
では、巡った順にご紹介します。
多聞寺(たもんじ):ご本尊は弘法大師の作と伝えられる毘沙門天
毘沙門天像は、ほんとうのことを見抜く「智慧」とほんとうのことをまもる「勇気」を現している。
真言宗のお寺です。(最寄り駅は東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅)
白髭神社(しらひげじんじゃ):寿老神
隅田川七福神の中でなかなか見つからなかった寿老人を、「白髭」は長寿の神様にするのにふさわしいということで白髭大明神にあてたことから、「人」という字の代わりに「神」を使っている。
近くに隅田川にかかる白髭橋あり。最寄り駅は東向島または曳舟
向島百花園(むこうじまひゃっかえん):福禄寿尊
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
春の七草を籠に盛って、毎年、皇室に献上しているそうです。
高さ1m近くの七草籠も展示してありました。
また、園内の茶亭では、一年間の無病息災を願って食べる七草粥も提供されていました。
この日の朝は放射冷却現象で気温が低く、地面を見ると、なんと霜柱が立っていました。
雪吊りが施された庭園。東京スカイツリーも望めます。
墨提通りを南へ歩きます。
ここでしばし休憩です。名物の言問団子をいただきました。
店内の椅子に腰かけていると、注文せずとも可愛い鳩の絵が描かれたお皿に三色の丸い団子がのってお茶とともに運ばれてきます。(600円)
中の餡も三種類。小豆こし餡、白餡、味噌餡。やさしい甘さに心もほっこり。
ちなみに、このあたりの地名は向島。かつては向島花街という言葉があったとおり、「鳩の街」と言われた有名な遊郭があった場所です(今は料亭街)。今でも鳩の街商店街という商店街があります。
言問団子のお店の近くには墨田公園少年野球場があります。元ホームラン王の王貞治さんもこの場所で練習・試合をしたそうです。
残り三か所です。
長命寺(ちょうめいじ):弁財天
三代将軍家光が、鷹狩りの途中で腹痛になり、寺内の井戸水で薬を服用したら快癒したということから「長命水」という名をいただき、寺号にもなった。(天台宗)
長命寺と言えば、桜もちでも有名ですね。
近くの桜橋周辺は墨提の桜が咲く頃(3月下旬~4月上旬)にさくらまつりが開催されます。
弘福寺(こうふくじ):布袋尊
唐風の特徴をもつ中国明様式の建物。黄檗宗のお寺。
風邪除けの信仰を集め、お土産物として咳止め飴が売られている。
途中の街路に、赤い実をたわわにつけた木があった。南天ではないし、なんだろう?
三囲神社(みめぐりじんじゃ):大國神、恵比寿神
二つの神様は越後屋(現、三越)に祀られていたもので、境内に三越の「越」のマークの石碑やライオン像も置かれています。
新年。気持ち新たに、一年健やかに楽しく毎日を送りましょう。
【おまけ】
友人夫婦とのお年賀交換。
私からは、とらやの干支(巳)小羊羹と金沢の和菓子屋・諸江屋の招福宝船(せんぺいの中に小さな七福神の土人形が1個入っている)。
友人からは、おとし玉KitKat(箱に付いたポチ袋にお年玉が入れてありました♪)と干支のタオルをいただきました。ありがと。
【参考】
2012年 浅草名所七福神もうで
2011年 羽田七福いなりめぐり
2010年 港七福神めぐり(前半)(後半)
2009年 日本橋七福神めぐり
年女、頑張ります!
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東京で暮らすようになってから、都内在住の友人夫婦(赤イルカさん&nanaさん)に誘われて年に2回、一緒にウォーキングをしています。
一つはお正月の「七福神めぐり」(初詣代わり)、もう一つは10月の「ピンクリボン ウォーク」(乳がん早期発見の啓発運動支援)です。
毎回、コースや距離は変わりますが、三人で楽しみながらお互いの健脚を確認し合う機会となっています。
昨年は都合が合わず、ピンクリボン・ウォークに参加できなかったのですが、今年はまずは七福神めぐりで一年の健康と無事を祈りました。
今回は東京スカイツリーの開業で賑わう墨田区(隅田川中流の東岸、墨提沿い)に点在する寺社をめぐる「隅田川七福神めぐり」でした。(行程約3.5km、所要時間約3時間)
江戸時代(文化年間)に開かれた百花園に集まる文化人たちによって始められ、七福神詣の元祖とされているそうです。
では、巡った順にご紹介します。
多聞寺(たもんじ):ご本尊は弘法大師の作と伝えられる毘沙門天
毘沙門天像は、ほんとうのことを見抜く「智慧」とほんとうのことをまもる「勇気」を現している。
真言宗のお寺です。(最寄り駅は東武スカイツリーラインの鐘ヶ淵駅)
白髭神社(しらひげじんじゃ):寿老神
隅田川七福神の中でなかなか見つからなかった寿老人を、「白髭」は長寿の神様にするのにふさわしいということで白髭大明神にあてたことから、「人」という字の代わりに「神」を使っている。
近くに隅田川にかかる白髭橋あり。最寄り駅は東向島または曳舟
向島百花園(むこうじまひゃっかえん):福禄寿尊
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
春の七草を籠に盛って、毎年、皇室に献上しているそうです。
高さ1m近くの七草籠も展示してありました。
また、園内の茶亭では、一年間の無病息災を願って食べる七草粥も提供されていました。
この日の朝は放射冷却現象で気温が低く、地面を見ると、なんと霜柱が立っていました。
雪吊りが施された庭園。東京スカイツリーも望めます。
墨提通りを南へ歩きます。
ここでしばし休憩です。名物の言問団子をいただきました。
店内の椅子に腰かけていると、注文せずとも可愛い鳩の絵が描かれたお皿に三色の丸い団子がのってお茶とともに運ばれてきます。(600円)
中の餡も三種類。小豆こし餡、白餡、味噌餡。やさしい甘さに心もほっこり。
ちなみに、このあたりの地名は向島。かつては向島花街という言葉があったとおり、「鳩の街」と言われた有名な遊郭があった場所です(今は料亭街)。今でも鳩の街商店街という商店街があります。
言問団子のお店の近くには墨田公園少年野球場があります。元ホームラン王の王貞治さんもこの場所で練習・試合をしたそうです。
残り三か所です。
長命寺(ちょうめいじ):弁財天
三代将軍家光が、鷹狩りの途中で腹痛になり、寺内の井戸水で薬を服用したら快癒したということから「長命水」という名をいただき、寺号にもなった。(天台宗)
長命寺と言えば、桜もちでも有名ですね。
近くの桜橋周辺は墨提の桜が咲く頃(3月下旬~4月上旬)にさくらまつりが開催されます。
弘福寺(こうふくじ):布袋尊
唐風の特徴をもつ中国明様式の建物。黄檗宗のお寺。
風邪除けの信仰を集め、お土産物として咳止め飴が売られている。
途中の街路に、赤い実をたわわにつけた木があった。南天ではないし、なんだろう?
三囲神社(みめぐりじんじゃ):大國神、恵比寿神
二つの神様は越後屋(現、三越)に祀られていたもので、境内に三越の「越」のマークの石碑やライオン像も置かれています。
新年。気持ち新たに、一年健やかに楽しく毎日を送りましょう。
【おまけ】
友人夫婦とのお年賀交換。
私からは、とらやの干支(巳)小羊羹と金沢の和菓子屋・諸江屋の招福宝船(せんぺいの中に小さな七福神の土人形が1個入っている)。
友人からは、おとし玉KitKat(箱に付いたポチ袋にお年玉が入れてありました♪)と干支のタオルをいただきました。ありがと。
【参考】
2012年 浅草名所七福神もうで
2011年 羽田七福いなりめぐり
2010年 港七福神めぐり(前半)(後半)
2009年 日本橋七福神めぐり
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