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シルヴィ・ギエム オン・ステージ2013 「カルメン」 [シアター&シネマ]

きのうは仕事帰りに上野の東京文化会館へ急いで足を運び、東京バレエ団50周年プレ企画「シルヴィ・ギエム オン・ステージ2013『カルメン』『エチュード』」の公演を堪能してきました。

20131115 ギエムのカルメン&エチュード.JPG
(大ホール A席 1階R7列10番)

ギエムは大好きなバレエダンサーの一人。
ロンドンでも日本でも彼女の公演を選んで観てきました。
直近で観たのが、五反田ゆうぽうとホールでの『エオンナガタ』 おや、すでに二年前のこと。

ただし、『ボレロ』をはじめとしたコンテンポラリーばかり。彼女が演じる古典バレエは見たことがないので、今回は『カルメン』をどんなふうに踊るのか興味があったのです。

今回のプログラムの主な配役は次のとおり。

「エチュード」
振付:ハラルド・ランダー 音楽:カール・チェルニー、クヌドーゲ・リーサゲル
エトワール:奈良春夏、梅澤紘貴、入戸野伊織
白の舞踊手(ソリスト):沖香菜子、河合眞里

ピアノ練習曲のチェルニーの楽曲に合わせてチュチュを身に着けた女性ダンサーたちがバレエのバーレッスンを始める場面から始まる。男性ダンサーも加わり、フロアレッスンが続く。基本のポーズ、ジュテ、ピルエットなど、バレエ・クラスの情景が次々と展開していく。
シンプルだけど、洗練された雰囲気の作品です。

「カルメン」
振付:マッツ・エック 音楽:ジョルジュ・ビゼー、ロディオン・シチェドリン
カルメン:シルヴィ・ギエム
ホセ:マッシモ・ムッル
エスカミリオ:柄本弾
M:高木綾
オフィサー:木村和夫
ジプシー:岡崎隼也

ダンサーたちが嬌声をあげながらステージに登場し、ホセの処刑シーンで始まる。
真紅で裾の長いドレスをまとったギエムのカルメンは、時に葉巻の煙をくゆらせ、叫び、大胆に脚を開き、振り上げ。その踊りは力強く、鋭く、激しく、セクシー。情熱と奔放さを舞台いっぱいに表現して踊ります。

振付も音楽も衣裳も従来の古典ものとは違う演出。でも、なかなかよかった。
それにしても、一度、ギエムの典型的な古典バレエを見てみたいものです。


ギエムは誕生日が私と二週間しか違わない同い年。日本が誇るバレエダンサー吉田都さんは半年若いだけ。
今でも現役ダンサーとして活躍する二人の踊りを見ながら、五十肩とか腰痛とかないのかしら?と変なことを考えてしまう私です。


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タグ:バレエ

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