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辻井伸行 ラヴェルを弾く! [ミュージック]

二週連続で渋谷のBunkamuraオーチャードホールへ行きました。
今回は、「辻井伸行 ラヴェルを弾く!」というタイトルの演奏会。

20140911 辻井伸行ラヴェルを弾く.JPG
(S席1階32列1番、一番端っこだけどピアノを弾く手元が見えるから反対側の端よりはマシ)

全盲でありながら天性の音楽的な才能とたゆまぬ努力により2009年、米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初めて優勝して以来、国際的に活躍しているピアニスト辻井伸行くん。
私の地元、石川県と金沢市が1988年に設立した日本最初のプロの室内管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢との共演。久しぶりのOEKの演奏、楽しみでした。
指揮者は当初予定のマルク・ミンコフスキが体調不良により来日不可能となり、代わりにパスカル・ロフェ(フランス国立ロワール管弦楽団音楽監督)が指揮をとることに。

プログラムは次のとおり。

【辻井伸行ピアノ・ソロ】
ラヴェル「ソナチネ」
第1楽章モデレ(中庸の速さで)第2楽章メヌエットのテンポで 第3楽章アニメ(生き生きと)

ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」

ラヴェル「水の戯れ」

【辻井伸行×ロフェ&アンサンブル金沢】
ラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」
第1楽章アレグラメンテ 第2楽章アダージョ・アッサイ 第3楽章プレスト

【ロフェ&アンサンブル金沢】
ビゼー「交響曲ハ長調」
第1楽章アレグロ・ヴィーヴォ 第2楽章アダージョ 第3楽章スケルツォ 第4楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ

辻井くんが奏でるピアノの音色は、彼の性格を映し出すように、透明感にあふれ、明るく、清らかな響きで聴く者を魅了します。
特に、彼自身が作曲した曲には心が洗われるかのようです。(アンコールで弾いてくれました)


【おまけ】
演奏会の前にはBunkamuraの地階、ドゥ・マゴでディナータイムのシアターメニューをいただきました。

20140911 シアターメニュー@ドゥマゴ.JPG

アペリティフ+季節のポタージュ+料理3点(若鶏のハム仕立て、トラウトサーモンとホウレン草のパータフィロ包み、サーロインステーキ)
Bunkamuraで開催中のチケット半券を提示することで通常価格3000円が2500円に♪


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神戸に行ってきました [旅 関西]

なんと9月に入って初めての更新。無事に生きてます!
最近、課外活動が忙しくて~(笑)

先週末は神戸に行っていました。
金曜の午後に羽田を飛び立ち神戸空港へ。

ギネスに認定された45万枚のスパンコールで制作された世界最大モザイクアートがロビーに飾られているホテルサンルートソプラ神戸に宿泊しました。
20140906 ホテルサンルートソプラ神戸.JPG

今回の神戸、なぜか街中の時計台に目が留まった。
20140905 帆船時計@大丸前.jpg20140906 風見鶏時計@三宮.jpg

左は金曜の神戸到着直後の夕方6時。大丸神戸店の角。帆船のデザイン。
右は土曜の神戸を離れる直前の4時。三宮のポートライナー駅そば。風見鶏がのっている。
何気なく時計台を見た瞬間がどちらも正時。そんな偶然に"何か"を感じる。

時刻が止まったままの時計もあった。
20140906 東遊園地公園.JPG

神戸市役所そばの東遊園地公園にある時計の針が示しているのは阪神淡路大震災が起きた5時46分。
1995年1月17日。あの日、私は駐在していたクアラルンプールで阪神高速道路がグニャリと崩れた映像がテレビに映っているのを信じられない気持ちで見ていました。

さて、神戸に行った主目的は次の記事で書くとして、北陸時代の会社の後輩とも久しぶりに会い、阪急御影駅にほど近い香雪美術館へ行く前後、美味しいお店を紹介してもらいました。

ランチは、ふくあかりというお蕎麦屋さんで。(東灘区御影山手1-4-20)
私は辛味大根おろし蕎麦。後輩は冷すだち蕎麦。
20140906 辛味大根おろし蕎麦@御影ふくあかり.JPG20140906 すだち蕎麦@御影ふくあかり.JPG

やっぱり私の味覚には薄味のつゆが口に合うわ~。すだちのほうも味見させてもらったけど、暑い日にスッキリした味。目でも楽しめる盛り付け。

美術鑑賞の後は、ケーニヒスクローネ阪急御影店(御影本店は阪神駅側)で自分用のお土産をお買いもの。
そして、仏蘭西菓子の御影高杉カサブランカ店でティータイム。(御影2-4-10)苺たっぷりのショートケーキ♪
20140906 ケーニヒスクローネ.JPG20140906 苺のショートケーキ@御影高杉.JPG

帰りも神戸空港から。
20140906 神戸空港.JPG
開港8周年。スタッフの顔写真で作ったモザイクパネル

ANAの機内では10月のご当地スイーツTastes of JAPAN、加賀かりんとうシューラスクをお買い上げ。
20140906 加賀かりんとうシューラスク.JPG
加賀醤油と砂糖、バターでキャラメリゼ。香ばしくて美味しい

夜7時すぎに羽田空港に到着し、第2ターミナルUpper Deck TokyoのWorld Wine Barでフォアグラのソテーの夕食。
20140906 WorldWingBar@羽田空港.JPG

お店のお兄さんに勧められるままワインを赤白10種類の試飲をさせてもらった。(よって、飲み物は注文せず)
ボトル1本最低でも2000円、美味しいなと思ったのが6000円弱。
前から知っているワインの輸入卸専門会社がやっているお店で、1ダース単位で購入しなければならず、さんざん試飲させてもらって心苦しかったけど丁重にお断りした次第。


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タグ:神戸
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曾我蕭白 鳥獣画の探究 [アート&デザイン]

神戸の香雪美術館で開催中の企画展「曾我蕭白 鳥獣画の探究」を観てきました。

20140906 曾我蕭白鳥獣画の探究.JPG

日本美術の企画展が定期的に開催されている香雪美術館は以前から訪れたかった美術館の一つ。(東灘区御影郡家2-12-1、阪急電車「御影」駅から徒歩5分)
ようやく実現。
朝日新聞社の創業者・村山龍平氏が蒐集した日本・東洋の古美術品などを収蔵する美術館として1973年に開館。
周囲を塀で囲まれた広い敷地では、春と秋に庭園見学会が開かれ、秋には茶会も催されるようです。

さて、展覧会。
その生涯に不明な点が多いと言われる曾我蕭白(1730-81、京都生まれ)は、室町水墨画に学んだ個性的な表現から、伊藤若冲、長澤芦雪らとともに「奇想の画家」として知られています。
今回の展覧会では、二度滞在したことがあるという伊勢地方での作品を中心に紹介。
曾我流のお得意のモチーフである鷹をはじめとする鳥の絵がズラリと展示されていました。
特に、「架鷹図(かようず)屏風」(曾我直庵)という、鷹が美しい組み紐で止まり木に繋がれている姿を描いた絵からは、鷹が当時の貴族など高貴な人々の間であいされていた鳥であったことが窺い知れます。


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タグ:日本美術
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KOBEとんぼ玉ミュージアム [アート&デザイン]

神戸に行ったフリータイムに、前から気になっていたアートスポットを訪れました。
そのうちの一つがKOBEとんぼ玉ミュージアム。(神戸市中央区京町79番地 日本ビルヂング2階)

アートに関する私の好みの幅は広いのですが、ガラス工芸、とんぼ玉、ランプワーク・ガラス(バーナーでガラスを溶かして創作するホットワークと言われるガラス工芸の一分野)も大好き。

このミュージアムでは、とんぼ玉を中心としたガラスの歴史を紹介するコーナー、国内外のランプワーク作品の展示、とんぼ玉の制作体験ができる工房があります。

企画展示「2014 ガラス細工の世界」が開催中でした。
20140906 神戸とんぼ玉ミュージアム1.JPG

時間があれば制作体験もやってみたかったけど、今回は見送り、ショップでホタル玉という青色LEDのような光を放つとんぼ玉のネックレスをお買い上げ♪

20140906 神戸とんぼ玉ミュージアム2.JPG


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タグ:ガラス工芸
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サンフランシスコ同窓会 in 神戸 [日記]

1987年6月。
サンフランシスコで日本人の若者が出逢った。
それぞれの目的を持って母国を離れ異国の地アメリカに着き、ある日、ひょんなことでサンフランシスコの安宿で顔を合わせたことからその後の"線"につながる起点が打たれたのだ。

東海岸側(フィラデルフィア)で一年間の留学期間を終え、帰国前に1か月以上かけてグレイハウンドバスで大陸横断し、西海岸側の最後の訪問地サンフランシスコのバスディーポでバックパッカーのバイブル『地球の歩き方』を広げ、「日本人の長期滞在者もいる宿」として紹介されていたウェスタンホテルを見つけた。
その時、私の少し離れたところに座り同じように宿を探している様子の日本人男子(ハルオくん)がいた。「ホテルを探しているんだったら、一緒に行く?」と声をかけ、そのホテルで空きを尋ねると一室のみ。しかし、ベッドルームは鍵のかかる部屋で仕切られていたので、二人でシェアすることに。(まぁ、大胆なこと!でも何もありませんでしたから。キッパリ!)

宿泊客が自由に利用できる食堂みたいな部屋があって、そこに行くと案の定、日本人が数人。
そのうちの男性二人(rockyさん、Aさん)は福岡出身。友人・知人からカンパを集め、レンタカーでアメリカ横断の旅に来ているとのこと。

そして、長期滞在者のうちの何人かも加わり、当月が誕生日だという人たちのお祝い会をしたり、誰だったかの部屋で深夜まで語り合いという、短時間で不思議な結束を感じたのです(女子は私のみ)。そのうちの一人がテキヤというニックネームで呼ばれていて、今は地元の兵庫県豊岡市に暮らしている。

インターネットも電子メールも携帯電話もなかった時代。
福岡の二人とは連絡先を交換し、これまでずっと年賀状を送り、数年に一度、機会があるときに金沢・福岡・東京で再会を果たしていた。(rockyさんとはNYでも)

時を経て三年前、2011年6月。
rockyさんがFacebookで友だち検索し、テキヤを見つけた!
そしてテキヤから「こんにちは!僕の事、覚えてます?」というメッセージが届いた。
こうやって27年の空白期間を一気に飛び越え、バーチャルだけど、"線"がつながった!

それからはお互いのFacebookの書き込みで近況を確認しつつ、リアルな再会の機会をうかがっていたのですが、ようやく先週(9月5日)、運命的でもありドラマのようでもある再会を神戸で果たしたのです。

福岡組は新幹線で、テキヤは日本海側の豊岡から電車で南下、私は東京から飛行機で。
仕事を早々に切り上げ、羽田空港に向かう途中、久しぶりの胸の高鳴り。思わず顔がニヤケル。
神戸空港に降り立ち、ポートライナーに乗っている間もワクワクが増すばかり。
街に近づくにつれ、港町の風景、六甲の山々を見ていると、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジと周辺の風景とオーバーラップする。
再会の場所として神戸は最適の選択だったと思えた。

ついに、27年ぶりの「サンフランシスコ同窓会」

三宮駅近くの和創作居酒屋に集合。
始めはどこかぎこちなさもありながら久しぶりの再会の雰囲気を味わっていた。
この文章を書きながらも昔の記憶は曖昧なことが多く、忘れていたことや思い出が美化されていることもあるけど、へぇーそんなこともあったっけ?というような話に盛り上がり、懐かしい気持ちに満ちていた。

男性三人はそれぞれ実家の家業を継ぐ社長さん。
しかし、単純に家業を続けているというのではなく自らの意思で新しいことにチャレンジしている。しかも地域に関わり、日本を飛び出した活動を行っている。
一方の私。会社員として働きながら、自分の楽しみのためだけに生きているのではないかと反省。テキヤの「それって自分だけのことだよね」という指摘にドキッ。

最初の緊張感も解け、二次会の店はテキヤの地元の先輩の店。ここで日本酒の一気飲みが始まり、男性陣が壊れた、、
三次会は立ち飲み屋。男性陣はかなり限界。
深夜1時すぎ、千鳥足の彼らとともにそれぞれの宿泊ホテルを目指した。
こうして「第1回サンフランシスコ同窓会」は解散。

今回の再会も、サンフランシスコでの偶然の出逢いから現在にいたるまでの私たちの過ごした日々も、結構ドラマティック。
どこかの放送局でドラマ化してくれないかしら(笑)

男性陣が壊れ始めたころ(小さく) 20140905 サンフランシスコ同窓会5 -.jpeg


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オーチャードホール25周年ガラ ~伝説の一夜~ [シアター&シネマ]

1989年9月3日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールがオープンした日。
私が社会人になってからの年数と同じなのね~(遠い過去を懐かしむ~)

そして、ちょうど開館25年を迎える9月3日に、記念特別企画「オーチャードホール25周年ガラ ~伝説の一夜~」が催されました。

20140903 オーチャードホール25周年ガラ1.JPG
(私の席はS席1階36列14番、悪くはなかったけど20列前後が見やすいかも)

当日のプログラムは超豪華版。(○数字は演目順)

【オペラ】
②ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より "巡礼の合唱""歌の殿堂を讃えよう"
二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

④ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "頬の涙が"
錦織 健(テノール)

⑤ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "慕わしい人の名は"
幸田浩子(ソプラノ)

⑥ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より "あなたは心の太陽"
幸田浩子(ソプラノ)/錦織 健(テノール)

⑧ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より "第3幕の前奏曲"

⑨ヴェルディ:歌劇「椿姫」より "ああ、そはかの人か""花から花へ"
森 麻季(ソプラノ)

⑫ヴェルディ:歌劇「椿姫」より "乾杯の歌"
森 麻季(ソプラノ)/錦織 健(テノール)
二期会合唱団・藤原歌劇団合唱部

【バレエ】
①ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より "序曲"
振付:山本康介
K-BALLET COMPANY、K-BALLET SCHOOL

③プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」より "バルコニー"
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
中村かおり、遅沢佑介

⑦ブリテン:「シンプル・シンフォニー」
振付:熊川哲也
平田桃子、加瀬 栞、河野舞衣、伊坂文月、宮川新大、吉田周平

⑩パッヘルベル「パッシング・ヴォイス」より
振付:熊川哲也
荒井祐子、堀内 元

⑬ビゼー「アルルの女」より
振付:ローラン・プティ
吉田 都、熊川哲也

⑭チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より "ラーリナ・ワルツ"
構成:熊川哲也
振付:堀内 充
出演:全員

指揮:広上淳一
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

総合監修:オーチャードホール芸術監督 熊川哲也


私の一番のお目当てはバレエの吉田都さん。
新しい演目「アルルの女」に挑戦とのことでしたが、メインはどちらかというとドヤ顔のクマテツのような印象だったのが少々残念。(もちろん都さんの踊りも含め素晴らしかったのですが)

全体としてはとても贅沢な顔合わせに満足。祝賀ムード満点の構成。
大枚はたいて休みを取って行った甲斐がありました。

ホワイエには假屋崎省吾さんのフラワーアレンジメントが飾られていましたが、当日の会場にもいらっしゃいました。(金色の巻き毛ヘアーで目立ってました)
25周年記念祝賀会でもあったのでしょうか、男性の、しかも蝶ネクタイ姿のオジサマたちの姿が目立ちました。(何しろ、日本の公演では圧倒的に女性が多くて普段は男性は少なめですから、、)

20140903 オーチャードホール25周年ガラ2.JPG20140903 タルトタタン.JPG

開演前、Bunkamuraのドゥ・マゴで食べたタルトタタン。
飴色のリンゴがたっぷりで美味しかった~♪


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いま、台湾 [アート&デザイン]

渋谷のBunkamuraへ行くのに合わせて美術鑑賞もしたいと思った。
でも、館内のザ・ミュージアムのような大きな場所ではなく、小規模の展覧会をのんびり観たかったので、近くの渋谷区立松濤美術館「いま、台湾 台灣美術院の作家たち」という「美麗島」-麗しの島と言われる台湾の美術を紹介する展覧会を見ることにしました。

20140903 いま、台湾展1.JPG

台湾美術は、中国美術の伝統を継承していたが、日本統治時代に日本式美術教育が導入され、西洋・日本の近代美術がもたらされたことにより大きく変貌したとのこと。

油彩画、シルクスクリーン、紙本墨書、紙に膠彩、コンピューター・グラフィックス、木版など表現様式も様々。
日本画に近いものだったり、抽象画や書、漢字の図案化したものなどいろいろ。

20140903 いま、台湾展2.JPG

上段 左:廖修平「迎福門 四」2011年
   中:傳申「核電爆」2011年
   右:林章湖「隠遁の歳月」2012年
下段 左:何懐碩「空茫」2007年
   中:顧重光「赤い柳の籠の中の柘榴」2008年
   右:薛保瑕「源場」2013年

私が気に入った作品は、上の果物をキャンバスいっぱいにアクリル絵の具で大きく描いた顧重光(Koo Chaung-Kuang)の作品や林俊良(Lin Chun-Liang)の地球をテーマにしたポスター「愛地球」「地球温暖化」など。
歌手で木版画家でもあるジュディ・オングさん(Judy Ongg)の木版画も展示されていました。

そもそも東洋的な墨画や書、漢字を使った作品もあれば、モチーフは鯉や牛という東洋的なものだが技法がCGやアクリル画という西洋的な作品もあって面白かった。
先日の「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」でも数多くの中国の近現代美術を見ましたが、知らない作家の作品を観るのも楽しい。

松濤美術館の2階は大邸宅の広い応接間のようで、大きなソファに腰をおろし離れて作品を鑑賞したり、雑誌や図録を読みながらゆっくりくつろげるスペースになっています。


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めぐり逢わせのお弁当 [シアター&シネマ]

最近、ちょっとインド映画が面白い。
シネスイッチ銀座「めぐり逢わせのお弁当」という2013年カンヌ国際映画祭 批評家週間出品 観客賞受賞作品を観てきました。

20140901 めぐり逢わせのお弁当.JPG

原題:Dabba、英題:The Lunchbox
監督・脚本:リテーシュ・バトラ、出演:イルファーン・カーン、ニムラト・カウル、ナワーズッディーン・シッディーキー
2013年、インド=フランス=ドイツ、1時間45分、英語・ヒンディー語

世界各地にはいろんな文化、サービスがあるものです。
インドのムンバイでは、「ダッバーワーラー」という弁当配達人がいるそうです。
家庭で作られた出来立ての弁当を集荷して昼時に合わせてオフィスに届けるというサービス。
一軒一軒から集まった弁当が何人もの人の手を介し、自転車や鉄道などに乗り、何か所も経由し、弁当を入れたバッグの色・形によって確実にその届け先の手元に配達されるシステム。食べ終わった弁当はその日のうちに依頼元の家庭に戻される。

ムンバイには今でも5000人のダッバーワーラーが1日20万個の弁当を配達されているそうで、ハーバード大学の分析によると、誤配達の確率はたったの600万分の1! 恐るべし、インドの弁当配達システム。

物語はそんな600万分の1の偶然が生み出した男女の情感あふれる心の交流を描いた。
主婦イラは、会話も少なくなった夫の愛情を取り戻すために料理に心をこめ、毎朝、四段重ねの弁当を作った。
妻を亡くし、早期退職を間近に控えた会社員サージャンは街の食堂に毎日の弁当配達を依頼していたが、変わり映えしない料理に飽き飽きしていた。

そんなある日、イラの作った弁当が間違ってサージャンに配達され、久しぶりの手料理の美味しさに完食。空っぽになって返ってきた弁当箱に喜ぶイラ。しかし、帰宅した夫の態度は素っ気なく、不審に思った彼女は翌日の弁当箱に手紙を忍ばせる。
翌日もまた誤ってサージャンの手元に届いたイラの弁当。彼は返事の手紙を添えて返す。

相手がどんな人か知らぬまま、毎日の手書きのメッセージのやりとりを続ける二人。見ず知らずの相手だからこそ自分の胸の内を明かし、寂しい心の隙間を思いやりの言葉が満たしていく。
いつしかお互いの心の中にはトキメキ、淡い恋心が芽生え、、

プラトニックな大人の男女の恋物語に心じんわり。

それにしても、心を掴むには胃袋をつかむこと(美味しい料理)が重要。
カレーや小魚を炒めたおかずが入った弁当、美味しそうだったなぁ。
私は風邪気味かな、体調がすぐれないな、という時はよくカレーを食べます。カレーに入っているスパイスが元気にしてくれるような気がして。


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タグ:インド映画
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ハーゲンダッツ 芋・栗・南京 [定点観測 ハーゲンダッツほか]

食欲の秋。
女性が好きな秋の味覚としてあがれらるのが「いも・くり・なんきん」

秋に先がけてハーゲンダッツからも8月から9月にかけて期間限定商品が発売されました。

まずはクリスピー・サンドイッチの「スイートポテト」
20140909 ハーゲンダッツ・スイートポテト.JPG

ほんのりサツマイモのフレーバー。

続いては「和栗」のミニカップ
20140831 ハーゲンダッツ和栗.JPG

マロンペーストが練り込まれています。
栗好きの私はリピートしました(笑)

最後は「パンプキン」のミニカップ
20140914 ハーゲンダッツ・パンプキン.JPG

濃厚なカボチャの味。

ご多聞に漏れず、私も「いも・くり・なんきん」大好きです♪


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