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メディチ家の至宝 [アート&デザイン]

白金台の東京都庭園美術館で「メディチ家の至宝 ルネサンスのジュエリーと名画」を観てきました。

20160504 メディチ家の至宝.jpg

ルネサンス文化発祥の地、フィレンツェ。
銀行家として財をなし、フィレンツェに300年にわたって君臨したメディチ家。
優れた芸術家たちの強力な擁護者となった一族の名は、ルネサンス芸術の代名詞といっても過言ではありません。

本展では、ブロンズィーノをはじめとする宮廷画家たちの手になる肖像画や、一族を華々しく彩ったルネサンス・ジュエリー等を一堂に展覧。
メディチ家に伝わる珠玉のコレクションを紹介する、日本国内初の展覧会です。

20160504 メディチ家の至宝1.JPG

会場構成。
第1章 神話の誕生:ロレンツォ・イル・マニフィコ(大ロレンツォ 1449-1492)
 イル・マニフィコとは、偉大な人、殿、閣下という意味。
第2章 トスカーナ大公の芸術:コジモ2世
 ヨーロッパで最初の美術アカデミーを創設した。
第3章 マニエリスムの自然と技巧:第2代トスカーナ大公、フランチェスコ1世
第4章 2人のフランス王妃:カテリーナとマリア
 フィレンツェ=ジェラートの発祥の地とされるが、カテリーナがアイスクリームをもたらした。
 マリアは、ルーベンスに壮大な障害の物語を描かせた。
第5章 ピッティ宮殿の栄華:フェルディナンド1世(第3代トスカーナ大公)からコジモ3世まで
 以降、メディチ家は衰退し、あらゆる意味で黄昏を迎えた。
第6章 黄金のたそがれ:ジャン・ガストネとアンナ・マリア・ルイーザ
 アンナ・マリア・ルイーザはメディチ家最後の生き残り。
 遺言によって「フィレンツェから持ち出さない、そして一般に公開する」ことを条件に、すべての美術品をトスカーナ大公に遺贈した。これによって散逸を免れたメディチ家コレクションが現在のウフィツィ美術館等のもとを築いたのは彼女のおかげ。

鑑賞メモ。
カメオは、像が陽刻(浮彫)されたもの。陰刻(沈彫)されたものはインタリオという。

【おまけ】
アート鑑賞後はジムで運動。の前に、ロビーのレストランで食事。

20160504 豚生姜焼き定食.JPG

今回の展覧会のドレスコード割引はパール。ということで、私も人工真珠の指輪を身につけて行きました。
日焼け防止用のストール(テーブル奥のピンク色っぽいの)は偶然にもフィレンツェに旅行した時(2008年3月)に街中の露店で買ったもの。

★2016アート鑑賞カウント 40★


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タグ:宝飾品
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新緑めぐり 自然教育園 [東京 お出かけ]

本日も、大人な遠足♪

きのうは遠出(横浜)をしたので、今日は交通費のかからない近所での新緑めぐり。
白金台の自然教育園へ行ってきました。
(5月4日「みどりの日」は無料公開で入園料もかからない♪)

20160504 自然教育園1ノキシノブ.JPG
常緑のシダ植物 ノキシノブ

振り返ってみると、前回訪れたのは2014年11月3日「文化の日」の無料公開の日。意外なことに、ずいぶん久しぶり。
その前は2013年11月。(紅葉の季節に訪れたくなるのかも~)
新緑の季節は2011年5月以来。

植物観察しながらたっぷり二時間の森林浴スタート。

トベラ。白い花が可憐。
20160504 自然教育園4トベラ.JPG

サトイモ科 ムサシアブミ。不気味なこの植物、毎回気になる。
20160504 自然教育園5ムサシアブミ.JPG

同じくサトイモ科 ウラシマソウ。
20160504 自然教育園12ウラシマソウ.JPG
今回、この面白い葉の付き方から私は"エグザイル・ソウ"と命名

5月~6月はウツギの季節。

アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ
20160504 自然教育園21ウツギ.JPG

幹が中空であることに由来(空木)する名前。別名ウノハナ。

マルバウツギ
20160504 自然教育園2マルバウツギ.JPG

スイカズラ科 ツクバネウツギ
20160504 自然教育園18ツクバネウツギ.JPG

バラ科 コゴメウツギ
20160504 自然教育園23コゴメウツギ.JPG

若葉、新緑がまぶしい季節。

クマザサの新葉はまだ隈取りません。
20160504 自然教育園6クマザサ.JPG

センリョウ科 フタリシズカ
20160504 自然教育園7フタリシズカ.JPG

しょうが科 ハナミョウガ
20160504 自然教育園8ハナミョウガ.JPG

きく科 モミジガサ
20160504 自然教育園9モミジガサ.JPG

らん科 エビネ
20160504 自然教育園10エビネ.JPG

つげ科 フッキソウ
20160504 自然教育園11フッキソウ.JPG

らん科 キンラン
20160504 自然教育園13キンラン.JPG

暑い日。水分補給も忘れずに。
20160504 自然教育園14.JPG

水鳥の沼の付近には、カヤツリグサ科のエナシヒゴクサが柄のない小穂を花茎につけています。
20160504 自然教育園15エナシヒゴクサ.JPG

葉に下駄の鼻緒のような模様があるのはミズヒキかな。
20160504 自然教育園16ミズヒキの葉?.JPG

花の形が寺院の軒下に下がる宝鐸(ほうたく)に似ていることから名前がついたホウチャクソウ
20160504 自然教育園17ホウチャクソウ.JPG

きく科 ハンカイソウ
20160504 自然教育園19ハンカイソウ.JPG

おおばこ科 クガイソウ
20160504 自然教育園24クガイソウ.JPG

こういう山野草を見ていると、金沢で茶道のお稽古をしていた頃を思い出します。
床の間に生けられた茶花や庭の草木から、いろんな植物の名前を教えていただきました。

ばら科 ヤマブキショウマ
20160504 自然教育園20ヤマブキショウマ.JPG

しおで科 サルトリイバラ
20160504 自然教育園22サルトリイバラ.JPG

ノイチゴ
20160504 自然教育園25ノイチゴ.JPG

シュロの開花
20160504 自然教育園26シュロの花.JPG

水生植物園
20160504 自然教育園27水生植物園.JPG

ニシキギ科 マユミ
20160504 自然教育園28マユミ.JPG

エノキにつたうキヅタが力強い。
20160504 自然教育園29キヅタ.JPG

その他にも、ヤマブキソウの黄色い花、白い花が咲いている様子は紫陽花に似ているヤブデマリ(ガマズミに似た落葉低木)などが見ごろでした。

園内でカワセミが卵を産んで子育て中とのことで録画映像を公開中。
20160504 自然教育園30カワセミの子育て.JPG
オス、メス、関係ない鳥も時々枝にとまる様子が見られる

私の大好きな鳥、カワセミ。肉眼で見たいわ~


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タグ:公園 植物
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