画鬼・暁斎KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル [アート&デザイン]
丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「画鬼・暁斎KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」を観てきました。
右:河鍋暁斎「大和美人図屏風」(部分)明治17-18(1884-85)年、京都国立博物館寄託
左:河鍋暁斎「鳥獣戯画 猫又と狸」(部分)制作年不詳、河鍋暁斎記念美術館蔵
河鍋暁斎(かわなべきょうさい、1831-1889)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師・歌川国芳に入門、9歳で狩野派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した絵師。
三菱一号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852-1920)は、政府に招かれ明治10(1817)年に来日、日本の近代建築に多大な功績を遺した。
彼は日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介した。
会場構成は次のとおり。
Ⅰ 暁斎とコンドルの出会い -第二回内国勧業博覧会
Ⅱ コンドル -近代建築の父
Ⅲ コンドルの日本研究
Ⅳ 暁斎とコンドルの交流
Ⅴ 暁斎の画業
1.英国人が愛した暁斎作品 -初公開 メトロポリタン美術館所蔵作品
2.道釈人物図
3.幽霊・妖怪図
4.芸能・演劇
5.動物画
6.山水画
7.風俗・戯画
8.春画
9.美人画
展覧会の3つの見どころ。
(1)河鍋暁斎とジョサイア・コンドルの師弟愛
(2)「画鬼」と称された暁斎の再評価
(3)約100年ぶりに日本に里帰りする作品等、国内外の貴重な作品が集結
暁斎の絵、カッコイイ。
【おまけ】
丸の内ブリックスクエアのカフェで噴水をながめ、風を感じながらアフタヌーン・コーヒータイム。
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右:河鍋暁斎「大和美人図屏風」(部分)明治17-18(1884-85)年、京都国立博物館寄託
左:河鍋暁斎「鳥獣戯画 猫又と狸」(部分)制作年不詳、河鍋暁斎記念美術館蔵
河鍋暁斎(かわなべきょうさい、1831-1889)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師・歌川国芳に入門、9歳で狩野派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した絵師。
三菱一号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852-1920)は、政府に招かれ明治10(1817)年に来日、日本の近代建築に多大な功績を遺した。
彼は日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介した。
会場構成は次のとおり。
Ⅰ 暁斎とコンドルの出会い -第二回内国勧業博覧会
Ⅱ コンドル -近代建築の父
Ⅲ コンドルの日本研究
Ⅳ 暁斎とコンドルの交流
Ⅴ 暁斎の画業
1.英国人が愛した暁斎作品 -初公開 メトロポリタン美術館所蔵作品
2.道釈人物図
3.幽霊・妖怪図
4.芸能・演劇
5.動物画
6.山水画
7.風俗・戯画
8.春画
9.美人画
展覧会の3つの見どころ。
(1)河鍋暁斎とジョサイア・コンドルの師弟愛
(2)「画鬼」と称された暁斎の再評価
(3)約100年ぶりに日本に里帰りする作品等、国内外の貴重な作品が集結
暁斎の絵、カッコイイ。
【おまけ】
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タグ:日本画
交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開 [アート&デザイン]
東京駅丸の内北口のドーム下にある東京ステーションギャラリーで北陸新幹線開業記念「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」を観てきました。
粟生屋源右衛門「透彫葡萄棚香炉」(部分)個人蔵
石川県と言えば伝統工芸。
その中でも代表格が九谷焼。
創始されたのは明暦元年(1655年)。以来360年間にわたって、その時代ごとの趣味を反映しながら、多様な表現を生み出してきました。
会場構成は次のとおり。
第一章 古九谷
第二章 再興九谷のはじまり
第三章 再興九谷 吉田屋窯と粟生屋源右衛門
第四章 明治の輸出九谷を中心に
第五章 近代九谷の展開
第六章 平成
有田をはじめとする各地の窯との交流や、青木木米、永楽和全、板谷波山、宮本憲吉、北大路魯山人など多くの陶工たちの往来。
九谷焼の系譜を各時代を代表する名品によってたどりながら、交流するやきものである九谷焼の本質に迫る展示方法もわかりやすく、面白かった。
上↑の写真のような透彫や九谷庄三「龍花卉文農耕図盤」(能美市九谷焼資料館蔵)のような立体的な作品を初めて見ました。
【おまけ】
東京駅丸の内口から仲通りを歩く。
ここはパブリックアートがあって街歩きが楽しい通り。
しばらくぶりに歩くと、新しい彫刻作品が設置されていることに気づく。
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粟生屋源右衛門「透彫葡萄棚香炉」(部分)個人蔵
石川県と言えば伝統工芸。
その中でも代表格が九谷焼。
創始されたのは明暦元年(1655年)。以来360年間にわたって、その時代ごとの趣味を反映しながら、多様な表現を生み出してきました。
会場構成は次のとおり。
第一章 古九谷
第二章 再興九谷のはじまり
第三章 再興九谷 吉田屋窯と粟生屋源右衛門
第四章 明治の輸出九谷を中心に
第五章 近代九谷の展開
第六章 平成
有田をはじめとする各地の窯との交流や、青木木米、永楽和全、板谷波山、宮本憲吉、北大路魯山人など多くの陶工たちの往来。
九谷焼の系譜を各時代を代表する名品によってたどりながら、交流するやきものである九谷焼の本質に迫る展示方法もわかりやすく、面白かった。
上↑の写真のような透彫や九谷庄三「龍花卉文農耕図盤」(能美市九谷焼資料館蔵)のような立体的な作品を初めて見ました。
【おまけ】
東京駅丸の内口から仲通りを歩く。
ここはパブリックアートがあって街歩きが楽しい通り。
しばらくぶりに歩くと、新しい彫刻作品が設置されていることに気づく。
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