山田香織の「盆山十徳」 [アート&デザイン]
JR宇都宮線・土呂駅から歩いて約5分のところにあるのが大宮盆栽美術館。(さいたま市立)
趣味で盆栽を始めたという金沢の友人と一緒に行ってきました。
かつて、東京の団子坂(文京区千駄木)周辺に江戸の大名屋敷などの庭造りをしていた植木職人が多く住んでいて、明治になってからは盆栽専門の職人も生まれたそうで、関東大震災(1923年)で大きな被害を受けた盆栽業者が壊滅した東京を離れ、盆栽育成に適した土壌を求めてこの地に移り住んだのが大宮盆栽村の始まりだそうです。
着物がKIMONOと呼ばれるように、盆栽はBONSAIと呼ばれ、海外でも人気です。
実際、私たちが訪れたこの日も美術館には熱心に盆栽を見ている外国人の姿を何人も見ました。
大宮盆栽村の老舗盆栽園・清香園5代目としてNHKのEテレ「趣味の園芸」キャスターとしても活躍された人気の盆栽家・山田香織さんの「盆山十徳」という企画展が開催中でした。
盆山十徳とは、室町時代に成立し、以降江戸時代にかけて広く普及する国語辞書の一つ「節用集」に採録された五言十句からなる盆山の功徳を讃える漢詩のこと。作者は唐代の詩人・白居易と記されている。
盆栽美術館のテラスから見た盆栽庭園。
写真撮影可能な場所もあって何点か撮影しました。
※今回覚えた盆栽用語「ジンシャリ」
歳月を経た松柏盆栽は、幹や枝の一部が枯れて、そのままの形を残すことがある。枝は神(ジン)、幹は舎利(シャリ)と呼ばれる、盆栽の見どころのひとつ。
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かつて、東京の団子坂(文京区千駄木)周辺に江戸の大名屋敷などの庭造りをしていた植木職人が多く住んでいて、明治になってからは盆栽専門の職人も生まれたそうで、関東大震災(1923年)で大きな被害を受けた盆栽業者が壊滅した東京を離れ、盆栽育成に適した土壌を求めてこの地に移り住んだのが大宮盆栽村の始まりだそうです。
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盆山十徳とは、室町時代に成立し、以降江戸時代にかけて広く普及する国語辞書の一つ「節用集」に採録された五言十句からなる盆山の功徳を讃える漢詩のこと。作者は唐代の詩人・白居易と記されている。
盆栽美術館のテラスから見た盆栽庭園。
写真撮影可能な場所もあって何点か撮影しました。
※今回覚えた盆栽用語「ジンシャリ」
歳月を経た松柏盆栽は、幹や枝の一部が枯れて、そのままの形を残すことがある。枝は神(ジン)、幹は舎利(シャリ)と呼ばれる、盆栽の見どころのひとつ。
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