国宝「紅白梅図屏風」と所蔵名品展 [アート&デザイン]
熱海のMOA美術館で「国宝『紅白梅図屏風』と所蔵名品展」を観てきました。
江戸時代中期の画家、尾形光琳の最晩年期の傑作『紅白梅図屏風』を所蔵するMOA美術館。
毎年2月から3月、梅の咲く時期に合わせて期間限定で公開展示される。
いつかいつかと思いながら、ようやくお目にかかることができました。
右隻には若々しい紅梅。左隻には白梅の老木。そして、中央を上から下に末広がりにダイナミックに流れる水。
「光琳梅」と呼ばれる、花弁を線描きしない梅花。樹幹の「たらしこみ」
丸みを帯びた花も好きだけど、梅の良さはその枝ぶりにあると思う。
幹に苔が生えた老木も風情がある。
同時に展示されていたコレクションのうち代表的なものは、京焼色絵陶器の大成者、野々村仁清の国宝『色絵藤花文茶壺』、国宝の手鑑『翰墨城』(かんぼくじょう)、重要文化財の鍋島焼・色絵桃花文皿など。
手鑑(てかがみ)とは、台紙に一枚から三枚ほどの古筆切(こひつぎれ)が貼り付けられ、その台紙を50枚ほどつなげて帖(じょう)に仕立ててあるもの。筆跡のアルバムです。
他にも、光琳の弟でもある尾形乾山の陶器や中国陶磁器など、名品の数々をゆったりした空間、少ない鑑賞者の中で思う存分鑑賞できました。
各地に多数ある美術館の中には、目玉となる作品を所蔵していることが多くあります。
MOA美術館ではこの光琳の『紅梅梅図屏風』、静岡県立美術館には伊藤若冲の『樹花鳥獣図屏風』
そういう名作コレクションを訪ねる美術館めぐりも楽しい。
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江戸時代中期の画家、尾形光琳の最晩年期の傑作『紅白梅図屏風』を所蔵するMOA美術館。
毎年2月から3月、梅の咲く時期に合わせて期間限定で公開展示される。
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右隻には若々しい紅梅。左隻には白梅の老木。そして、中央を上から下に末広がりにダイナミックに流れる水。
「光琳梅」と呼ばれる、花弁を線描きしない梅花。樹幹の「たらしこみ」
丸みを帯びた花も好きだけど、梅の良さはその枝ぶりにあると思う。
幹に苔が生えた老木も風情がある。
同時に展示されていたコレクションのうち代表的なものは、京焼色絵陶器の大成者、野々村仁清の国宝『色絵藤花文茶壺』、国宝の手鑑『翰墨城』(かんぼくじょう)、重要文化財の鍋島焼・色絵桃花文皿など。
手鑑(てかがみ)とは、台紙に一枚から三枚ほどの古筆切(こひつぎれ)が貼り付けられ、その台紙を50枚ほどつなげて帖(じょう)に仕立ててあるもの。筆跡のアルバムです。
他にも、光琳の弟でもある尾形乾山の陶器や中国陶磁器など、名品の数々をゆったりした空間、少ない鑑賞者の中で思う存分鑑賞できました。
各地に多数ある美術館の中には、目玉となる作品を所蔵していることが多くあります。
MOA美術館ではこの光琳の『紅梅梅図屏風』、静岡県立美術館には伊藤若冲の『樹花鳥獣図屏風』
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