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ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち 植物図鑑 [アート&デザイン]

銀座のPOLA MUSEUM ANNEXで「ウルトラ植物博覧会2016 西畠清順と愉快な植物たち 植物図鑑」を観てきました。

20160901 ウルトラ植物博覧会2.JPG
砂漠のバラ(キョウチクトウ科)

プラントハンター西畠清順が企画する展覧会、昨年に続き、2回目。

パンフレットの文章から一部引用。
誰かがスペインにひまわりの種を運んでいなかったら、ゴッホの傑作「ひまわり」は生まれていなかっただろう。
コロンブスがトウモロコシをヨーロッパに運んでいなかったら、いったいどれだけの人が飢え死にしていただろうか。
カザフスタンの道端で売られていた野生のリンゴの苗が、トルコを経由してヨーロッパに広まらなかったら、ニュートンは、人類は、いったいどれだけ重力の発見に遅れただろう?

人類の歴史が大きく動いたその舞台裏で、世界を変えた植物を運んだプラントハンターたちの存在があったことは紛れもない事実なのだ。
しかし、ここで勘違いしてはいけないのは、彼らプラントハンターたちは第一に世界を変えようと思って植物を運んだのではないということである。

世のため人のために大それてやってきたわけではなく、どちらかというと、自身が植物が好きで一人でも多くの人に魅力を伝えたいという共有欲の心理が作用したことが大きく、家業である卸業に加え、"ひとのこころに植物を植える活動"としてスタートさせた「そら植物園」の活動。
この「ウルトラ植物博覧会」は、その共有欲が具現化したものなのかもしれない、と彼は書いている。

今回の展覧会では、内田鋼一さんの器と緒方慎一郎さんの空間に、世界の植物が出会うことで生まれる妙を楽しんでいただければ、と構成された。

コウモリラン ウィリンキー(Willinckii)
20160901 ウルトラ植物博覧会3.JPG

手前からエリコのバラ、サラッカヤシ(スネークフルーツと呼ばれる)、シャンプーノキ
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ライオン錦(サボテン科) 見てるとなぜだか恥ずかしくなる、、
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短棘金鯱 サボテンの中のサボテン。最も流通し身近なサボテン、金鯱
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ガジュマル(イチジク科) 絞め殺しの木と呼ばれる一方で、風水上では幸せを運ぶ木として重宝
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涼雲(メロカクタス) 真っ赤な花座が乳輪に似ている
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ユーフォルビア オベサ(トウダイグサ科)
20160901 ウルトラ植物博覧会10.JPG

ソフトツリーファーン(タカワラビ科) 太古の植物
20160901 ウルトラ植物博覧会11.jpg

世の中には、世界には、まだまだ知らない植物が多い。

20160901 ウルトラ植物博覧会1.jpg


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タグ:植物
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