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秋の気配 [レストラン&フード]

陽射しはまだ夏の強さだけど、朝夕の空気は涼気を含み、そろそろタオルケットでは肌寒く感じてきた。(ただし、東京の最高気温はまだ30℃超え)

今日のランチは、新さんま焼き定食。
20130828 新さんま焼定食.JPG
ワタが甘くて美味しかった~

そして夜は、自宅近くの行きつけイタリアンのお店で軽く食事。
20130828 穴子とズッキーニのアヒージョ.JPG

前菜は、穴子とズッキーニのアヒージョ。
アヒージョというと小さなココットにオリーブオイルがたっぷり、というイメージがありましたが、これはニンニクを細かく刻んだものが穴子の切り身の上にのっています。添えられたピンクペッパーの粒とイタリアンパセリも一緒に。
今日はパスタではなく、リゾットをいただきました。(写真撮り忘れ)
ハマグリとスイートコーン、枝豆が入って黒胡椒の辛さがアクセント。

デザートは場所を変えて。
いつも店の前を通っては中をのぞき、結局入らずにいた謎めいた喫茶店に勇気を出して入ってみた。
そう、今どき珍しい喫茶店なのです。
マスターが一人、カウンターの奥にいて、薄暗い店内にはジャズの音楽が流れ。
いただいたのはデザートコーヒー。

20130828 デザートコーヒー.JPG

巨大な砂時計みたいな装置で一昼夜かけて水出ししたコーヒーをタピオカみたいなゼリー状の球体にして、コーヒーとキメの細かい泡状のクリーミーなミルクの中に浮かべています。だから、メニューの名前もキャビアなんとか(忘れた、、)。黒い宝石。
シャンパンフルートに注がれ、高級かつ上品な飲み物。値段も高級で1000円なり。


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タグ:白金
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速水御舟 -日本美術院の精鋭たち- [アート&デザイン]

できるだけ新しい作家の展覧会を見に行こうとしている、と言った矢先に、今まで何度も見たことのある画家たちの展覧会を観てきました。

再興院展100年記念「速水御舟 -日本美術院の精鋭たち-」
20130825 速水御舟.JPG

場所は、近代・現代の日本画を中心に、特に日本美術院(院展)の画家たちの作品を数多く所蔵している広尾の山種美術館

岡倉天心の精神を引き継いだ横山大観らを中心に1914年に再興された日本美術院。
その中でも速水御舟(1894-1935年)は第一回目から再興院展に出品し、常に新しい日本画に挑み続けた画家です。
山種美術館は、そんな速水御舟のコレクションが充実。
彼が19歳の作品『錦木』から代表作『翠苔緑芝』(ポスターの上部、部分)、重要文化財に指定されている赤々と立ち上る炎に数羽の蛾が幻想的に舞う『炎舞』、未完に終わった亡くなった年に制作された『盆栽梅』まで、30点あまりが展示されています。

会場構成と主な出品作家、作品は次のとおり。

第1章 再興日本美術院の誕生
横山大観「富士」、下村観山「不動明王」、菱田春草「雨後」など。

第2章 速水御舟と再興院展の精鋭たち
小茂田青樹「青竹」、富取風堂「もみぢづくし」、安田靫彦「平泉の義経」、小倉遊亀「舞う(舞妓)」「舞う(芸者)」など。

第3章 山種美術館と院展の画家たち
片岡球子「鳥文斎栄之」、平山郁夫「阿育王石柱」など。

速水御舟、私が好きな日本の画家ベスト5に入ります。(他は、伊藤若冲、酒井抱一、あとは、、)
品があり、構図に独創性があり、どれだけ見ていても飽きません。
いいもの、好きなものは何度見てもいいものです。

【おまけ】
山種美術館に行く際のもう一つの楽しみ。それはロビーにあるCafe椿
美術鑑賞のあと、作品の余韻に浸りながら甘味をいただくこともありますが、今回は開催中の展覧会にちなんだ青山の老舗菓匠・菊家の特製和菓子をお持ち帰り。
20130825 御舟テーマ和菓子.JPG

買ったのは、富取風堂の「もみぢづくし」にちなんだ銘「はつもみじ」(葛と錦玉羹)、速水御舟の「翠苔緑芝」の金地と緑芝の上に白兎と紫陽花を添えた銘「緑陰」(こしあん)、さらに「白芙蓉」にちなんだ「しら露」(柚子あん)。銘「しら露」は、夏目漱石の句「白露や芙蓉したたる音すなり」から。
あぁ、俳句や短歌についての造詣も深めたい。


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