美しい星 & 羊の木 [シアター&シネマ]
目黒シネマで吉田大八監督作品二本立てを観てきました。(100円割引券を使って1400円)
きっかけは出演者に興味をひかれた「美しい星」
原作:三島由紀夫の異色SF小説『美しい星』
出演:リリー・フランキー(大杉重一郎:父、テレビ気象予報士)火星人
亀梨和也(一雄:長男、フリーター=自転車便のメッセンジャー)水星人
橋本 愛(暁子:長女、美人だが友達がいない女子大生)金星人
中嶋朋子(伊余子:母、孤独を抱えた専業主婦)地球人
佐々木蔵之介(黒木:人気参議院議員・鷹森を裏で操る代議士秘書) 他
2017年、日本、127 分
<あらすじ、公式サイトより引用>
大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。
“美しい星・地球”を救う使命を託される。
ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。
なぜ、彼らは目覚めたのか。本当に、目覚めたのか——。
そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。
その手で"美しい星・地球"を救えると信じた、とある平凡な"宇宙人一家"の悲喜劇。
上記の俳優たちは、そういう目で見ると、どことなく宇宙人っぽい。
映画の中ではほとんど笑顔はなく、温度が低そうな冷ややかな表情。
ロケ地に石川県が登場するのにも驚いた。
金沢市内(片町)、内灘町の海岸。
そう言えば、私の郷土の羽咋市は"UFOが見える町"ですからね。(私は見たことないです)
もう一作は「羊の木」
原作:山上たつひこ、作画:いがらしみきおの漫画『羊の木』の実写映画化
出演:錦戸亮(月末一、魚深市市役所の職員)
木村文乃(石田文、月末の同級生)
北村一輝、優香、市川実和子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平(6人の元殺人犯) 他
2018年、日本、126 分
<あらすじ、公式サイトより引用>
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。
市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。
一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。
やがて月末は驚愕の事実を知る。
「彼らは全員、元殺人犯」。
それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。
ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文(あや)をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。
この映画でも、出演者たちはほとんど笑わない。
真顔、哀しげ、怒り、不安、無表情。
元殺人犯たちの映画ということで、嫌な感情を起こさせられるのかも、とビクビクしながら見始め、結局どんどん引きこまれていった。
架空の町となっている魚深市のロケ地は富山県魚津市の各所や富山空港、石川県輪島市など。
なんとなく馴染みのある風景。
羊の木は、舞台となった魚深の浜辺に流れ着いた缶のフタに描かれていた不思議な絵。
目黒シネマのスタッフ手作りの力作
二本とも心を揺さぶる不思議な作品。
「目の前にいる人を疑うか、信じるか」
見る者の理性を試しているかのように思える。
吉田大八監督の名前は覚えていなかったけど、過去の作品名を見ると、「クヒオ大佐」「紙の月」など、"人間の心の弱さにつけこんで騙す"、やはり「信じるか、疑うか」というテーマの映画のようです。
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きっかけは出演者に興味をひかれた「美しい星」
原作:三島由紀夫の異色SF小説『美しい星』
出演:リリー・フランキー(大杉重一郎:父、テレビ気象予報士)火星人
亀梨和也(一雄:長男、フリーター=自転車便のメッセンジャー)水星人
橋本 愛(暁子:長女、美人だが友達がいない女子大生)金星人
中嶋朋子(伊余子:母、孤独を抱えた専業主婦)地球人
佐々木蔵之介(黒木:人気参議院議員・鷹森を裏で操る代議士秘書) 他
2017年、日本、127 分
<あらすじ、公式サイトより引用>
大杉一家が、ある日突然、火星人、水星人、金星人、地球人として覚醒。
“美しい星・地球”を救う使命を託される。
ひとたび目覚めた彼らは生き生きと奮闘を重ねるが、やがて世間を巻き込む騒動を引き起こし、それぞれに傷ついていく。
なぜ、彼らは目覚めたのか。本当に、目覚めたのか——。
そんな一家の前に一人の男が現れ、地球に救う価値などあるのかと問いかける。
その手で"美しい星・地球"を救えると信じた、とある平凡な"宇宙人一家"の悲喜劇。
上記の俳優たちは、そういう目で見ると、どことなく宇宙人っぽい。
映画の中ではほとんど笑顔はなく、温度が低そうな冷ややかな表情。
ロケ地に石川県が登場するのにも驚いた。
金沢市内(片町)、内灘町の海岸。
そう言えば、私の郷土の羽咋市は"UFOが見える町"ですからね。(私は見たことないです)
もう一作は「羊の木」
原作:山上たつひこ、作画:いがらしみきおの漫画『羊の木』の実写映画化
出演:錦戸亮(月末一、魚深市市役所の職員)
木村文乃(石田文、月末の同級生)
北村一輝、優香、市川実和子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平(6人の元殺人犯) 他
2018年、日本、126 分
<あらすじ、公式サイトより引用>
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。
市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。
一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。
やがて月末は驚愕の事実を知る。
「彼らは全員、元殺人犯」。
それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。
ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文(あや)をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。
この映画でも、出演者たちはほとんど笑わない。
真顔、哀しげ、怒り、不安、無表情。
元殺人犯たちの映画ということで、嫌な感情を起こさせられるのかも、とビクビクしながら見始め、結局どんどん引きこまれていった。
架空の町となっている魚深市のロケ地は富山県魚津市の各所や富山空港、石川県輪島市など。
なんとなく馴染みのある風景。
羊の木は、舞台となった魚深の浜辺に流れ着いた缶のフタに描かれていた不思議な絵。
目黒シネマのスタッフ手作りの力作
二本とも心を揺さぶる不思議な作品。
「目の前にいる人を疑うか、信じるか」
見る者の理性を試しているかのように思える。
吉田大八監督の名前は覚えていなかったけど、過去の作品名を見ると、「クヒオ大佐」「紙の月」など、"人間の心の弱さにつけこんで騙す"、やはり「信じるか、疑うか」というテーマの映画のようです。
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