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ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート2018 [ミュージック]

私は音楽を聴きながら別のことをすることが苦手です。
どうしても音楽のほうに気持ちがとられてしまうから。

年末年始に録画しておいたテレビ番組のうち、NHKで生中継されたオーストリア・ウィーンで毎年1月1日に行われるお正月の風物詩「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート」を聴きました。
三時間、テレビの前で目が釘付け。

20180113 ウィーン・ニューイヤー・コンサート1.jpg

黄金のホールを華やかに演出する素晴らしい花飾りは、オーストリアの花のマイスターたちが12月27日から飾りつけを始めたものだそうです。
(今年はピンクやオレンジといった明るい色の花にグリーンがアクセントのカラースキーム)

このコンサートの中継は演奏ももちろん楽しみなのですが、ウィーン国立バレエ団のダンサーが曲に合わせて豪華な建物の中や庭園で踊ることや、新年を迎えるウィーンの街の様子やオーストリアの景色なども楽しめるのが何よりも贅沢。
(最近は、ドローン撮影が駆使されて映像も数年前から変わってきたように思います)

20180113 ウィーン・ニューイヤー・コンサート2.jpg

現地から放送した今回の司会は、自身も音楽をたしなむというNHKアナウンサーの鎌倉千秋さん。
また、ゲストとして、ウィーン・フィルのメンバー(チェロ奏者)でもあるヘーデンボルク直樹さんと、ニューイヤーコンサートの出演経験もあるウィーン国立バレエ団の第一ソリストの橋本清香さんが加わり、コンサート開始前や休憩中にニューイヤー・コンサートならではの苦労話や裏話などの舞台裏を紹介してくれました。

演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ。ニューイヤー・コンサートは14年ぶり5回目の登場。
会場:ウィーン、ムジークフェラインザール(オーストリア・ウィーン楽友協会)

演奏曲目:
● 喜歌劇「ジプシー男爵」より入場行進曲(ヨハン・シュトラウス2世)
● ワルツ「ウィーンのフレスコ画」(ヨーゼフ・シュトラウス)
● ポルカ「嫁さがし」作品417(ヨハン・シュトラウス2世)
● ポルカ・シュネル「浮気心」作品319(ヨハン・シュトラウス2世)
● 「マリアのワルツ」作品212(ヨハン・シュトラウス1世)
● 「ウィリアム・テル・ギャロップ」作品29b(ヨハン・シュトラウス1世)
● 喜歌劇「ボッカチオ」序曲(フランツ・フォン・スッペ)
● ワルツ「ミルテの花」作品395(ヨハン・シュトラウス2世)
● 「シュテファニー・ガヴォット」作品312(アルフォンス・ツィブルカ)
● ポルカ・シュネル「百発百中」作品326(ヨハン・シュトラウス2世)
● ワルツ「ウィーンの森の物語」作品325(ヨハン・シュトラウス2世)
● 祝典行進曲作品452(ヨハン・シュトラウス2世)
● ポルカ「都会と田舎」作品322(ヨハン・シュトラウス2世)
● 仮面舞踏会のカドリーユ作品272(ヨハン・シュトラウス2世)
● ワルツ「南国のバラ」作品388(ヨハン・シュトラウス2世)
● ポルカ・シュネル「短いことづて」作品240
<アンコール>
● ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世)
● ラデツキー行進曲作品228(ヨハン・シュトラウス1世)

音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカは耳に馴染みのある曲も多く、聴きながら思わず口ずさんでしまうほど。

1939年以来、80年近い歴史を誇るこのコンサートは、今ではTVとラジオを通じて世界80カ国以上に放送され、4億人が視聴するというビッグ・イベント。
高額のチケットは世界一入手困難と言われています。(最近は抽選制)

オーストリアはまだ行ったことがない国。
いつか、できればニューイヤー・コンサートの時期に訪れてみたいと思いました。

【おまけ】
年も改まり、戌年にちなんで犬の置物を購入。
20180113 犬&ハリネズミ.jpg

以前からいた羊、ハリネズミに仲間入り。
そして、この冬のエコ加湿シートもハリネズミの親子。100均で見つけ、即買い。


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