歌舞伎座の上と下 [東京 お出かけ]
東銀座で友人たちとのランチを終え、少し時間があったので歌舞伎座に立ち寄ってみました。
月末(29日)で公演はお休みのため、いつもは人で賑わっている玄関前もひっそり。
しかし、今回の目当ては公演ではなく。
玄関脇にある歌舞伎稲荷大明神。小さなお社があります。
地下鉄駅にも通じている歌舞伎座タワー地下2階に降りると、広々とした売店、木挽町広場。
歌舞伎座関連のお菓子や珍しいグッズがいろいろと販売されています。
季節の催事もあったり。なぜか和服姿のくまモンもいました。助六?
地階奥のエレベータでタワー5階へ。
廊下から歌舞伎座の屋根が見下ろせます。
屋上庭園までは入場無料。新緑が鮮やか。
五階には歌舞伎座ギャラリー(入場料600円)もありますが、そこはまたの機会に。
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月末(29日)で公演はお休みのため、いつもは人で賑わっている玄関前もひっそり。
しかし、今回の目当ては公演ではなく。
玄関脇にある歌舞伎稲荷大明神。小さなお社があります。
地下鉄駅にも通じている歌舞伎座タワー地下2階に降りると、広々とした売店、木挽町広場。
歌舞伎座関連のお菓子や珍しいグッズがいろいろと販売されています。
季節の催事もあったり。なぜか和服姿のくまモンもいました。助六?
地階奥のエレベータでタワー5階へ。
廊下から歌舞伎座の屋根が見下ろせます。
屋上庭園までは入場無料。新緑が鮮やか。
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タグ:歌舞伎座
旅立つ友と創作和食を堪能 [日記]
記録したいことはたくさんあるのに、マンションのインターネット接続が調子悪かった。(夜、撃沈してたという理由はさておき、、)
さて、先週の休日の記録。
およそ20年前、半年間だけですが、マレーシアに暮らしたことがあります。
当時勤務していた会社のクアラルンプール駐在員事務所で海外業務研修という名目で。
同時期の研修員で奥さんも一緒に同じマンションに暮らしていたのが、先日も亀戸天神に一緒に行った友人夫婦。
そして、その時に事務所の駐在員だった友人と四人で久しぶりに東銀座の創作和食のお店、花蝶でランチ。
新橋演舞場の近くにあるお店。アプローチから都会の喧騒とは別世界の雰囲気です。
この日は紫陽花がお出迎え。ぼかし模様が綺麗だった
時間になるまで一階の待合室で時間を過ごします。
大正?昭和?へタイムスリップ~
テーブルの脚を見ると、こんな可愛い男の子が支えてくれていました。
きみ、小さいけど力持ちだね
いただいたのはプチランチコース。
前菜:鴨肉、山芋の豆腐仕立て。お造り。
メイン:サーロインステーキ。名物の鯛茶漬け。
こちらのお店、以前にこの友人夫婦と誕生日お祝いのディナーで来たことがあり、雰囲気が良かったので、今回もランチで利用してみたのですが、やはり"いい感じ"。
入店時の案内、食事中のサービス、見送りにいたるまでさりげなく、気持ちいいサービス。
地階のメインダイニングは和室でありながら、ダチョウの襖絵など、洋のエッセンスもうまく調和されています。
シャンパンは飲みませんでしたけどね
クアラルンプールに一緒にいた期間はほんの半年だけ。その後のお付き合いのほうが長い。
でも、そうして変わらぬ交流を保ち、深められている関係に感謝です。
実は、駐在員だった友人が近く会社を辞め、転職でジャカルタに赴任することになったための壮行会が今回の会食の目的。
彼が現地にいる間に、クアラルンプールで集まりたいねという話をして送り出したのでした。
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およそ20年前、半年間だけですが、マレーシアに暮らしたことがあります。
当時勤務していた会社のクアラルンプール駐在員事務所で海外業務研修という名目で。
同時期の研修員で奥さんも一緒に同じマンションに暮らしていたのが、先日も亀戸天神に一緒に行った友人夫婦。
そして、その時に事務所の駐在員だった友人と四人で久しぶりに東銀座の創作和食のお店、花蝶でランチ。
新橋演舞場の近くにあるお店。アプローチから都会の喧騒とは別世界の雰囲気です。
この日は紫陽花がお出迎え。ぼかし模様が綺麗だった
時間になるまで一階の待合室で時間を過ごします。
大正?昭和?へタイムスリップ~
テーブルの脚を見ると、こんな可愛い男の子が支えてくれていました。
きみ、小さいけど力持ちだね
いただいたのはプチランチコース。
前菜:鴨肉、山芋の豆腐仕立て。お造り。
メイン:サーロインステーキ。名物の鯛茶漬け。
こちらのお店、以前にこの友人夫婦と誕生日お祝いのディナーで来たことがあり、雰囲気が良かったので、今回もランチで利用してみたのですが、やはり"いい感じ"。
入店時の案内、食事中のサービス、見送りにいたるまでさりげなく、気持ちいいサービス。
地階のメインダイニングは和室でありながら、ダチョウの襖絵など、洋のエッセンスもうまく調和されています。
シャンパンは飲みませんでしたけどね
クアラルンプールに一緒にいた期間はほんの半年だけ。その後のお付き合いのほうが長い。
でも、そうして変わらぬ交流を保ち、深められている関係に感謝です。
実は、駐在員だった友人が近く会社を辞め、転職でジャカルタに赴任することになったための壮行会が今回の会食の目的。
彼が現地にいる間に、クアラルンプールで集まりたいねという話をして送り出したのでした。
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山菜の季節 [レストラン&フード]
先週末の食の記録。
実家に帰ると、この時期、親戚や知り合いの方から筍がひんぱんに届けられ、タケノコ飯や昆布との煮物などが食卓に登場するのですが、都会にいると和食のお店などへ食べにいかないとなかなか食せない。残念。
と思っていたら、近所のスーパーで「天然 新潟の山菜」というセットが売られていたのでお買い上げ。
しかし、山菜に天然でないものがあるのだろうか?
あ、あるか。実家の父は畑に囲いを作って籾殻を入れてウドを栽培してる。
本当は天ぷらにして食べたいところだけど、自宅で揚げ物はしない(できない)ので、茹でたり炒めたりして山菜スパゲティにしてみた。
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実家に帰ると、この時期、親戚や知り合いの方から筍がひんぱんに届けられ、タケノコ飯や昆布との煮物などが食卓に登場するのですが、都会にいると和食のお店などへ食べにいかないとなかなか食せない。残念。
と思っていたら、近所のスーパーで「天然 新潟の山菜」というセットが売られていたのでお買い上げ。
しかし、山菜に天然でないものがあるのだろうか?
あ、あるか。実家の父は畑に囲いを作って籾殻を入れてウドを栽培してる。
本当は天ぷらにして食べたいところだけど、自宅で揚げ物はしない(できない)ので、茹でたり炒めたりして山菜スパゲティにしてみた。
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タグ:山菜
バルテュス展 [アート&デザイン]
上野の東京都美術館で始まった「バルテュス展」に早々に行ってきました。
金曜日は20時まで延長開館していて、割と人が少ないのでゆったり見られました。
写真はバルテュスと節子夫人、1996年撮影
右の絵は「猫たちの王」というタイトルの29才の自画像 1935年
ピカソが「20世紀最後の巨匠」と呼んだという画家バルテュス(本名バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ、1908-2001)
美術史家でポーランド人の父と画家の母のもと、パリで生まれた。
20世紀美術のどの流派にも属さず、独自の具象絵画の世界を築き上げた彼の国内最大規模、没後初の大回顧展。
二度の世界大戦を経験し、フランス、ドイツ、イタリア、スイスの各地を転々と移動した。
会場構成は次のとおり。
第1章 初期
十代の頃の絵。
第2章 バルテュスの神秘
生まれたパリには1932年~53年にも暮らした。初の個展を開いた画壇デビューは1934年。
左:「夢見るテレーズ」1938年、ニューヨーク メトロポリタン美術館蔵
右上:「読書するカティア」1968-76年、個人蔵
右下:「美しい日々」1944-46年、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭蔵
目を閉じ、挑発的な姿勢でのけぞる少女。片膝を立て、横目で本を読む少女。右の胸を半分のぞかせ、虚ろな表情で手鏡を見つめる少女。
どれも扇情的なポーズをとり、官能的で妖しい。
(これらスキャンダラスな絵を見ていると、浮世絵の春画を思い出した)
第3章 シャシー 田舎の日々
フランスの田舎町シャシーの古い城館に暮らし、風景がに開眼。1953年~61年の間に滞在。
第4章 ローマとロシニエール
ローマには1961年~77年滞在。アカデミー・ド・フランスの館長としてローマに赴任。62年に初来日し、節子夫人と出会う。
スイスのロシニエールはバルテュスが晩年(1977年~2001年)を過ごした「グラン・シャレ」がある場所。
会場の一角にはグラン・シャレに今も残るアトリエを再現。
素描や愛用品(杖、贈り物としてもらった和服、室内で履いていたスリッパなど)も展示されている。
彼は、絵を描くのには何よりも光が必要だと言っていた。
そして、完成した絵は、光量が絞られた室内空間でどこか一方向から淡い光が差し込んでいるような感じ。夕焼けの光が窓の外から差し込んでくる感じ?
写真撮影で言うと、カメラのレンズに赤かオレンジ色のフィルターをつけて写したような色調。
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金曜日は20時まで延長開館していて、割と人が少ないのでゆったり見られました。
写真はバルテュスと節子夫人、1996年撮影
右の絵は「猫たちの王」というタイトルの29才の自画像 1935年
ピカソが「20世紀最後の巨匠」と呼んだという画家バルテュス(本名バルタザール・クロソフスキー・ド・ローラ、1908-2001)
美術史家でポーランド人の父と画家の母のもと、パリで生まれた。
20世紀美術のどの流派にも属さず、独自の具象絵画の世界を築き上げた彼の国内最大規模、没後初の大回顧展。
二度の世界大戦を経験し、フランス、ドイツ、イタリア、スイスの各地を転々と移動した。
会場構成は次のとおり。
第1章 初期
十代の頃の絵。
第2章 バルテュスの神秘
生まれたパリには1932年~53年にも暮らした。初の個展を開いた画壇デビューは1934年。
左:「夢見るテレーズ」1938年、ニューヨーク メトロポリタン美術館蔵
右上:「読書するカティア」1968-76年、個人蔵
右下:「美しい日々」1944-46年、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭蔵
目を閉じ、挑発的な姿勢でのけぞる少女。片膝を立て、横目で本を読む少女。右の胸を半分のぞかせ、虚ろな表情で手鏡を見つめる少女。
どれも扇情的なポーズをとり、官能的で妖しい。
(これらスキャンダラスな絵を見ていると、浮世絵の春画を思い出した)
第3章 シャシー 田舎の日々
フランスの田舎町シャシーの古い城館に暮らし、風景がに開眼。1953年~61年の間に滞在。
第4章 ローマとロシニエール
ローマには1961年~77年滞在。アカデミー・ド・フランスの館長としてローマに赴任。62年に初来日し、節子夫人と出会う。
スイスのロシニエールはバルテュスが晩年(1977年~2001年)を過ごした「グラン・シャレ」がある場所。
会場の一角にはグラン・シャレに今も残るアトリエを再現。
素描や愛用品(杖、贈り物としてもらった和服、室内で履いていたスリッパなど)も展示されている。
彼は、絵を描くのには何よりも光が必要だと言っていた。
そして、完成した絵は、光量が絞られた室内空間でどこか一方向から淡い光が差し込んでいるような感じ。夕焼けの光が窓の外から差し込んでくる感じ?
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タグ:西洋絵画
イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる [アート&デザイン]
六本木アートナイトが行われた4月19日、入場無料の国立新美術館へ行ってきました。
「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」を見るためです。
神像付きの椅子「カワ・トゥギトゥ」
民族:イアトムル 国名:パプアニューギニア 1988年収集
まずは会場に入った瞬間から度胆を抜かれる。
上↑の写真のような、全長の半分が顔という巨大な神像(高さ約2mの木造の椅子)が三体、正面を向いて来場者を迎えているのです。
まるで、未開の村に迷い込んだ侵入者を威嚇しているかのような威厳。
怖さから逃れるように会場の中に歩を進めると、今度は四方八方から視線を感じる。
360度、壁一面に顔・顔・顔。
世界各地の仮面、お面の視線が展示室の中心に向かっています。
またしても怖~
冒頭からこんな感じで圧倒的な迫力、生命力に威圧されます。
会場構成は次のとおり。
プロローグ 視線のありか (仮面の展示室)
第1章 みえないもののイメージ
1-1 ひとをかたどる、神がみをかたどる (精霊像、神像、人形など)
1-2 時間をかたどる (ストーリー・ボード、砂絵マンダラ など)
第2章 イメージの力学
2-1 光の力、色の力 (頭飾り、お守り など)
2-2 高みとつながる (墓標、トーテム・ポール、葬送用の柱 など)
第3章 イメージとたわむれる
櫂、樹皮画、各地のカラフルな帽子 など
第4章 イメージの翻訳
4-1 ハイブリッドな造形 (イカや飛行機などの形をした棺桶、床屋用看板 など)
4-2 消費されるイメージ (スチール缶などを材料にした玩具 など)
エピローグ 見出されたイメージ
投擲用ナイフ、農具、漁具 など
国立新美術館の広くて天井の高いホワイトキューブを最大限に生かした展示方法。
大阪にある国立民族学博物館は以前から一度行きたかった場所だったのだけど、ロケーションが少し離れているので、行くのが少し面倒。
今回のように膨大なコレクションから選りすぐりの品を見られる機会はありがたい。
なかなか見ごたえのある展示でした。
これは是非見たほうがいいと思う。(子ども連れにもおすすめ)
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神像付きの椅子「カワ・トゥギトゥ」
民族:イアトムル 国名:パプアニューギニア 1988年収集
まずは会場に入った瞬間から度胆を抜かれる。
上↑の写真のような、全長の半分が顔という巨大な神像(高さ約2mの木造の椅子)が三体、正面を向いて来場者を迎えているのです。
まるで、未開の村に迷い込んだ侵入者を威嚇しているかのような威厳。
怖さから逃れるように会場の中に歩を進めると、今度は四方八方から視線を感じる。
360度、壁一面に顔・顔・顔。
世界各地の仮面、お面の視線が展示室の中心に向かっています。
またしても怖~
冒頭からこんな感じで圧倒的な迫力、生命力に威圧されます。
会場構成は次のとおり。
プロローグ 視線のありか (仮面の展示室)
第1章 みえないもののイメージ
1-1 ひとをかたどる、神がみをかたどる (精霊像、神像、人形など)
1-2 時間をかたどる (ストーリー・ボード、砂絵マンダラ など)
第2章 イメージの力学
2-1 光の力、色の力 (頭飾り、お守り など)
2-2 高みとつながる (墓標、トーテム・ポール、葬送用の柱 など)
第3章 イメージとたわむれる
櫂、樹皮画、各地のカラフルな帽子 など
第4章 イメージの翻訳
4-1 ハイブリッドな造形 (イカや飛行機などの形をした棺桶、床屋用看板 など)
4-2 消費されるイメージ (スチール缶などを材料にした玩具 など)
エピローグ 見出されたイメージ
投擲用ナイフ、農具、漁具 など
国立新美術館の広くて天井の高いホワイトキューブを最大限に生かした展示方法。
大阪にある国立民族学博物館は以前から一度行きたかった場所だったのだけど、ロケーションが少し離れているので、行くのが少し面倒。
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タグ:民族学