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ニキ・ド・サンファル展 [アート&デザイン]

乃木坂の国立新美術館「ニキ・ド・サンファル展」を観てきました。

20151114 ニキ・ド・サンファル展.JPG

ニキ・ド・サンファル(本名カトリーヌ・マリー=アニエス・ファル・ド・サンファル、1930-2002)は、フランスに生まれた美術家。

彼女の作品との最初の出会いは、大学の卒業旅行でパリを訪れたとき、ポンピドゥー・センターの前庭の噴水でカラフルな彫刻作品を見たときでした。
カラフルな色使い、丸みを帯びて奔放なフォルムにひと目で気に入りました。
それ以来、何かにつけて彼女の作品を見に行っています。

20151114 ニキ・ド・サンファル展3.JPG
吹き抜けのナナ

独自のスタイルを作り上げたニキの生誕85年目に開催される大回顧展。
会場構成は次のとおり。

1 アンファン・テリブル -反抗するアーティスト
 精神バランスが崩れ、治療のための制作活動。
 1961年~63年の二年半、「射撃絵画」を発表。(絵具を入れた缶やオブジェを石膏で付着させた画面に向けて銃を放つことで完成させる破壊による創作)
平和vs戦争、生vs死、原始vs文明の間での葛藤。
2 女たちという問題
 1965年から「ナナ」シリーズ制作。(ナナとはフランス語で「娘」)開放的で、エネルギーに満ちている。重量感、足を広げる自由の象徴、人生を謳歌しているイメージ表現。
3 あるカップル
4 ニキとヨーコ -日本との出会い
5 精神世界へ
 ガネーシャ、ブッダ、髑髏(どくろ)などを表現。

20151114 ニキ・ド・サンファル展1.JPG
手前「ブッダ」1999年、奥「髑髏」2000年(ともにYoko増田静江コレクション)

6 タロット・ガーデン
 イタリア・トスカーナにあるタロット・ガーデンにもいつか行ってみたい。

20151114 ニキ・ド・サンファル展2.JPG
「翼を広げたフクロウの椅子」1999年(Yoko増田静江コレクション)

【おまけ】
アート鑑賞の前の腹ごしらえ。
六本木おつな寿司の店内に初めて入った。

20151114 おつな寿司.JPG

最近は専ら回転寿司ばかりだけど、六本木の裏通りを通りすがりに。
いつもは(油揚げが裏返しの)お稲荷さんを持ち帰りするだけ。
今日はカウンターでちらし寿司。


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