仁和寺と御室派のみほとけ [アート&デザイン]
上野の東京国立博物館 平成館で特別展「仁和寺と御室派のみほとけ -天平と真言密教の名宝ー」を観てきました。
上:国宝 阿弥陀如来坐像、平安時代・仁和四年(888年)、京都・仁和寺蔵
下:国宝 千手観音菩薩坐像、奈良時代・八世紀、大阪・葛井寺(ふじいでら)蔵
<展覧会チラシより>
「御室」とはもともと、仁和寺を建立した宇多法皇のためにもうけられた室(僧房、僧侶の住居)を指す。宇多は息子の醍醐天皇に天皇位を譲った後、出家して法皇となり、真言寺院としての仁和寺の整備に力を入れた。
鎌倉時代以降は、この「御室」が仁和寺そのものを示す呼称として用いられるようになった。
その「御室」を冠した御室派とは、現在、仁和寺を総本山として全国約790箇寺で形成される真言宗の一派のこと。
会場構成は次のとおり。
第1章 御室仁和寺の歴史
第2章 修法の世界
第3章 御室の宝蔵
第4章 仁和寺の江戸再興と観音堂
ここは写真撮影可でした。圧巻です。
風神・雷神立像、江戸時代・17世紀、仁和寺
第5章 御室派のみほとけ
上の写真(部分)にもある千手観音菩薩坐像の彫刻は見事というより他ありませんでした。
1041本の手を持っていて、一つひとつ精巧に彫られています。
千本以上の手を持つ千手観音像は本像しか確認されていないとのこと。
国宝、重要文化財、秘仏だらけ~
※秘仏とは、厨子の中へ入れたりなどして、通常は非公開で、ご開帳の時や特別公開の時しか拝ませない仏像。
実は、この展覧会は見送ろうと思っていたのですが、職場の方に招待券をもらったので閉会間際の金曜夜間延長(9時まで)の日をねらって行ってきました。
もう二度と拝めないかもしれない仏像を観ることができて、ありがたかったです。
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上:国宝 阿弥陀如来坐像、平安時代・仁和四年(888年)、京都・仁和寺蔵
下:国宝 千手観音菩薩坐像、奈良時代・八世紀、大阪・葛井寺(ふじいでら)蔵
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「御室」とはもともと、仁和寺を建立した宇多法皇のためにもうけられた室(僧房、僧侶の住居)を指す。宇多は息子の醍醐天皇に天皇位を譲った後、出家して法皇となり、真言寺院としての仁和寺の整備に力を入れた。
鎌倉時代以降は、この「御室」が仁和寺そのものを示す呼称として用いられるようになった。
その「御室」を冠した御室派とは、現在、仁和寺を総本山として全国約790箇寺で形成される真言宗の一派のこと。
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第1章 御室仁和寺の歴史
第2章 修法の世界
第3章 御室の宝蔵
第4章 仁和寺の江戸再興と観音堂
ここは写真撮影可でした。圧巻です。
風神・雷神立像、江戸時代・17世紀、仁和寺
第5章 御室派のみほとけ
上の写真(部分)にもある千手観音菩薩坐像の彫刻は見事というより他ありませんでした。
1041本の手を持っていて、一つひとつ精巧に彫られています。
千本以上の手を持つ千手観音像は本像しか確認されていないとのこと。
国宝、重要文化財、秘仏だらけ~
※秘仏とは、厨子の中へ入れたりなどして、通常は非公開で、ご開帳の時や特別公開の時しか拝ませない仏像。
実は、この展覧会は見送ろうと思っていたのですが、職場の方に招待券をもらったので閉会間際の金曜夜間延長(9時まで)の日をねらって行ってきました。
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タグ:仏像
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