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クラーナハ展 五百年後の誘惑 [アート&デザイン]

上野の国立西洋美術館「クラーナハ展 五百年後の誘惑」を観てきました。

20170108 クラーナハ展.JPG
ルカス・クラーナハ(父)「ホロフェルネスの首をもつユディット」(部分)1530年頃、ウィーン美術史美術館

ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家、ルカス・クラーナハ(Lucas Cranach、父、1472-1553年)
大型の工房を開設して絵画の大量生産を行うなど、先駆的なビジネス感覚を備えていた画家でもあるクラーナハはマルティン・ルターに始まる宗教改革にも深く関与した人物。

無表情な肖像画は、怪しげ、怖い印象。特に、彼の描く女性は独特のエロティシズムを醸し出しています。
一度見たら忘れようとしても脳裏から離れられなくなってしまうような不思議な絵。

日本初の大回顧展。
会場構成は次のとおり。

1 蛇の紋章とともに -宮廷画家としてのクラーナハ
2 時代の相貌 -肖像画家としてのクラーナハ
3 グラフィズムの実験 -版画家としてのクラーナハ
4 時を超えるアンビヴァレンス -裸体表現の諸相
5 誘惑する絵 -「女のちから」というテーマ系
6 宗教改革の「顔」たち -ルターを超えて


同時開催中の常設展と、版画素描展示室で開催の「モーリス・ドニの素描」も鑑賞。

20170108 モーリス・ドニの素描.JPG

酉年にちなんで鳥が描かれた絵画も展示されていました。
少女と鳥を描いた、この二作品、可愛い。

20170108 モーリス・ドニの素描1.jpg
モーリス・ドニ「雌鶏と少女」

20170108 モーリス・ドニの素描2.JPG
ジョン・エヴァリット・ミレイ「あひるの子」

【おまけ】
美術鑑賞の後は、館内のカフェ・すいれんで余韻を楽しみました。

20170108 すいれんケーキセット.JPG
ケーキセット(レアチーズケーキ)788円

★2017アート鑑賞カウント 6,7,8★


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タグ:西洋絵画
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