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オーチャードホール25周年ガラ ~伝説の一夜~ [シアター&シネマ]

1989年9月3日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールがオープンした日。
私が社会人になってからの年数と同じなのね~(遠い過去を懐かしむ~)

そして、ちょうど開館25年を迎える9月3日に、記念特別企画「オーチャードホール25周年ガラ ~伝説の一夜~」が催されました。

20140903 オーチャードホール25周年ガラ1.JPG
(私の席はS席1階36列14番、悪くはなかったけど20列前後が見やすいかも)

当日のプログラムは超豪華版。(○数字は演目順)

【オペラ】
②ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より "巡礼の合唱""歌の殿堂を讃えよう"
二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

④ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "頬の涙が"
錦織 健(テノール)

⑤ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "慕わしい人の名は"
幸田浩子(ソプラノ)

⑥ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "あなたは心の太陽"
幸田浩子(ソプラノ)/錦織 健(テノール)

⑧ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より "第3幕の前奏曲"

⑨ヴェルディ:歌劇「椿姫」より "ああ、そはかの人か""花から花へ"
森 麻季(ソプラノ)

⑫ヴェルディ:歌劇「椿姫」より "乾杯の歌"
森 麻季(ソプラノ)/錦織 健(テノール)
二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

【バレエ】
①ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より "序曲"
振付:山本康介
K-BALLET COMPANY、K-BALLET SCHOOL

③プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」より "バルコニー"
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
中村かおり、遅沢佑介

⑦ブリテン:「シンプル・シンフォニー」
振付:熊川哲也
平田桃子、加瀬 栞、河野舞衣、伊坂文月、宮川新大、吉田周平

⑩パッヘルベル「パッシング・ヴォイス」より
振付:熊川哲也
荒井祐子、堀内 元

⑬ビゼー「アルルの女」より
振付:ローラン・プティ
吉田 都、熊川哲也

⑭チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より "ラーリナ・ワルツ"
構成:熊川哲也
振付:堀内 充
出演:全員

指揮:広上淳一
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

総合監修:オーチャードホール芸術監督 熊川哲也


私の一番のお目当てはバレエの吉田都さん。
新しい演目「アルルの女」に挑戦とのことでしたが、メインはどちらかというとドヤ顔のクマテツのような印象だったのが少々残念。(もちろん都さんの踊りも含め素晴らしかったのですが)

全体としてはとても贅沢な顔合わせに満足。祝賀ムード満点の構成。
大枚はたいて休みを取って行った甲斐がありました。

ホワイエには假屋崎省吾さんのフラワーアレンジメントが飾られていましたが、当日の会場にもいらっしゃいました。(金色の巻き毛ヘアーで目立ってました)
25周年記念祝賀会でもあったのでしょうか、男性の、しかも蝶ネクタイ姿のオジサマたちの姿が目立ちました。(何しろ、日本の公演では圧倒的に女性が多くて普段は男性は少なめですから、、)

20140903 オーチャードホール25周年ガラ2.JPG20140903 タルトタタン.JPG

開演前、Bunkamuraのドゥ・マゴで食べたタルトタタン。
飴色のリンゴがたっぷりで美味しかった~♪


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いま、台湾 [アート&デザイン]

渋谷のBunkamuraへ行くのに合わせて美術鑑賞もしたいと思った。
でも、館内のザ・ミュージアムのような大きな場所ではなく、小規模の展覧会をのんびり観たかったので、近くの渋谷区立松濤美術館「いま、台湾 台灣美術院の作家たち」という「美麗島」-麗しの島と言われる台湾の美術を紹介する展覧会を見ることにしました。

20140903 いま、台湾展1.JPG

台湾美術は、中国美術の伝統を継承していたが、日本統治時代に日本式美術教育が導入され、西洋・日本の近代美術がもたらされたことにより大きく変貌したとのこと。

油彩画、シルクスクリーン、紙本墨書、紙に膠彩、コンピューター・グラフィックス、木版など表現様式も様々。
日本画に近いものだったり、抽象画や書、漢字の図案化したものなどいろいろ。

20140903 いま、台湾展2.JPG

上段 左:廖修平「迎福門 四」2011年
   中:傳申「核電爆」2011年
   右:林章湖「隠遁の歳月」2012年
下段 左:何懐碩「空茫」2007年
   中:顧重光「赤い柳の籠の中の柘榴」2008年
   右:薛保瑕「源場」2013年

私が気に入った作品は、上の果物をキャンバスいっぱいにアクリル絵の具で大きく描いた顧重光(Koo Chaung-Kuang)の作品や林俊良(Lin Chun-Liang)の地球をテーマにしたポスター「愛地球」「地球温暖化」など。
歌手で木版画家でもあるジュディ・オングさん(Judy Ongg)の木版画も展示されていました。

そもそも東洋的な墨画や書、漢字を使った作品もあれば、モチーフは鯉や牛という東洋的なものだが技法がCGやアクリル画という西洋的な作品もあって面白かった。
先日の「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」でも数多くの中国の近現代美術を見ましたが、知らない作家の作品を観るのも楽しい。

松濤美術館の2階は大邸宅の広い応接間のようで、大きなソファに腰をおろし離れて作品を鑑賞したり、雑誌や図録を読みながらゆっくりくつろげるスペースになっています。


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