SSブログ

六本木アートナイト2018 [アート&デザイン]

今日は19時すぎてからの外出。

"夜の巷を徘徊する"
(マツコ・デラックスは最近、うちの近所=白金商店街をウロウロしていたようですが、私がブラブラしたのは六本木)

六本木を舞台に繰り広げられる一夜限りのアートの祭典「六本木アートナイト2018」を楽しんできました。

六本木駅前でバスを降りて六本木交差点に向かうと、すでにアートの世界。

緑色に覆われた時計塔は、magmaというアーティストの「wonder bolt」という作品に。
20180526 六本木アートナイト1.jpg
「Lost in Memories」 高速道路の橋脚は、スー・チャーシンによってカラフルに変身

三河台公演では「Time Traveler 時の上を歩こう」というプロジェクトが進行中。

滑り台が照らされ、提灯で照らされ。
20180526 六本木アートナイト2.jpg

東京ミッドタウンに到着。

深夜まで延長開館していたサントリー美術館の企画展を観たあとは、曽谷朝絵のと一緒にインスタレーション作品を作るワークショップ「MIZUNOMICHI」に参加。

波打つ水(白)のステッカーをアーティストが貼り、一般人が色のステッカーを水しぶきのように自由にアレンジして貼る。
20180526 六本木アートナイト4.jpg

ここで遅いディナー。
カジュアルイタリアンのお店、KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA(ガーデンテラス2F)で以前にもらった特典の食事券を利用。

20180526 六本木アートナイト.jpg
サラダ、パスタ、デザートとコーヒー。グラスの泡は追加オーダーで

長芋と海苔のクリームスパゲティ、美味しかった。この店、また来よう。
20180526 Knock長芋と海苔のクリームスバ.jpg

ミッドタウン内ではもう一つの美術館、21_21 DESIGN SIGHTも延長開館していたので立ち寄り。

ミッドタウンガーデンには季節の花、柏葉アジサイが満開。
20180526 柏葉あじさい@ミッドタウン.jpg

プラザ1階のキャノピー下、栗真由美「ビルズクラウド」
20180526 六本木アートナイト3.jpg
六本木の街の明かりに着目し、ミニチュアハウスとして再現

ミッドタウン向かいの外苑東通り沿いのビルの隙間。志茂浩和「挟まる人」(映像作品)
20180526 六本木アートナイト5.jpg

続いては、六本木ヒルズへ。

メトロハットのエスカレーター吹き抜け。オノ・ヨーコの巨大バナー「夢」
20180526 六本木アートナイト6.jpg
今回のテーマ「街はアートの夢を見る」

66プラザのシンボル、ルイーズ・ブルジョワの蜘蛛の巨大彫刻「ママン」や広場の環境がテキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグのニットに覆われ、新しい風景に。
20180526 六本木アートナイト7.jpg

アリーナ。メインアーティストの一人、金氏徹平の「タワー」
20180526 六本木アートナイト8.jpg

毛利庭園の周辺にも。
20180526 六本木アートナイト9.jpg

三枝文子「踊るランタン」 奥に光っているのは生田目礼一「未来庭園」
20180526 六本木アートナイト10.jpg

発光するガラスを素材に使用。青の世界。
20180526 六本木アートナイト11.jpg

街灯にもなっている、竹にくくられたガラス瓶入りのガラス作品。謎の生き物?
20180526 六本木アートナイト12.jpg

2009年にスタートしたアートイベント。今年は9回目。(東日本大震災があった2011年は中止)
2017のイベントがつい先日のような印象ですが、過去ブログを調べてみると、やはり昨年は10月開催。早く感じるはずだわ。
過去記事をたどってみると、2016も10月開催。20142010は4月開催。
記録していない年は見に行かなかったのかな。

【おまけ】
マツコ・デラックス関連。
毎日、各局のテレビ番組に登場する彼女(彼?)。あの歯に衣着せぬ物言い、的を射た発言内容、好きです。
情報源でもあり、ほとんどの番組を録画して視ています。

先日「マツコの知らない世界」でバターを紹介していて、そのサブリミナル効果か、今日行ったジム内のレストランで塩バタートーストを注文。(奥はピスタチオのジェラート)
20180526 塩バタートースト.jpg
でも普通の味でガッカリ。これで450円、、、


皆さんのポチッが励みになっています。クリックお願いしま~す↓
にほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

写真都市展 ーウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たちー [アート&デザイン]

東京ミッドタウン 21_21 DESIGN SIGHTで「写真都市展 ーウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たちー」を観てきました。

20180526 写真都市展.jpg

20世紀を代表する写真家、ウィリアム・クラインと、日本やアジアの写真家の作品を紹介。

20180526 写真都市展1.jpg

今回気になった作家。多和田有希(たわだゆき)。

「I am in You」2018年
20180526 写真都市展2.jpg
東日本大震災以降、海という存在が急に恐怖の対象となったとのこと

「Love Is the Plan the Plan Is Death」2012年
20180526 写真都市展3.jpg


皆さんのポチッが励みになっています。クリックお願いしま~す↓
にほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

ガレも愛した 清朝皇帝のガラス [アート&デザイン]

東京ミッドタウン内のサントリー美術館で「ガレも愛した 清朝皇帝のガラス」を観てきました。

20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス.jpg
左メイン:青地赤茶被魚蓮文瓶 乾隆年製銘(部分)、清時代・乾隆年間(1736-95)、中国、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館蔵
右上:花器「おだまき」、1898-1900、エミール・ガレ、フランス、サントリー美術館蔵(菊地コレクション)

春秋時代末期から戦国時代(紀元前5世紀~前3世紀)に起源をもつ中国のガラス。
その長い歴史の中でガラス工芸が飛躍的に発展した清王朝、特に康煕(こうき)35年、第4代康熙帝(在位1661-1722)が紫禁城内にガラス工房・玻璃廠(はりしょう)を設置し、皇帝のためのガラス作りを開始したのが契機。
また、第5代雍正(ようせい)帝(在位1722-1735)も引き継ぎ、さらに第6代乾隆(けんりゅう)帝(在位1735-1795)の治世には、ヴァリエーションも豊かに栄華を極めた。

本展では、清朝皇帝のガラスの美と、フランスのアール・ヌーヴォー期を代表する装飾芸術家エミール・ガレ(1846-1904)の作品を比較。

これまで何度となくガラス作品の展覧会を見てきましたが、それでもまた新しく見る作品、初めて聞く技法や言葉などがありました。

会場構成は次のとおり。

プロローグ ー中国ガラスの始原
Ⅰ 皇帝のガラスの萌芽 ー康熙帝・雍正帝の時代(1696~1735)
Ⅱ 清王朝の栄華 ―乾隆帝の偉業(1736~95)
Ⅲ エミール・ガレと清朝のガラス
エピローグ ―清朝ガラスの小宇宙(ミクロコスモス)

20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス1.jpg
黄色鳳凰文瓶 1対、中国、清時代・乾隆年間、サントリー美術館(辻清明コレクション)

20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス2.jpg
雪片地紅被騎馬人物文瓶、中国、清時代・乾隆年間、サントリー美術館

20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス3-1.jpg20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス3-2.jpg
乳白地多色貼獅子浮文扁壺、中国、清時代・乾隆年間、東京国立博物館

エピローグは鼻煙壺(町田市立博物館蔵)が展示ケースに整然と並べられ、圧巻華麗。
20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス4.jpg
          20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス5.jpg
20180526 ガレも愛した清朝皇帝のガラス6.jpg
精巧さにうっとり

鼻煙壺好きの私にはたまりません。

【備忘メモ】
クリズリング(Crizzling)
ガラスの成分バランスが原因で引き起こされる、ガラスの病気の一種、劣化現象。
徐々に透明性と輝きを失い、完全に乾くと、微細なクラックは薄片状に剥離し、最終的には崩壊してしまう。


皆さんのポチッが励みになっています。クリックお願いしま~す↓
にほんブログ村 美術ブログへにほんブログ村

タグ:ガラス工芸
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。