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ミュシャ展 [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館で「ミュシャ展」を観てきました。

20170603 ミュシャ展1.JPG
スラブ叙事詩1「原故郷のスラブ民族」
トゥーラニア族の鞭とゴート族の剣の間に、1912年

実は、前日(金曜の夜)にも行ったけど、閉館近い時間なのに入場までにすごい列で諦めた。
今日はリベンジ。
どこで待つか、の問題だけど、開場と同時に入るほうが混雑は少ないかも、ということで9時に着いたが、その時点ですでに待ち行列あり。
(乃木坂よりも六本木の入口のほうが入りやすかったみたい。私は乃木坂からアプローチしたけど、六本木からの客が合流してきて納得いかなかった…)

今回の目玉は、チェコ国外では世界初公開となる超大作「スラブ叙事詩」全20作。(すべてプラハ市立美術館蔵。小さいものでも幅約4m、大きいものだと約8m)

スラブ叙事詩の全作品展示は生きてる間に見ることないと思って我慢して並んだ。

会場に入ってすぐのコーナーが「スラブ叙事詩」
2以下は次のとおり。
2「ルヤーナ島でのスヴァントヴィート祭」神々が戦いにあるとき、救済は諸芸術の中にある
3「スラヴ式典礼の導入」汝の母国語で主をたたえよ
4「ブルガリア皇帝シメオン1世」スラヴ文学の明けの明星
5「ボヘミア王プシェミスル・オタカル2世」スラヴ王族の統一
6「東ローマ皇帝として戴冠する セルビア皇帝ステファン・ドゥシャン」スラヴ法典
7「クロムニェジーシュのヤン・ミリーチ」『言葉の魔力』ー娼館を修道院に改装する
8「グルンヴァルトの戦いの後」北スラヴ民族の連帯
9「ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師」『言葉の魔力』ー真理は打ち勝つ
10「クジーシュキでの集会」『言葉の魔力』ーウトラキスト派
11「ヴィートコフ山の戦いの後」神は力ではなく、真理を体現する
12「フォドニャヌイ近郊のペトル・ヘルチツキー」悪に悪で報いるな
13「フス派の王、ポジェブラディとクンシュタートのイジー」権威を求める争いー民主政の国王イジーと神政のローマ
14「ニコラ・シュビッチ・ズリンスキーによるシゲットの対トルコ防衛」キリスト教世界の楯
15「イヴァンチツェの兄弟団学校」クラリツェ聖書の印刷
20170603 ミュシャ展2.JPG

16「ヤン・アーモス・コメンスキーのナールデンでの最後の日々」希望の明滅
17「聖アトス山」正教会のヴァティカン
20170603 ミュシャ展4.JPG

18「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」スラヴ民族復興
20170603 ミュシャ展5.JPG

19「ロシアの農奴制廃止」自由な労働は国家の礎
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20「スラヴ民族の賛歌」スラヴ民族は人類のために
20170603 ミュシャ展6.JPG
右の絵

写真撮影可の部屋。それにしても全展示室ギッシリの混みよう。
絵の圧倒的な大きさもさることながら、私は絵の中の人物の視線が気になった。

その他の会場構成。
Ⅰ ミュシャとアール・ヌーヴォー
 アルフォンス・ミュシャお馴染みの麗しい女性を描いたポスター類の展示
Ⅱ 世紀末の祝祭
 1900年パリ万国博覧会、プラハ市民会館
Ⅲ 独立のための闘い
Ⅳ 習作と出版物 

並んだ価値はあった。


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タグ:西洋絵画
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