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バレエの神髄 [シアター&シネマ]

二週続けてバレエを堪能してきました。
今度は後楽園の文京シビックホール「バレエの神髄」という公演。

20130713 バレエの神髄.JPG
7月13日(土)14時開演 S席 1階14列39番

第1部 
・「パキータ」より 振付:M.プティパ 
 カテリーナ・クーハリ、オレクサンドル・ストヤノフ、キエフ・バレエ
・「帰還」(新作初演) 振付:V.ロマノフスキー
 ファルフ・ルジマトフ
・「ドン・キホーテ」よりパ・ド・ドゥ 振付:M.プティパ
 エレーナ・エフセーエワ、セルギイ・シドルスキー
・「瀕死の白鳥」 振付:M.フォーキン
 エレーナ・フィリピエワ
・「海賊」よりパ・ド・ドゥ 振付:M.プティパ、V.チャブキアーニ
 エリザヴェータ・チェプラソワ、岩田守弘

第2部
・「ロミオとジュリエット」よりバルコニーの場面 振付:A.シェケロ
 カテリーナ・クーハリ、オレクサンドル・ストヤノフ
・「白鳥の湖」よりロシアの踊り 振付:M.プティパ、L.イワノフ 改訂演出:V.ワシリエフ
 エレーナ・エフセーエワ
・「ナヤン・ナヴァー」(新作世界初演) 振付:P.バザロン
 岩田守弘
・「ラ・シルフィード」よりパ・ド・ドゥ 振付:A.ブルノンヴィル
 吉田都、セルギイ・シドルスキー
・「ボレロ」 振付:N.アンドロソフ
 ファルフ・ルジマトフ、キエフ・バレエ

第3部
・「シェヘラザード」(全1幕) 振付:M.フォーキン
 ファルフ・ルジマトフ、エレーナ・フィリピエワ、キエフ・バレエ

第1部、第2部はいろんな演目が踊られるガラ・コンサート。
実は吉田都さんが目当てで今回の公演に来たのでしたが、ロシア・バレエの出演者の中で一人、独特の気品ある英国ロイヤル・バレエの香りをふりまいていました。相変わらずの軽やかさで演じられる妖精役。次はどんな役が見られるかな。

もう一人の日本人ダンサー、岩田守弘さん。(ボリショイ・バレエでソリストとして活躍後、現在はロシア国立ブリャート・バレエ芸術監督)
以前にも彼の踊りも見たことがありますが、身長が低く体格が劣るので、女性ダンサーとのパ・ド・ドゥよりも独特の世界観を展開するソロのほうが向いているような気がします。今回の新作は、阿修羅像を想起させるような東洋の空気感を醸し出していました。

そして、本公演の目玉ダンサー、ファルフ・ルジマトフ。御年50歳!
新作「帰還」のソロもよかったけど、ベジャール以外の振付による「ボレロ」は初めて見たので新鮮な印象。
しかし、あのナルシストぶり、おっさん特有のエロさ、特に当たり役と言われているシェヘラザードの金の奴隷役での官能ぶりは誰にも真似ができないと思う。
休日とあって小さいお子ちゃまも見に来ていたけど、少々刺激が強すぎるのでは(というか、超越しすぎて理解不能かも?)と私のほうがドキドキしてしまいました。
鍛え抜かれた肉体は年の割には引き締まっているものの、肌のたるみは年齢を隠せませんね。

20130713 文京シビックホール.JPG
文京シビックホールのロビー


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タグ:バレエ

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