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嫌われる勇気 [学び&本]

2月の誕生日に友人からプレゼントされた本。
自己啓発の源流「アドラー」の教え『嫌われる勇気』(岸見一郎、古賀史健 著)
年末にようやく読み終えました。

20141227 嫌われる勇気.JPG

めっきり本屋をのぞかなくなったこともあり、最近の話題の本が何かも知らずに暮らしていますが、この本は2014年のベストセラーのようですね。

備忘メモの目的で、本書の目次冒頭文から引用。

本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な"答え"を提示します。(後略)

そして、目次(章立て)と特に印象に残ったフレーズを記録。

第一夜 トラウマを否定せよ
・あなたの人生は「いま、ここ」で決まる
 アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」といっているのです。自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだ、と。

第二夜 すべての悩みは対人関係
・人生は他者との競争ではない
 われわれが歩くのは、誰かと競争するためではない。いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。

第三夜 他者の課題を切り捨てる
・「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
 ユダヤ教の教えに、こんな言葉があります。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」と。

第四夜 世界の中心はどこにあるか
・より大きな共同体の声を聴け
 「わたしとあなた」の関係でもいえることですが、もしもあなたが異を唱えることによって崩れてしまう程度の関係なら、そんな関係など最初から結ぶ必要などない。こちらから捨ててしまってかまわない。関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です。

第五夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
・自己肯定ではなく、自己受容
 「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極めるのです。われわれは、「なにが与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。だったら、「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。
・無意味な人生に「意味」を与えよ
 「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」
 「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。


以前、元大リーガーの松井秀喜さん(同じ石川県出身)の著書『不動心』を読みましたが、その中にも「コントロールできること、できないこと」という章があり、こんな文章が書かれています。
 僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。悔やみ、落ち込むしかないのでしょうか。多くの場合、そんなことはありません。きっと、前へ進める選択肢があるはずです。

こんなフレーズも。
 コントロールできない過去よりも、変えていける未来にかけます。
 自分が変われば運命も変えられる。


『嫌われる勇気』という本を読みながら、かつて読んだ本のことを思い出し、自分の日頃の言動・思考と照らし合わせ、共感し勇気をもらいました。
(そんな機会を与えてくれた友人に感謝)

そんな師走のある日、会社でとあるニュースレターのメールが届き、思わず手帳に書き留めた文章があります。 

●幸せを感じる心
「幸せとは、手に入れるものではなく、実は自分のすぐ近くにあるものに感じるもの」
「幸せになることが目標なのではなく、一生懸命生きている中で感じるものであり、それが多ければ多いほど、私たちが生きるための原動力になる」
●前向きとは、向こう見ずなプラス思考ではなく、物事を客観的かつ建設的にとらえる力

本を読む大切さを感じた年末でした。
これからはもっと本を読もうと思います。


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タグ:自己啓発
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