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ゲット・アウト [シアター&シネマ]

映画「ゲット・アウト」を観てきました。

20180504 ゲット・アウト.jpg
神楽坂の飯田橋ギンレイホールにて(最終上映料金1000円)

監督:ジョーダン・ピール
出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ 他

原題:GET OUT
2017年、アメリカ、英語、104分

サスペンス・スリラー。

<あらすじ(公式サイトより引用)>
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。
若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。
その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。
翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。
そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変し、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。
“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。

根強くアメリカ社会に存在する人種(黒人)差別。
気持ち悪さ、いや~な感情が湧いてくる。
何度も思わずのけ反りそうになった。
そして、予想外の結末。ふー。

【おまけ】
映画鑑賞前のお手軽食事。神楽坂の天下一品にて。

20180504 天下一品.jpg こってりラーメンと餃子の定食


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タグ:サスペンス
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横山大観展 [アート&デザイン]

竹橋の東京国立近代美術館で生誕150年「横山大観展」を観てきました。

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「群青富士」部分、1917年(大正6年)頃、静岡県立美術館蔵

横山大観(1868-1958)
東京美術学校に学び、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。
日本の伝統的な技法を継承しつつ、新たな時代における新たな絵画の創出をめざした。

会場構成は次のとおり。
第1章 「明治」の大観
第2章 「大正」の大観
第3章 「昭和」の大観

上↑の絵は琳派の流れをくむような印象。明快で、絵画というよりグラフィックデザインのよう。
他にもたくさんの富士山の絵を描いた。

今回の最大の目玉は、水の一生の物語を描く水墨画、40mを超える日本一長い画巻。
「生々流転」重要文化財、1923年(大正12年)、東京国立近代美術館蔵。
山間に湧く雲から始まり、雲が一粒の滴となり、地に落ちて流れはじめる。
川は周囲の山々や動物、人々の生活を潤しながら次第に川幅を増し、やがて海へと流れ込む。
荒れ狂う海には龍が躍り、水はついに雲となって天へと昇る。
そして物語は振り出しに戻る。

20180504 横山大観.jpg 安田靫彦「大観先生像」1950年、文部省管理換


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タグ:日本絵画
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初節句を祝う [日記]

2月4日に誕生した私の姪孫(てっそん)、すなわち甥っ子の長男。

今年の「子どもの日」が初節句です。
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私が送ったお祝いメッセージ葉書(片岡鶴太郎さん画の金太郎)を飾ってくれていました。

そう、鳩山会館で一緒に薔薇を見たあと、彼らの自宅(マンション)に行ったのです。
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ベビーカーを押す甥っ子、パパも板についてきました

一方、赤ちゃんを扱うのは全く不慣れな私は抱く姿もギコチナイ。
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私の緊張が伝わったのか、この後、絶叫泣きされました、、

茗荷谷のお店で買ってきたという可愛いケーキを食べながら小一時間ほどおしゃべり。
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甥っ子いわく「うちのオヤジ(私の兄のこと)は孫にまだ1回しか会っていないから、2回目のいっこさんのこと、羨ましがるだろうね」
その代わり、彼らが毎日何度もネットの共有サイトに写真や動画を送っているから、受け取った兄夫婦はこれまた毎日何度も見てニヤニヤしているのを私は知っている。

兄家族のペット(犬)のゴンタが亡くなったのが2016年8月、しかし、その年の1月には甥っ子が結婚し家族が増えた。
父が亡くなったのが2017年8月、しかし半年後の2月には甥っ子に子どもが生まれた。
悲しい別れもあるけど、うれしい出会いもあるよね。それが人生。


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鳩山会館で建物と薔薇を見学 [東京 お出かけ]

バラとステンドグラスの洋館、鳩山会館(別名、音羽御殿)に行ってきました。

文京区の音羽の丘(メトロ有楽町線の江戸川橋駅と護国寺駅のほぼ中間、音羽通りから上り坂をあがる)に建っているイギリス風の外観。

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車寄せの上がテラスになっていて、シンボルの白い鳩の彫刻がついています。
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鳩のモチーフは建物のあちこちに見られます。

エントランスのステングラス(小川三知の作)
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階段踊り場のステンドグラス
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第2応接室と英国風サンルームの間のステンドグラス
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右端にあるのは鳩山和夫・春子の像(朝倉文夫の作)

鳩山家は、日本の近代政治と教育界に代々役割を果たしてきました。
和夫は元衆議院議長、元早稲田大学校長。妻の春子は共立女子学園の創立者の一人。
その長男・一郎は元内閣総理大臣、自由民主党初代総裁。妻の薫は元共立女子学園の理事長。
さらに一郎・薫の長男・威一郎は元外務大臣、元参議院議員。
威一郎と安子の長男は元内閣総理大臣で会館の館長を務める由紀夫(本名は友紀夫)、次男は亡くなった邦夫(元文部大臣、労働大臣、法務大臣、総務大臣、衆議院議員)。

この建物は、一郎・薫夫妻の住居として建設され、関東大震災の翌年、大正13年(1924年)に完成。
設計者は、一郎氏と幼友達で親友の岡田信一郎氏。

二階には一郎氏の書「和為貴(和を以て貴しとなす)」が掲げられています。
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別の部屋には「精神集中」という揮毫も

見下ろすと、薔薇が咲きほこる庭が見えます。
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甥っ子夫婦と生まれて間もない長男と一緒に洋館をバックに記念撮影。
20180504 鳩山会館9 -2.jpg
ボランティアの説明員の方が撮影場所を心得ています

園内のバラは一輪咲きを中心に約90種、約150株。
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一郎氏が愛した品種「ピース」

前庭では花壇やアーチの蔓バラが見事。マリー・アントワネットになりきりポーズ。
20180504 鳩山会館12-4.jpg

離れにもバラ園があります。
20180504 鳩山会館11.JPG

春秋の薔薇の季節だけでなく、春の桜、秋の紅葉も美しいようです。

【おまけ】
駅名にもなっている護国寺にも行ってみました。

山門
20180504 護国寺1.jpg

社殿
20180504 護国寺2.jpg


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タグ:薔薇 建築 庭園
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