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ルージュの手紙 [シアター&シネマ]

映画「ルージュの手紙」を観てきました。

20171215 ルージュの手紙.jpg
シネスイッチ銀座にて(シアター1、レディースデイ950円)

監督:マルタン・プロヴォ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ(ベアトリス)、カトリーヌ・フロ(クレール)

原題:Sage femme
2017年、フランス、フランス語、117分、字幕:古田由紀子

セーヌ川が流れるパリ郊外が舞台。

原題(The Midwife)にもなっている助産婦として働きながら女手ひとつで一人息子を育て上げ、野菜作りをささやかな楽しみに地道な日々を送っているクレール。
そんな彼女のもとに、30年前に突然姿を消した、血のつながらない母親ベアトリスから「会いたい」と電話が入る。彼女はお酒とギャンブルが大好きで、自由奔放という正反対の性格。
病(脳腫瘍)に侵され、お金に困っている義母のベアトリスの自己中心的なペースに翻弄されながらも、次第に影響を受け、人生の愉しみに気づき始めるクレール。

カトリーヌ・ドヌーヴ、御年74才とは思えないほどのみずみずしさ、光を放つような美しさ。
一方で、映画「大統領の料理人」で主人公を演じていたカトリーヌ・フロは役柄にぴったりの真面目で質素な雰囲気。
実は、ストーリーを知らずに、二人が映っているポスターを最初に見たときには、年の近い親友同士の友情物語かと思ったほど。


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