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METライブビューイング2018-19 オペラ「ワルキューレ」 [シアター&シネマ]

東銀座の東劇でMETライブビューイング2018-19の第9作、ワーグナー(Wagner)の「ワルキューレ(Die walküre)」を観てきました。(一般料金5100円のところ、ムビチケ料金3100円)

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オペラ史上空前の超大作。
神話を下敷きに人間の愛と欲望を極め、映画『スター・ウォーズ』にも影響を与えたといわれるワーグナーの『ニーベルングの指環』四部作中の最高人気作。

指揮:フィリップ・ジョルダン
演出:ロベール・ルパージュ
出演:ブリュンヒルデ:クリスティーン・ガーキー(ソプラノ)
   ジークリンデ:エヴァ=マリア・ヴェストブルック(ソプラノ)
   ジークムント:スチュアート・スケルトン(テノール)
   ヴォータン:グリア・グリムスリー(バスバリトン)
   フンディング:ギュンター・グロイスベック(バス)
   フリッカ:ジェイミー・バートン(メゾソプラノ)       ほか

上映時間:4時間51分(休憩2回、全3幕)
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)上演日:2019年3月30日
言語:ドイツ語

<あらすじ(公式サイトより)>
神話の時代。
フンディングの妻ジークリンデは、戦いに負けて逃れてきたジークムントと出会う。
実は2人は、神々の長ヴォータンが人間の女性に産ませた双子の兄妹だった。
惹かれ合う2人は駆け落ちするが、ヴォータンの妻フリッカは兄妹の禁断の愛を責め、ジークムントの敵でもあるフンディングに彼を殺させるよう迫る。
ヴォータンの娘で戦乙女ワルキューレのブリュンヒルデは、父からジークムントを倒すよう命じられるが、兄妹の愛に感動して彼らを助けようとする。
命令に逆らった娘にヴォータンは激怒し…。

20190514 METオペラ ワルキューレ1.jpg
フリッカとヴォータン、ブリュンヒルデ

"マシン"と呼ばれている舞台装置(24枚の板がバラバラに回転・上下し背景になったり馬になったり、全体として一面になった際にプロジェクションマッピングでさまざまな映像が映し出される)が見事。

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第3幕冒頭の有名な曲『ワルキューレの騎行』のシーンでは8人の戦乙女が騎馬している情景に

もう一つのライブビューイングシリーズ(英国ROH)でも、今シーズンのラインナップに「ワルキューレ」がありましたが(1月中旬の上映作品)、旅行日程と重なっていたこともあり見逃し。
今回も、休憩2回を含む5時間弱という上映時間の長さに観る前はひるんでしまいましたが、最近のMETオペラ鑑賞では珍しく、ほとんど眠りに落ちることなく見届けました。(前夜、たっぷり睡眠をとっておいたおかげ?)

『ニーベルングの指環』
ワーグナーにより、4部作完結まで26年かけて作曲されたそうです。
映画や漫画でも作品化されていたり、登場人物の名前が天体の名称になっていたり、多方面に影響を与えている。
いつか、その他の作品を見てみたい。

上演に計15時間を要する長大な作品のため、少なくとも4日間をかけて上演されるとのこと。
序夜『ラインの黄金』(上演時間のみで2時間40分)
第1日『ワルキューレ』(3時間50分)
第2日『ジークフリート』(4時間)
第3日『神々の黄昏(たそがれ)』(4時間30分)

さぁ、今シーズンも残り最終作のみ。


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